先日訪れたバンコクの現況レポートシリーズ。
タニヤとパッポンはすでに記事にした。
今回のバンコクの電車内で気づいたことと、アソーク周辺の状況を少し。
サイアム駅と電車内二重マスク
BTS乗り換え時にホームからSiam CENTERを撮影したところ。
都心部は雰囲気が華やか。
8月訪問時はがらがらだったサイアム駅の乗降客がはるかに増えていた。
あと、BTSにしろMRTにしろ、車内では二重マスクをしている人が目立った。
半数近い人が二重マスクだったように見えた。
街中ではそこまで多くないが、混み合うことが多い電車内では二重マスクを心かげている人が多いのかもしれない。
モノレールも地下鉄もないパタヤでは二重マスクはほとんど見かけないが。
ソイカウボーイ
エカマイバスターミナルからパタヤに戻る前にアソークに立ち寄った。
アソーク交差点は本当に大都会。
パタヤ住民からすれば、おのぼりさん気分を味わえる。
そんな大都会の片隅に咲く一輪の花がソイカウボーイだ。
前回8月の様子⇒ゴーゴーが八百屋に。ナナプラザ、テーメーカフェ、ソイカウボーイの現状。
ナイトライフはいまだ再開許可が出ておらず、バーはすべて閉鎖のまま。
ソイカウボーイの様子が変わるとは思えないが、とりあえず通り抜けてみた。
午後3時頃。むろん、すべてのバーはクローズしている。
人の往来はあるし、バーの関係者らしき人もいる。
一部はゴミや朽ち果てた資材が野ざらしになっているが、パタヤのウォーキングストリートのような廃墟感は薄い。
カウボーイ2の間違った日本語看板は健在だ。
ソイカウボーイ内には屋台がたくさん出ている。
たぶん8月よりも数が増えていると思う。
バーの前でもお菓子や惣菜なんかを販売。バーが営業できない以上、客は近所で働く一般に人たちを想定しているのだと思う。
ソイ23側のソイカウボーイ入り口付近にも屋台が多い。
クレイジーハウス前は、惣菜売り場になっているようだ。
ソイカウボーイはただの屋台街と惣菜販売所でしかない。
これが現実。
スクンビットソイ23
ついでにソイ23を北に向かって歩いてみた。
しばらくソイ23を歩くと、6,7軒ほどマッサージ屋が固まっている。
どこも営業再開しており、店頭には客引きの女性マッサージ師が待ち構えていた。
通りを歩く人はほとんどいない。
こんな真っ昼間ににほほんと歩く日本人は絶好の標的である。
10月1日からの規制緩和で、それまではフットマッサージに限定されていたものが、すべてオッケーに変わった。
オイルマッサージも問題なし。
このあたりのマッサージ屋はグレーゾーン系マッサージだ。グレーというかほぼブラックに近い。
行く先々で料金表を見せられるが、この界隈のオイルマッサージは1時間400バーツのようだ。
でも、こちらからは何も言わずに、300バーツに値下げしてくる。
よほど客がいないのだろうなあ。
店の前を通りかかるだけで抱きついてくるマッサージ師が次から次へと出てくる。
本当に客に飢えているのがよくわかる。
せっかくフルサービスでのマッサージ再開できても、客は少ない。
ソイ23のマッサージ屋だと、元々利用客は短期旅行者が大半だったはず。
今は在住者を相手にするしかないが、平日昼間はまず来ないだろうしねえ。
ちなみに、もう少し進むと100バーツのマッサージ屋があった。
交差点にはローソン。
パタヤになくてバンコクにあるのがローソンだ。
ローソンの角を曲がって、ソイ21方面へ。
ハンバーガー屋がおいしそう。
ソイ21との交差点付近には、昔何度か宿泊したことのある3HOWW Hostelが健在だった。
関連記事:アソーク近くにある格安カプセル型ホステル、3ハウ ホステル @ スクンビット21宿泊レポート。トランジットや寝るだけに最適。
グーグルストリートビューで確認すると、今年3月時点では、1階に神戸トンテキというテナントが入っていたようだが、現在は撤退済み。
ソイ21との交差点には、剣心とゴールドカレーが健在のもよう。
ソイ21をアソーク駅方面へ南下。
ターミナル21の麓のような場所に、鶏そば七星があった。
知らんかった。
それにしても、バンコクは本当に日本食屋が多い。
まとめ
今回のバンコクでまわったのはシーロムとアソーク周辺のみだが、日中のバンコクはほぼ通常の姿を取り戻しているという印象だ。
ナナ方面は見ていない。ナナプラザは閉鎖だが、ソイナナ沿いにあるバーのいくつかはレストラン営業しているとのこと。
いずれにせよナイトライフは壊滅状態のままだ。夜間外出禁止令もまだ継続している。
パタヤと同じように、バンコクでも朝から夕方は元に戻りつつある。特にバンコクは一般企業が多いため、日中は動きが活発になった。
夜が元の姿を取り戻すにはまだまだ時間がかかる。