パタヤ粉ものシリーズ。
いつもはたこ焼きばかりだが、今回はお好み焼きである。
パタヤでお好み焼きはなかなか貴重だ。
過去の食レポにおいてまともにお好み焼きを取り上げたのは1,2回。それもマックスバリュの惣菜お好み焼きだった。
それほどまでにパタヤでお好み焼きは見当たらない。
先日、センタン内を歩いていると、いきなりお好み焼きを見つけた。
OKONOMIYAKIと書いてあるではないか。
店はMIYAZAKAI。
これは気になる。
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鉄板焼宮崎 MIYAZAKI
タイではわりとポピュラーな鉄板焼チェーン店だと思う。
パタヤには、センタンとターミナル21とセントラルマリーンにある。
日本の鉄板焼店と同じく、カウンター席の目の前で焼いてくれる。
なるほど。
鉄板焼屋ならお好み焼きがあっても不思議ではない。
しかも89バーツ。
ローカルタイ料理に比べると割高だが、日本食レストランとしては安い。
どうせなら目の前の鉄板で焼いてほしいところだったが、あいにくと食事は終えたばかり。
翌日、フードデリバリーアプリを検索。
すると、Grab Foodで宮崎を扱っていた。Miyazaki Japanese Teppan....
タイ語表記だが、お好み焼きもあり。店頭価格と同じ。
イカ玉99バーツ、エビ玉89バーツ、豚玉89バーツ。
粉ものへの渇望が抑えきれず、勢いで豚玉をオーダー。
配達料10バーツで合計99バーツ。
注文から20分ほどで届けられた。
お好み焼き
梱包が心配だったがジャストサイズの容器にぴったりとお好み焼きが収まっている。
うん、ちょうどええ。
形はまったく崩れていない。ライダーさん、いい仕事。
蓋を開けると、ソースまじりのお好み焼き特有の香りが漂ってくる。
関西人にとっては故郷を思い出せるには充分な芳香である。
ソース、マヨネーズ、かつおぶし、刻みネギ。
青のりはかかっていないが、マイペンライ。
食べやすいようにお好み焼きは四等分されていた。
少しだけ冷めているが、まだ温かいまま。
生地はやや薄めだろうか。少し固さがある。山芋を生地に混ぜていないのか、ふんわり感が足りない。
それでも、いたって普通のお好み焼きだ。
ちゃんと生地表面と豚バラ肉をかりかりに焼いてある。かといって焼きすぎてもいない。
ソースもマヨネーズも日本の味。
たっぷりのかつおぶしが嬉しい。
味が足らないなら、日本から持ち込んだカゴメソースとかつおぶしを足してやろうかと考えていたが、そのままでも充分。
パタヤでこれだけまともなお好み焼きが食べられるとは思ってもいなかった。
量はちょっと少なめ。
一気に完食した。
まあ、日本の有名お好み焼き屋に比べれば、そりゃあ数段落ちるってもの。
日本のお好み焼き屋では、もっとふわふわの食感が味わえるし、味も上。。
でも、単純に比べられるものではない。
ここはタイ、パタヤだ。
89バーツでこれだけのお好み焼きにあるつけるだけで感謝しないといけないレベル。
デリバリーでなく、店内で食べればよかった。
ちゃんと鉄板で焼くのなら、熱々のまま食べることができる。
粉ものが恋しくなったら、MIYAZAKAIに行こう。
鉄板焼定食もいろいろあるようだけど、やっぱり粉ものがいい。
粉ものマンセー。
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