昨日9月4日、昼間のパタヤは天気が良かった。
夕方から怪しい雲行きとなってきた。
そして夜8時過ぎからだろうか、遠くで雷の音が聞こえ、土砂降りの雨が降ってきた。
かなりの雨足だ。
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ちょうど部屋でF1オランダグランプリをテレビで見ていた。
レースが終了した10時前くらいまで雨は降り続いていた。
2時間も土砂降りが続けばパタヤの街はどうなるのか。
そう、洪水である。
パタヤ名物のナムトゥアムだ。
コンドミニアムの廊下から外を見下ろしてみると、道路はすっかり冠水していた。
場所によっては膝上まで水位がある。
食事の買い物に行きたかったが、これでは無理。
あえなくインスタントラーメンの食事となってしまった。
昔だったら無理してでも外出していたが、パタヤ在住歴が長くなると、あえて外に出る元気はない。
パタヤ地元メディアが各地の洪水の様子を伝えている。
ウォーキングストリートは川になった。
ビーチロードも川になり、パタヤビーチの砂浜は侵食で削られた。
定番の冠水スポットであるサードロードは水没。
ソイダイアナも水没。
スクンビット通りも水没。
パタヤタイも水没。
パタヤ各地で大きな排水管設置するなど治水工事が進んでいるものの、全然追いついていない。
とりあえず、パタヤビーチの侵食については、朝一でパタヤ市長が修復を命じて、すぐさま復旧工事が実施された。
昼過ぎにパタヤビーチへ行ってみたが、特に混乱なく、通常通りとなっている。
ビーチロードにはゴミが散乱していたはずだが、これまた普通の状態に戻っている。
パタヤ住民にとっては、ナムトゥアムは日常の光景で、もうすっかり慣れっこだ。
雨がやみ、水が引くのを待つ。それから散乱したゴミを片付ける。
何度となく繰り返してきたルーティンだ。
外国人在住者は雨が降ったら外出しない。
特に雨季が終わりに近い9月は洪水のおそれがあるので、余計に外出をためらう。
自分自身で体験したもっともひどい洪水は2015年9月だった。
関連記事:【速報】パタヤ洪水。ソイブッカオ水没。
このときは、場所によっては腰上まで水位があったほど。
以降何度となく洪水を味わうと、もう本当にどうでもよくなってくる。
9月は危ない。外出しなくなる。
でも、短期旅行者はそうもいかない。
時間は限られている。
遊びに行きたい。
でも外は洪水。
しかも夜8時から10時という夜遊びには絶好の時間帯だ。
まあ、洪水も一つのアトラクションとして楽しむしかないが、それにしてもしんどい。
セカンドロードでは今日も排水管敷設工事をすすめている。
ソイ15のパタヤアベニュー裏は通行止めのままだ。
サードロードでも工事。
あちこちで工事だ。
それでもパタヤの洪水はなくならない。
なお、今週はタイ全土で大雨が続くと予想されている。
パタヤだけでなくタイ各地で洪水が起こるかもしれない。
タイ旅行中の方は用心のほどを。
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