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バンコク夜遊び

夜のカオサン通り、サナームルアン前のたちんぼ最安値300バーツ

投稿日:

約16年ぶりにカオサン通りに滞在してみた。
昔と今も変わらぬところもあれば、大きく変わったところもある。

関連記事:カオサン通り今昔物語、伝説の日本人宿のCH2とVSゲストハウス

今回は夜のカオサン通りと、カオサン通り近くの激安たちんぼゾーンの捜索である。
サナームルアン前はバンコク最安値、いやタイ全国でも最安値で遊べるスポットだ。
みんな集まれ夜のサナームルアン前とカオサン通りに。

カオサン通りの夜

ひさしぶりのカオサン通りの夜だ。
ここでまともに夜を過ごすのは16年ぶりか。いや、バックパックとしてカオサン通りに泊まっていたのは2000年が最後だから、24年ぶり。
昼間のカオサン通りはちょっと小綺麗になったなあという印象だったが、夜の様子は一変する。

通り全体がディスコ状態だ。
あちこちにオープンスタイルのバーとクラブがあって、爆音で生演奏したりDJが音楽を流す。

バーの前にはテーブルが広げられ、歩道部分がほぼなくなる。

通り中に人があふれる。音楽があふれる。

昼間は人通りが少なかったのに、夜は歩くのにも苦労するほどだ。
どこからこんなに人が湧いてきたのか。

酒とハッパ、それに笑気ガス風船。
パタヤでは取り締まりが厳しい笑気ガスだが、カオサン通りでは大っぴらに売っている。

パリピが集まる通りに変貌したとは聞いていたが、ここまでうるさくなるとはねえ。
本当にやかましい。
昔のカオサンとは大違い。

昔のカオサンにもバーはあったけれど、こんなに数は多くなかったし、うるさくもなかった。
ヒッピーの名残なのかレゲエを流すバーが多かったように思うし、EDMの爆音で踊るんじゃなくて、横に揺れてチルするという感じ。
あとは海賊版の映画を放送していたりと、もっとゆるゆるだった。
今はアッパーあげあげで、昭和世代のおじさんバックパッカーにはついていけないのねん。

同じような現象は、ホーチミンのブイビエン・ウォーキングストリートにも起きている。
ファングラオ通り周辺はいまだにバックパッカーの街でもあるけれど、ブイビエンはすっかりクラブ通りになった。
そういえば、ブイビエンでも笑気ガスが流行っているなあ。

カオサン通りとブイビエン通りは、パーティタウンに変貌した。

というわけで、陽キャ全開パーティタウンのカオサン通りをそそくさと抜けて、暗黒のたちんぼゾーンへ向かうのであった。

サナームルアン前

サナームルアン前ないし王宮広場前とか呼ばれているエリアだ。
カオサン通りと王宮付近は1997年から出入りしているけれど、夜のサナームルアン前をちゃんと歩くのはこれがはじめてだ。

カオサン通りの東側から出て、大通りへ。

信号を渡ると、大通り沿いの歩道に人がたくさん座っている。
路上販売だ。それもどこで仕入れてきたものやらという骨董品やセカンドハンド品ばかり。

バス停でバス待ちをしている一般客も多いし、建物の陰では路上生活者が寝ていたりと、なんだかカオスな雰囲気である。

で、街路樹の植え込みに多くの女性が座っている。
近づくと、色っぽい視線が返ってくる。
さらなるカオス感。
なんじゃここは。

街路樹女性たちの年齢層は高い。
言い値がショート500バーツ。
近所にホテルがあって、170バーツとか120バーツとか。
こちらが外国人だとわかるため、英語で話しかけてくる。
交渉は簡単だ。
でもとうてい選べるレベルではない。

これがロイヤルラタナコーシンホテル付近まで続く。

ホテル周辺は、なんだか危険な香りのするエリアだ。

路上生活者があちこちにいる。

ホテルを過ぎるとさらに近寄りがたい雰囲気へ。

まあ危険はなさそうだが、とりあえず引き返す。

カオサン通りから信号を渡ったところの路地に入っていく。
ここから先にも一大たちんぼゾーンが広がっている。

セブンイレブンが目印になる。

このセブンイレブンの周囲の雰囲気の悪いことといったら。

路地のあちこちにプラスチック椅子が置いてあり、そこに女性たちが座って客待ちをしているのだ。
そりゃあもうたくさんいる。

近づくと、「お兄さん 遊ばない?」と声をかけられることがほとんど。「ピー ティアオマイ?」とかそんな感じで。
道端に立っているだけの人もいて、こちらが歩いていると接近してくることもある。

話はとても早い。
言い値はやはり500バーツだ。
近所のホテルは120バーツから170バーツ。それでもエアコン付きだそうだ。ホテルで売っているゴム代は20バーツだとか。

年齢層はばらばらだが、30代から40代が大半のように見える。
さがせば20代もいるかなあという印象。
すごく若い人は見当たらない。

あと、レディボーイがたむろしているゾーンがあったので、その点は要注意。むろん、そっち方面が目当ての人なら問題なしだ。

このあたりでは、タイ語でメインだけど、中には英語で話しかけて来る人もいる。簡単な英語ならたいてい通じるだろう。
少しびっくりしたことに、日本語が話せる女性もいた。
しかも比較的見た目は若い。
言い値は500バーツだ。
日本語が話せる若い女性としては、タイ最安値ではあるまいか。

そして、最安値は300バーツだった。
ほてほてと歩いていると向こうからやってくる女性がいて、いきなり「300バーツでどう?」と誘われた。
来たばかりで初っ端の客がほしいから300バーツでいいと。部屋代が170バーツで、ゴム代が20バーツだから、総額490バーツでどうだと。
年齢層はたぶん30代後半か40代頭くらい。
ごめんだけど、300バーツでも無理やわ。

まあそれは人それぞれ。

ショート300バーツは、おそらくバンコク最安値だろう。というか、今どきタイの地方都市でも300バーツは無理。ウドンタニーのサオファイデーンとかソイ2とかとっくの昔の壊滅している。
パタヤのビーチロードでも1000バーツだ。粘って交渉すればどうにか700バーツにできるかなあというレベル。300バーツはもう考えられない。500でも安い。
対抗できるとしたら、バンコクのジュライ・ロータリー付近の座りんぼくらいかも。

というわけで、タイ最安値の300バーツを目指して、カオサン通り近くへ突撃してみてほしい。
円安の今でも1発1300円である。

地図と注意点


(地図情報:Googleマップ)

だいたいこのあたり一帯にたくさん散らばっている。

運河を挟んで、通りのあちらこちらに座ったり立ったりたむろしたりと。
行けばわかる。

すぐ近くには王宮があり、パーティタウンのカオサン通りもある。
カオサン通りからは徒歩数分だ。

そんな場所でこれほどディープなエリアが広がっているのが、バンコクのおもしろいところ。

闇といえば闇だけど、別にそんなに深くもない。
いたって健全な暗黒街である。

治安は、正直、よろしくないとは思う。でも特に危険は感じない。
これまでアングラなエリアやら紛争地やらいろんな危険地帯を歩いてきたが、脊髄の危険レーダーは軽く触れる程度で、大きく反応はしていない。
個人的な経験則でいえば、このエリアはそれほど危なくないといえる。
ただまあ、こちらはタイ語が普通に話せるし、何かあっても少々のことなら対応できるという余裕があるせいかもしれない。
英語もタイ語もまったく話せず、こういった海外での特殊エリアでの経験に乏しい人は、気をつけたほうが無難かな。

脊髄危険察知レーダーは反応しなかったが、下半身のレーダーも反応しなかったことを付け加えておこう。
タイ最安値レベルで遊べるが、レベルも同じく低い。

サナームルアンの反対側にも同じようなゾーンがあるという話だ。大学が近いせいか、若い女性も立っているとかいないとか。
興味がある人はサナームルアンをぐるぐるまわってみるといいかも。
ちなみに、タイの野郎どもは、車に乗って路地を巡回していた。
歩いてるタイ人男はほとんど見かけなかった。

陽気なカオサン通りよりも暗黒のサナームルアン前がおすすめです。

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