フィリピンからパタヤ帰還直後に体調不良となった。
ずっと寝込む日々だが、徐々に体調が良くなっていく。
ATK検査では陰性だが、5日間は自主隔離した。
体が弱っているときは、ふと日本食が食べたくなる。
パタヤでの日本食といえば、ジャンボ寿司と、そして最近出来たばかりのおざわラーメンだ。
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おざわラーメン
まずラーメンが食べたくなり、おざわラーメンへ。
今年3月にパタヤビーチにオープンした。
関連記事:パタヤビーチロードど真ん中におざわラーメンがオープン、安くてうまい日本ラーメン
このときは唐揚げセットを食べて、味噌ラーメンも唐揚げもおいしかった。
オープン当初はすぐ隣で工事をしていたが、その後は店舗拡大とたこ焼きや鯛焼きの販売なども始めた。
関連記事:パタヤビーチの忠犬ハチ公とたこ焼き
ラーメンを食べに訪れるのは3月以来となる。
午後3時という中途半端な時間帯のせいか、店内はがらがら。
ファラン客が2人だけだが、すぐにいなくなった。
メニューはちょっと増えたような気がする。
ラーメン屋側でもたこ焼きのオーダーは可能。
セットメニューは値上げとなったもよう。
餃子セットは145バーツが155バーツになっている。
今回はその餃子セットで。
ドリンクは水。
水が運ばれてから4分後にラーメン到着。
餃子セットのラーメンは醤油ラーメンと決まっている。
大きくて薄いチャーシューが1枚。なるとにネギにわかめ。
スープはやや薄めで、インパクトなし。
麺は太めで、茹で加減が甘くて、ちょっと硬い。
薄い醤油スープと、太くて硬い麺の相性がよろしくない。
まあ、ローカル向けのなんちゃって日本式ラーメン屋よりはいいけれど、正直、おいしいとは感じなかった。前回食べた味噌ラーメンは、この麺でも良かったのだが。
次に餃子を待つ。
が、なかなかやってこない。
5分経ってもこない。
ラーメンを食べ終わってしまいそうだ。
どうせならラーメンと餃子は交互に味わいたい。そのためのセットメニューだ。
でも待てど暮せど餃子はこない。
途中でラーメンを食べる箸を置く。
麺がのびるぞ。
忘れられたのかと思ったその時ようやく餃子が焼き上がったようだ。
ラーメン到着から11分後にようやく餃子が到着。
遅い、遅すぎる。
普段は飲食店で文句を言うことはしないが、思わず「チャーマーク(すごい遅い)」と口に出してしまった。
他に客がいないのに餃子焼くだけで15分もかかったことになる。
時間がかかるのはしょうがないにしても、なるべくラーメンと餃子は時間差なしで提供してほしい。多少ずれるのはしょうがないにしても、せめて数分以内だよなあ。
前回の唐揚げセットのときは、先にラーメンが出てから2,3分で唐揚げも運ばれてきた。これくらいは許容範囲なのであえて言及しなかったが、今回はアウト。
ちなみに餃子はしっかり焼かれていて、あんもぎっしり入っている。
タレもちゃんとしていて、日本式焼餃子としては充分なレベルだとは思う。
醤油ラーメンもいまいちだったし、セット価格も値上げ。しかも餃子に15分もかかる。
餃子自体はおいしかったけれど、これではリピートは無理。
餃子セットが155バーツ、水15バーツ、計170バーツにVAT7%が加算され、支払額182バーツ。
うーん、これなら8番ラーメンの餃子セットのほうがいい。
おざわラーメンの唐揚げセットのラーメンと唐揚げはすごくおいしかったのだが、餃子セットはただただ残念の一言。
というわけで、おざわラーメン再訪はちょっと残念な結果に終わった。
まあ、病み上がりだけど、がっつり食べられたのは良かったかなと。
ジャンボ寿司のカツ丼
続いては、サードロードにある日本食の名店というべきジャンボ寿司へ。
最初に訪れたのが、2017年7月頃だったように思う。
関連記事:パタヤのローカル日本食屋 JUMBO SUSHI(ジャンボ寿司)。カツ丼が好き。
カツ丼や定食が80バーツという低価格、味も日本というびっくりもの。
何度も通った。
次第に店舗が拡大されていくのもおもしろかった。
2019年9月頃に値上げされた。
関連記事:ジャンボ寿司が値上げ。100バーツでも大満足のカツ丼。
カツ丼が100バーツとなった。
パンデミック中は、店を休んでいることも多く、営業していてもテイクアウトのみとしていた。
そのうち店内飲食も再開となった。
今回はひさびさに店内飲食での訪問となる。
すぐ近くにあるALAN BURGERは足繁く通っており、ジャンボ寿司のメニューが数ヶ月前に値上げとなったことは見知っていた。
サーモン刺身が200バーツ、ちらし寿司が180バーツ、サーモン丼が200バーツ。
店内では創業当初から見かけるメニュー表の価格が修正されている。
とんかつ定食100バーツ、サバ塩焼き定食100バーツ、カツ丼120バーツ、親子丼100バーツ。
カツ丼はついに120バーツとなった。
他にも寿司なども値上がりしたもよう。一部メニューだけ据え置きらしい。
120バーツでもいい。今はカツ丼をがっつきたい。
他に客がいないこともあり、10分足らずで熱々のカツ丼が運ばれてきた。
見よ、この艶感を。
完璧すぎるほどのカツ丼である。
なんだか感動してしまった。
こんなカツ丼がパタヤで食べられる幸せよ。
味は変わらず。肉の分厚さも変わらず。
体力を回復させたいタイミングでこのカツ丼は最上の活力源となる。
がつがつと食べきった。
物価上昇が続くタイだ。
普段からスーパーや市場でで買い物していれば痛感するが、豚肉の価格は本当に値上がりしている。他の食材もしかりだ。
この物価高にあってはカツ丼が120バーツに値上がりするのも無理はないと思う。
でもこうも思う。
オープン当初からしばらくはカツ丼が80バーツだった。
その後、100バーツに値上がりし、現在は120バーツへ。
当初と比較すると1.5倍の値上がりだ。
5年前は1バーツが3円だとして、80バーツが240円。
今は1バーツが4円近いので、120バーツが480円。
値上げと円安によって、実質、カツ丼の価格は2倍となった。
うーん、なんとも考えさせられる。
でも、ジャンボ寿司のカツ丼はまったく品質が落ちていない。
これは単純にすごいと思う。
この値上げは許容したい。
これからもジャンボ寿司のカツ丼は愛用し続けよう。
体が弱った時はカツ丼で決まりだ。
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