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日本食

パタヤタイの餃子専門屋台 Backyard Gyoza

投稿日:

パタヤのレストランは店内飲食禁止措置が取られている。テイクアウトやデリバリーのみで営業可能。
そんな事情があり、最近はデリバリー系の店をネットでひたすら調べるようになっている。
そこで見つけたのが餃子専門屋台。
基本はテイクアウトとデリバリー。
宣材写真を見ると、すごくうまそう。本格的な焼き餃子だ。

Backyard Gyoza Pattaya

地図で調べると、パタヤタイの巨大セブンイレブンの裏手にあるようだ。
テイクアウト可能のようなので、現地へ行ってみた。

船を模した巨大セブンイレブンの脇道を入っていく。隣はフットサルコート。
その狭い路地の奥に、ぽつりと餃子専門屋台がある。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (2)

パタヤタイ通り沿いに看板が出ているわけでもない。
こんなの気づくわけないよ。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (1)

店先にようやく看板あり。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (8)

Made in Minburiと書いてある。どうやらミンブリーが発祥のチェーン店のようだ。調べてみるとバンコクなど店舗あり。パタヤ店は昨年オープンしていた。

最初に中国語のメニューを渡された。いや、だいたい読めるけど。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (3)

タイ語メニュー
Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (4)

英語もあり。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (6)

オリジナル餃子
サイズL30個入り、牛が299バーツ、豚が259バーツ
サイズM15個入り、牛が159バーツ、豚が139バーツ。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (7)

スパイシー麻辣餃子
Lの牛が319バーツ、豚が279バーツ
Mの牛が169バーツ、豚が149バーツ

揚げ餃子
サイズS8個入り、牛が99バーツ、豚が89バーツ。

他にも、テリヤキ餃子やほうれん草チーズ餃子などもある。
オリジナルと麻辣とテリヤキの3種盛り餃子セットも販売中。

オリジナル餃子

オリジナル餃子のMサイズをオーダー。15個入りで139バーツ。460円くらい。高くはないと思う。

生の状態の餃子。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (5)

見た目はもう日本の餃子そのもの。
厨房では、野菜をミキサーにかけてその場で餡を作っていた。作り方も日本と同じっぽい。

実際に焼くのは、表に置かれたガス台で。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (19)

まず丸いフライパンに餃子を円形に綺麗に並べる。
水をたっぷりさしてから焼いていく。かなりの量の水だ。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (20)

しばらくすると水が蒸発して、餃子に火が通る。
あとは焼色をつけて完成。

くるっとフライパンをひっくり返して、専用の持ち帰り容器に入れて完成。

お持ち帰り容器
Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (10)

店の公式写真はこんな感じ。

部屋に持ち帰ると少々形が崩れていたが、まあしょうがない。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (11)

撮影用にちょっと手直し。意味ないな。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (12)

冷めきらないうちにさっさと食べよう。

餡はしっかり詰まっている。味もいい。溢れ出る肉汁とまではいかないが、ちゃんとした餡で、日本で食べる餃子とほぼ違和感なし。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (13)

皮は薄めだが、もちもち感あり。
できれば、もうちょっと焼き目をしっかりつけて、パリパリ感がほしいところ。これは好みの問題だろうけど、羽根つきのほうがうれしい。

タレはオーソドックスな醤油と酢の調合タイプであろう。
素直な味。
ただ、ちょっと刺激が足らない。ラー油があればいいのだが、残念ながら付いていなかった。
ためしに自宅にあるポン酢と七味を出してきて、調合してみた。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (14)

もともとのタレとポン酢と七味を足すと、餃子の味がさらに引き立つようになった。
これはうまい。
止まらない味だ。
ちなみに餃子のタレに唐辛子を足す戦法はタイ人の得意技。8番ラーメンの餃子のタレに大量の唐辛子を入れるタイ人を見て唖然としたものだが、今となってはタイ人と同じことをしている自分を発見して、なんだか感慨深い。

ばくばく食べられる餃子だ。
15個入りだが一気に完食できるほど。
が、そこは我慢。いくつか食べ残しておき、のちほど温め直すことに。

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自分で焼き直し

せっかくだし、フライパンでもう一度焼き直す。
ついでに、羽根つきにしてみたい。
片栗粉がなく、しかたなくタピオカ粉で代用。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (15)

タピオカ粉を水で溶かしてから、フライパンに投入。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (16)

低音でじっくり焼いて、焼色をつける。
水の配分を間違えたのかタピオカ粉の性質なのか、粘度が高くて、パリパリの羽根は作れなかった。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (17)

でも、焼色はしっかりついた。皮がカリカリに焼き上がる。

ポン酢と七味を合わせたタレにつけて食べると、カリカリ感もあいまって、さらに旨さ上昇。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (18)

これまでタイで食べてきた中で最もおいしい餃子となった。

餃子自体は文句なし。
あとは自分好みの焼き加減の問題だと思うので、なんなら生の状態で買ってきて、自分で焼いてしまうのもいいかもしれない。

でも店の焼き方も別に悪くない。
当たり前のようにおいしい餃子だ。
日本で売られていても何の不思議もないレベル。
中華系餃子ではなく、日本式餃子だ。
これはいい店を見つけた。

地図

目印は巨大セブンイレブン。

パタヤタイのセブンイレブン

関連記事:パタヤ最大のセブンイレブン

セブンイレブンのスクンビット側の脇道を入っていく。脇道入り口にはフィットネスジム、その奥がフットサル場。
セブンイレブンを見落とすことはないんで、脇道さえ頭に入れておけば、餃子屋台へたどりつける。

営業時間は、通常時は午後1時から午後10時までとのこと。現在は非常時のため、正午から午後9時までの営業時間となっているようだ。

Facebook

店にはカウンターと小さなテーブルがあって、いちおう店内で食べられるようにはなっている。
現在はむろんテイクアウトとデリバリーのみ。

GrabとLINE MANでオーダー可能。
デリバリー業者経由だと少し価格はアップするが、家で待っているだけでいいのはやっぱり楽。
面倒をいとわずに直接買いに行くと少し安上がりだ。

それにしても、こんなわかりづらい場所で餃子専門店をやっていけるのか、他人事ながら心配になってくる。

Backyard Gyoza Pattaya 餃子屋台 (9)

フットサルをする人がおやつがわりに買うのだろうけど、あとは評判が口コミで広がりデリバリーが増えていけばいいと思う

あと、日本人滞在者が多いコンド、The Grassがすぐ近くにある。

The grass pattaya (1)

関連記事:ザ グラス サービスド スイーツ バイ アット マインド宿泊レポート。日本語テレビ放送、ウォシュレット付きコンドミニアム。

グラスコンドはアットマインド系列のデイリーユースホテルとしても泊まれるため、日本からの短期旅行者がまたパタヤに来られる時が来たなら、The Grassとバックヤード餃子を思い出してほしい。

まとめ

現状ではこれまで食べたパタヤの餃子で一番おいしいと思う。
タイ・パタヤでは意外と焼き餃子は少ない。
8番ラーメンの餃子が貴重といえるのだが、それよりもバックヤード餃子のほうがレベルは高い。
リピート確定。
人数が集まれば、餃子3種盛りもためしてみたい。
今は無理だけど、そのうちバービアが復活したら、餃子をデリバリーしてビールで宴会なんてのも楽しそう。

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