はじめて訪れたホアヒンの街を探訪してみた。
ホアヒン鉄道駅、ナイトマーケット、夜のホアヒンビーチだ。
前回:はじめてのホアヒン:ホアヒン鉄道駅とナイトマーケットと夜のホアヒンビーチ
昼間は暑すぎてあまり行動できず、夜の活動が中心となる。
ホアヒンビーチを出てからは、すぐ近くにある観光客向けのレストラン・バーエリアを見に行くことにした。
そこは巨大バービア街だった。
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ホアヒンのソイビンタバート ウォーキングストリート
ホアヒンのメインゲートのような赤い門からホアヒンビーチは一直線につながっている。
ホアヒンビーチに入る手前の北側に外国人観光客向けのレストランやバーが固まっていることは事前にわかっていた。
バービアがあるらしいという話も聞いている。
でもどのような規模なのはまったくわからなかった。ほぼ予備知識ゼロでの訪問となる。
バーエリアへ至る道が2本ある。
道沿いには、たしかにレストランが多い。基本は欧米人向けのファラン飯屋だ。
ビーチに近いほうの道には、ヒルトンホテルが見えたり、ちょっとおしゃれなバーレストンなどもある。
高級な佇まいである。
そして、バーエリアの入口には、このようなアーチがかけられていた。
奥にはピンクのネオンサインが並ぶのが見える。
HUA HIN SOI BINTABAHTと光っている。
さらには、小さくWALKING STREETとも書いてある。
ここがホアヒン・ウォーキングストリートというわけか。
反対側のソイ入口にも同じアーチが設置。
このソイが、ソイビンタバート。
まっすぐのソイは車両進入禁止で、ソイの中はバービアでぎっしりだ。
もうどこを切り取っても王道のバービアたちだ。
ゲートそばにもバービア多数。
そして、ソイビンタバートは脇道にも延びている。
1本のソイだけでなく、周囲一体が巨大バービア街となっているのだった。
碁盤目状の道もあれば、少し入り組んだ路地もあり、ぐるぐるまわっていると方向感覚を失う。
ネオンと暗い路地で構成された区画はちょっとした魔境のようだ。
インドネシアのバンドゥンやジョグジャカルタの歓楽街を少し彷彿とさせた。まあインドネシアほどの魔窟感はないけれど。
ぐるぐると2,3周したところで地理をようやく把握。
方向感覚は掴んだが、それでも迷いそうになる。
バービアは全部で50軒くらいありそう。
大きめのミュージッククラブのようなバーもあった。
これだけの規模のバービア街がホアヒンにあったとはびっくりだ。
地方都市のバービア街としては、ウドンタニーのソイ・サンパンタミット周辺と並ぶ規模。バーの数はホアヒンのほうが上回っていると思う。
ホアヒンのソイ・ビンタバートは、いちおう健全な飲み屋街である。
道に慣れれば、あとは普通のバービアが並ぶだけとわかる。
別の魔窟でもなんでもない。明るく健全なバー街だ。
客はほとんどがファラン。日本人は2人くらいみかけた。韓国人もわずかに見た。ホアヒンのあちこちに大量にいる中国人観光客はやってこない。
平和な歓楽街のホアヒン・ウォーキングストリートだ。
とにかくバービアの数は多いので、あちこち飲み歩いてみたい人にはちょうどいい。
地図
昼間のソイ・ビンタバート
ソイ・ビンタバート初訪問が夜だっため、昼の様子も見ておきたい。
翌日の正午頃、寺の中を通り抜けて、ソイ・ビンタバートへ向かう。
寺のすぐ隣にソイ・ビンタバートがあるのだった。夜は寺の門が閉まるため目立たなかった。
ソイ・ビンタバート門。
中にはバービアが並ぶ。
ビーチ側のソイ・ビンタバート門。
路地に入ってもバービアだらけ。
変形の交差点があって、方向感覚を狂わせがち。
バービアとファラン飯屋ばかりだ。
あとマッサージ屋も混じっている。
昼間はほとんど誰も歩いていないけれど、夜になるとバービアはファランでにぎわうようになる。
とはいえ、あまりにも暑いローシーズンなだけに、客は少ないとのこと。
パンデミック後、客足は完全に戻ってはいないみたい。
ほとんどのバーは営業しているように見えたが、一部閉店したり取り壊された建物もあった。
ここは以前はバービア群があったような作りだが、今は廃墟。
それでもバービアはたくさんある。
パタヤでいえば、ソイ7とソイ8を足したような規模かな。
ソイ7・ソイ8よりも狭い範囲に固まっているけれど、路地が入り組んでいるため、ソイ・ビンタバートのほうがちょっと歩きにくいかも。
さっき見かけた店がどこだったのか思い出せない現象がパタヤよりも起こりがち。
まとめ
バービア好きであれば、ホアヒンのウォーキングストリートは一度は訪れて損はないだろう。
すぐちかくにはパタヤビーチよりきれいなホアヒンビーチもある。
バービアにもビーチにもまったく興味がない人が訪れては駄目。
バービアとビーチ好きならホアヒンはいいところだ。
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