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日本食

ソイレンキーのMANN LAKEのブレックファーストはパタヤベストか?

投稿日:2024年7月9日 更新日:

パタヤのソイレンキーに新しくオープンしたステーキハウスが、MANN LAKE。
そのまま発音すればマンレークだ。
どうやら日本人経営のようで、看板には沖縄酒場とも書いてある。
ここは以前に少しだけ紹介した。今回は実際に入って、ブレックファーストを食べてみる。パタヤ最安値レベルだが、さていかに。
パタヤには日本人の知り合いは一人もいないし、パタヤの日本人経営店舗とも一切かかわりがない。忖度なしにレポート。

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MANN LAKE

1階がレストラン、2階にはカラオケルームもあるもよう。

店頭ののぼりでは、ブレックファーストを売りにしている。

BEST BREAKFAST
うん。たしかに安い。
パタヤでベストなブレックファーストなのか。

店内は日本の居酒屋というか食堂みたいな作り。木製の机と椅子が揃う。

入店したのは午前11時過ぎ。
この時間帯はブレックファーストのみと言われる。
客は日本人らしき姿が数組。あと単身のファランもいた。

とりあえずメニューを見てみる。

めんそーれマンレーク
漫湖沖縄居酒屋

やっぱりそうだったのね。漫湖を英語にするとMANN LAKEだしね。
下品に解釈できるけれど、本当に沖縄なのだからしょうがない。
タイ人やファランに、店名のダブルミーニング的な意味合いを説明しようとは思わないが。

ステーキハウスの看板を掲げているので、当然ステーキあり。

オーストラリア産のテンダーロインが690バーツより。
アルゼンチン産が690バーツより、日本の和牛ステーキは1190バーツより。
ステーキはいい価格がする。

居酒屋らしく、焼き鳥なんかもある。35バーツより。

もちろん、タイ料理と沖縄料理も。

沖縄そばが230バーツ、タコライスが180バーツ。

ドリンクは飲み放題もやっていて、2時間で399バーツ。
芋焼酎もあるみたい。
水曜日は199バーツと書いてある。

ブレックファースト

ブレックファーストの提供時間は不明。午前の訪問ではブレックファーストのみ提供と言われた。

Aセットが79バーツ。通常価格129バーツより大幅割引中。
Bセットが129バーツ。
Cセットが159バーツ。

牛タンシチューが50バーツで追加オーダーできるとのこと。
ハウスワインが75バーツ、センソムソーダが39バーツ、ドラフトビールが39バーツ。
いろいろ安いなあ。

今回は友人と一緒に入店。
オーダーは揃ってAセットにした。

コーヒーは、イタリア製の珈琲マシーンから抽出とのことだ。
単品オーダーだと、エスプレッソが65バーツ、アメリカーノが65バーツ、カプチーノが75バーツなど。
アイスコーヒーは特別価格で60バーツ、アイスカフェラテは80バーツ。
コーヒー単品だと、けっこう言い値がする。
エアコンがばりばり効いたオシャレなカフェ並の価格だ。

まず、セットに含まれるホットコーヒーから。

うーん。イタリア製珈琲マシーンってこんなものか。薄い。コクがない。苦みもない。
いや決してまずいコーヒーではないにしても、ちょっと首を傾げるな、これは。

友人はアイスコーヒーにしていた。アイスコーヒーでも追加料金不要だ。この点は高評価。(カフェのブレックファーストでは、アイスコーヒーに変更すると追加で10バーツかかることが多い)

いかにも日本の喫茶店で出される冷コーみたいなやつ。
ホットに輪をかけて味が薄いそうで、飲みきれずに残していた。
友人は今回のパタヤ滞在10日間で毎日カフェ通いしていたが、残したのはここだけ。それほど駄目だった。

はっきりいって、コーヒーは大外れですな。
珈琲マシーンのせいではないと思う。豆と淹れ方の問題かと。

でもまあ、ブレックファーストで付いてくるコーヒーにはそもそも期待していない。
大事なのはブレックファースト本体のほうだ。

なかなか運ばれて来ない。25分くらいかかってようやく到着。
他の客もいたし、料理は手が混んでいるようで、厨房はさぞ大変なのだろう。
パタヤで数え切れないほどブレックファーストをオーダーしてきたが、これほど出てくるのが遅かったことはない。

が、出てきた品を見て、これは時間がかかってもしょうがないと納得。

スパゲッティが中央にどんと盛られている。熱々なので作りたて。
焼きトマトの上にはチーズが乗せてある。
ソーセージにベーコン。それに目玉焼きだ。
サラダにはブロッコリーまで入っている。珍しい。
写真ではわかりづらいけれど、トーストは4枚切りくらいの分厚いタイプ。たぶん普通のレストランで出される薄切りトーストの2枚分のボリュームがある。
別皿では、大盛りのマッシュポテトだ。

これはえぐい。すごい量だ。
内容も、パタヤの一般的なイングリッシュブレックファーストやアメリカンブレックファーストとは一線を画すもの。
食べたことがないからわからないけれど、日本のファミレスに近いのかな。

スパゲッティはナポリタン。純喫茶風。ちょっと味が薄いような気もするが、普通に食べられる。
マッシュポテトも味が薄い。自分で塩を追加するといいかも。
ソーセージは小さくて安いやつ。イングリッシュブレックファーストのソーセージとは全然別物。
トースト用のバターは、ほんの一欠片しか付属せず。全然足りない。ジャムの味で食べる。でもトーストは分厚すぎて完食できなかった。
全体的に量が多くて、完食は無理。特にマッシュポテトはきつい。

大食漢の人でもこのブレックファーストならば満腹になれそうだ。

食後はテーブルで喫煙可能だ。

地図

立地はいい。ソイレンキーに入って左手すぐのところ。LKメトロから徒歩2分くらい。

隣はレンタルバイク屋がある。
この界隈はブレックファーストを提供する店が多い。特にファラン向けのレストランや店が多いソイだ。
パタヤ好きならば欠かせないのがソイレンキー。

まとめ

日本のファミレス風のブレックファーストを腹いっぱい食べたい人にはいいかも。
この量で79バーツはたしかに安い。
パタヤ最安値に認定してもいいだろう。それくらいの量と価格の安さだ。そういった点ではパタヤベストと言えなくもない。
内容も一風変わっている。
こんなブレックファーストはパタヤでは見たことがない。
MANN LAKEでブレックファーストを食べていたファランの感想が聞きたくなった。

ただ、個人的にはリピートはしない。この内容は正直しんどい。
あと、コーヒーがあまりにもおいしくないし、いくら手が込んでいるからといってブレックファーストが出てくるまで30分近くかかるのはいただけない。接客スタッフの対応や愛想はすごくよかった。厨房が回しきれてない印象だ。

ファランの街であるパタヤでは、イングリッシュブレックファーストを目指すのがいいような気がする。
でもこんな街でも日本式の独自のブレックファーストで勝負するMANN LAKEの心意気は買いたい。
大したものだと素直に思う。
が、一人の利用者としては、もうブレックファーストのリピートしない。それはもう合う合わないなのでしょうがないです。
日本カラーを打ち出すならば、いっそのこと、ご飯と海苔と生卵と塩サバと卵焼きといった日本旅館で出てくるような日本朝食を出してほしいと思う。ファラン受けはまったくしないかもしれないが、それくらい振り切ってほしい。

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