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バンコク近況 2024年6月~カオサン・ホアヒン・パタヤ旅行

スクンビットからカオサン通りへ、BTSとツーリストボート乗り継ぎで行く

投稿日:2024年6月19日 更新日:

ひさしぶりにカオサン通りに行くことにした。
はじめてカオサンを訪れたのは1997年のこと。それからは何度も根城にしていた。
90年代後半から2000年初頭にかけてのバックパッカー時代は、ドンムアン空港からエアポートバスでカオサン通りへ直行していたものだ。
ガチのバックパッカーをやっている頃は、バンコクのスクンビット通りにはそもそも滞在することはなかった。目も向けなかった。あんな大都会はバックパッカーが過ごす場所ではないと思っていた。
今回はスクンビット通りからカオサン通りを目指す。BTSとボートを乗り継ぐルートを取る。
船でカオサン通りを目指すのは昔からの定番ではあるが、実際に船を使ってカオサンへ行くのは今回が初となる。
カオサン歴27年のボート初心者による旅である。

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カオサンへの行き方

ざっくりとカオサン通りへの行き方を見てみよう。

スワンナプーム空港およびドンムアン空港からはエアポートバスが出ている。
スワンナプームからは、S1バスとLIMOバスの2種類。

ドンムアンからは、A4エアポートバスだ。
ドンムアンからのエアポートバスが健在なのは嬉しいところ。

バンコク市内からカオサン通りへ行くには、いくつもルートがある。
1990年代から変ったことといえば、バンコク市内にはBTSと地下鉄ができたこと。
今ではBTSも地下鉄も拡張を続けており、カオサン通り近くまで地下鉄で行けるようになった。
カオサン最寄りの地下鉄駅は、Sam Yot(サムヨット)だ、最寄りといっても、カオサンまでは徒歩30分ほどかかる。
それでも便利になったものだ。
昔は国鉄ファランポーン駅から歩くか、チャオプラヤー川のボートを使うか、ローカルバスを使うしかなかった。陸の孤島と言われたカオサンは昔の話。

今でもローカルバスは健在で、庶民の足であり続けている。
昔気質のバックパッカースタイルを踏襲したいならば、59番の赤バスに乗ってみよう。エアコン無しバスが一番安く行ける方法だ。民主記念塔が目印である。

今回は、スクンビット通りのオンヌットからBTSとボートを乗り継いで、カオサン通りを目指すルートを取る。
ナナやアソークから行く場合でも同じことだ。
はじめてのルートでのカオサン行きで、ちょっと楽しみ。

スクンビット通りからカオサンへ

BTSオンヌット駅⇒サパーンタクシン駅⇒サトーン船着き場⇒カオサン通り

というルートとなる。
オンヌットをナナ駅やプロンポン駅に変えてもルートは変わらない。

BTSでサパーンタクシン駅へ

11時51分、BTSオンヌット駅に到着。
目指すのはサパーンタクシン駅だ。
ラビットカードで乗車したため、運賃は不明。たぶん45バーツくらい。
まずは、スクンビット線でサイアム駅へ行き、そこでシーロム線のBang Wa方面行きに乗り換える。

サパーンタクシン駅までは数駅ほど。
サパーンタクシン駅のPier(船着き場)は2番出口との表示。

12時30分、サパーンタクシン駅を出る。

2番出口近くのエスカレーターを降りて、そのまま進む。

標識は3つに分かれているが、目指すボート乗り場は左手だ。

サトーン埠頭でツーリストボート乗船

12時33分、綺麗に整備された船着き場に到着。

入って右手にチケット売り場あり。

ここはツーリスト向けのボートのチケットを販売している。
ブルーフラッグとオレンジフラッグだ。

カオサン通り最寄りの船着き場は、N13のPrha Arthit(プラアーティット)。
ブルーフラッグでの終点となる。
運賃は30バーツ。シングルジャーニーチケットだ。
ブルーフラッグは停車する船着き場が少ないため、所要時間短めとなる。
1日乗り放題券も売っていて、150バーツ。
中国人観光客は乗り放題チケットを事前に購入している人が多いようだ。

チケットにはブルーのラインが入っている。つまりブルーフラッグということ。降りるべき船着き場の番号が手書きされている。
外国人旅行者でもわかりやすい。

チケットを購入すると、待合所に誘導される。
オレンジフラッグとブルーフラッグに色分けされている。

次のブルーフラッグの出発予定は13時と言われた。
おおよそ30分に1本程度は運行されているもよう。

12時57分頃、船が到着したとアナウンスがあり、ブルーフラッグの列に並ぶ。

すぐさま乗船に。

船は2階建てで、どこに座ってもいい。

屋根の上の席は見晴らしはいいけれど、屋根がなく暑い。

1階の席に座る。

広々としていて席数多め。座れないことはまずなさそう。
景観を楽しむならば川沿いの席に陣取ろう。

さらに楽しむならばルーフトップ席だ。暑いので今回はスルーする。

13時ちょうどに船は出発。手際がいい。

出航してすぐに係員がチケットの確認に来る。

チャオプラヤー川を悠然と進む船。対岸の景観を楽しむ。

最初の船着き場は、ICON SIAM(アイコンサイアム)だ。

船旅は気持ちがいい。

ローカルボートは、船が狭い上に座席も窮屈。川の水が飛び跳ねてくることもしばしばだが、ツーリストボートはとても快適だ。ローカルボートでもカオサン通り近くまで行けるけれど、ツーリストボートがおすすめ。30バーツと割安な運賃だしね。

ワットアルン船着き場。

ここで降りる乗客が多かった。

到着前には船内でタイ語と英語のアナウンスがあるため、間違えることはないと思う。

THA WANG LANGという船着き場。

次が終点のプラアーティットだ。
アナウンスが流れ、船を降りる準備に。

最後部から眺めるチャオプラヤー川。

13時31分、プラアーティット船着き場に到着。

30分の船旅は、ちょうどいい塩梅だ。短すぎず、長すぎず。
このツーリストボートに乗るだけでもバンコク観光を楽しめると思う。

去りゆくボートを見送る。ここまでありがとう。

プラアーティットからカオサン通りへ

船着き場からカオサン通りまでは、徒歩で向かう。

地図

(©Googleマップ)

船着き場の土産物屋街を抜けていく。

外の通りはこんな感じ。

ここを右折。
道路を渡って、少し進む。

途中にはゲストハウスがあったり、カフェがあったり、両替所があったりと、ツーリストエリアの雰囲気が軽く漂ってくる。

ちなみに両替所のレートは、1万円=2300バーツの表示。

カオサン通り内の両替所は、2317バーツだった。
おそらくスーパーリッチが2320くらいのはず。
両替はスクンビットやシーロムにある両替所で済ませておくのがベター。でもカオサン通りも悪くないレート。

それから左折する。
いかにも旅行者向けといった雰囲気の路地になっており、左折する場所は容易にわかるはずだ。

道なりに進んで、また左折。

ここはランブトリー通りで、完全に旅行者ゾーンとなっている。

カオサン通りよりも落ち着いた雰囲気のエリアだ。1990年代にはこんなに栄えていなかった。

ランブトリー通りを進むと、大通りに出る。
大通りをまっすぐに渡ってもランブトリー通りが続く。ランブトリー通りの路地を抜けてカオサン通りへ入ることもできる。
大通りを右折するとカオサン通りへ出られるので、はじめての人はこっち側がわかりやすい。

綺麗になった警察署を過ぎると、カオサン通りの入口だ。
この位置関係は変わらないが、それにしても警察署が綺麗になったものだ。

昔はぼろぼろで、警察署からして怪しい雰囲気だったものだが。

そしてカオサン通りに到着。

懐かしの場所に戻ってきた気分。かつてのわがホームグラウンドだ。

プラアーティット船着き場からカオサン通り入口まで、ゆっくり見物しながら歩いても15分もかからなかった。
さっさと歩けば10分以内で行けそうだ。

最後にカオサン通りに来たのは、2010年頃だったはず。このときは昼間にちょっとのぞいただけ。
あれから14年も経った。
90年代から大きく様変わりしたのは当然知っているが、14年前からでも変化は大きいはず。
さて現在のカオサンはどうなっているのか。

まとめ

スクンビット通りからカオサン通りへは、今回のBTSとツーリストボートを乗り継ぐルートが良かった。
すれっからしのタイ旅行者でもけっこう楽しめた。
タイ語がまったくわからない人でも何の問題もなく行けるはず。英語がちょっとだけわかればそれでいい。
移動がまどろっこしくて面倒だという人はタクシーでどうぞ。
ただバンコク市内の渋滞につかまると動けなくなる。BTSか地下鉄でなるべくカオサン通り近くの駅まで移動してから、タクシーに乗るほうがいいだろう。
1円でも節約しないと気がすまないという昔気質の頑固一徹バックパッカースタイルを貫くならば、赤バスもしくは徒歩で決まりだ。
昔はカオサン通りとファランポーン駅を徒歩で往復したものである。バックパッカーなら黙って歩け。炎天下で大きな荷物を背負ったまま放浪することこそがバックパッカーの真髄だ。わたしはもうやらないけど。歩くのは平気だけど、暑いのはしんどい。6月のバンコクの暑さはきつい。

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