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バンコク近況

バンコク・スクンビットソイ7のバービア群

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今バンコクのナイトライフで最も有名といえるのがスクンビットソイ7のバービア群かもしれない。
娯楽施設は閉鎖となっているが、レストランであれば店内飲酒は可能。
そこでバービアはレストランという形式で営業することになる。
どっからどう見てもバービアでしかないが、ソイ7のバービア群は絶賛営業中で、かつてないほどの盛り上がりを見せている。

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スクンビットソイ7のバービア群が移転オープン(2020年)

最初にスクンビットソイ7のバービア群を訪れたのは、昨年2020年3月上旬のことだった。
まさにパンデミック前夜というタイミングで、いよいよ世界が変わろうとする寸前だった。
タイはまだロックダウン前で、夜の店も普通に営業していた。

これはその時のソイ7バービア群の様子。

昼間はシャッターが降りている。

中に入るとバービアが並ぶ。

トイレは回転ドアタイプ。

すべてができたばっかりといった雰囲気だった。
というかまだすべて完成していない。

奥のほうはまだ工事中の箇所もあった。

バーの関係者に話を聞くと、スクンビットソイ22にあるバービア群のクイーンズパークプラザが閉鎖となり、このソイ7へまとめて移転してきたという。
移転してきてまだ1ヶ月ほどだという。

スクンビットソイ22時代の様子
クイーンズパークプラザは、バンコク・スクンビットソイ22のバービア群。料金と遊び方。

ソイ7のバービア群も同じ名称で呼ばれているのかは不明。
たぶん名前はなさそう。

夜に訪れると、普通にバービア。

多くはオープンエアタイプだが、中にはソイ22のバービア群のように屋内型の店もあった。

客は少なかった。
まあがらがらといっていい客入り。
パンデミック前夜というタイミングと移転してきたばかりで知名度が低いと点を考えれば無理もないこと。

形態はバービアであり、パタヤでもバンコクでも同じことだ。
ビールを飲み、ビリヤードなどゲームをし、連れ出しも可能。
ありふれたバービアである。

この2020年3月の訪問が最初で最後となり、タイはロックダウンに突入した。

2021年11月のソイ7バービア群

そして、ときは経て、2021年11月。
バンコクではレストラン店内飲酒が解禁となり、一部のバービアはレストランとして営業再開することとなった。
ソイ7バービア群はその最も極端な例となっている。

1年8ヶ月ぶりにソイ7バービア群を再訪してみた。

昼間は以前と変わらぬシャッター街。

隣ではこれまた有名なBeer Gardenが昼間から営業している。

中にはちらほらと客がいる。
あくまでレストランとしての営業である。

バービア群はRANDOMという店が玄関口となっている。

バービア群内は、中は以前と変わらぬ様子でバービアが並ぶ。

奥のほうの工事中だったエリアも完成したようだ。
ちょっとした迷路のようにバービアがぎっしりとつまっている。

バービア群入口と言うべきRANDOM脇には、このような注意書き。

検温、手洗い、署名と電話番号記入せよとある。
保健省が定める衛生基準なども掲示。
ちゃんと規制を守って営業していますよというアピールだ。

午後からRANDOMは営業開始。店内には少し大きめの厨房があり、タイ料理などを提供する食堂となっている。
が、それは表向きの顔。料理を注文せずにビールばかり飲む客が多い。むろん、接客担当のバービア嬢も多い。
完全にバービアだ。

夜のソイ7は異常な盛り上がり

ビアガーデンにはネオンが光るが、隣のバービア群は派手さはない。
でも、RANDOMは表までも客であふれている。

そして、バービア群の中に入ると、カオスが待っている。
どこのバービアも客が多い。満員のバーも珍しくない。
すごい熱気だ。
客のほとんどがファランで、ノーマスク状態で密になり、酒を飲み交わし、大声で騒いでいる。

タイでは一時期はバーの再開が許されていたが、ここまでバービアが狂騒状態となっているのは初めて見たかもしれない。
スクンビット界隈の騒ぎたいファランが一堂に会しているといった雰囲気を感じた。
バービア嬢も多い。
どこからどうみても完全なバービアである。圧倒的な、溢れんばかりのバービア感だ。

いちおう、奥のほうではルークチン屋台があったり、一部店舗ではフードメニューも扱っているが、ここは完全なバービア群。

客のほとんどがファランだが、日本人もちょくちょくと見かけた。
日本人相手のバービア嬢もいて、日本語で挨拶されることもある。
クイーンズパークプラザでも日本語率は高かったが、ソイ7でも事情は似たようなもの。

スクンビットのバービア好き日本人もここに集まっているといったところか。

というか、他に行くところは少ない。
ナナプラザ周辺やソイ8にもレストラン名目のバービアがあるが、ここまで密集して盛り上がっているわけではない。
ソイ7バービア群だけが突出した賑わいを見せている。

いやあ、噂には聞いていたが、ぞっとするほどの熱気だった。
よくこれが摘発されずにそのまま営業できているものだ。
完全にバービアなのに。

とはいえ、閉店時間は午後9時。
9時を回ると、電気は消されて、閉店モード。
そのあたりはきっちり守っているようだ。

ソイ7入口付近には路上バーが多い。
こちらも表向きは屋台で、実際に食事もできるが、実態は路上バービア。
フリーランスらしき女性たちも見かける。

ナナプラザ周辺よりソイ7のほうが盛り上がっているのは間違いない。

なお、12月1日より、バンコクの店内飲酒は午後11時まで営業が認められるようになる。
表向きレストランの実態バービアも、午後11時まで営業できる。

現状では、ソイ7バービア群だけが異常なほどの熱気で盛り上がっている。
いつ摘発されてもおかしくない気もするが、閉鎖されたという話は聞かない。
また、いちおう正規の営業許可を得て、あくまでレストランとしてアルコール提供しているはずで、かりに摘発があっても、客が警察に捕まるようなことはなさそうだ。
とはいえ、感染リスクという点ではバンコク屈指の危険箇所とも言えるので、訪問の際にはそれなりのリスクはある。

この先、似たようなバービア営業店が増えていけば、おのずと客も分散していくことになり、ソイ7バービア群の客入りは落ち着くかもしれない。
今どうしてもバービアの盛り上がりを感じたいならばソイ7へ。

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