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タイ地方都市夜遊び情報 2022年11月タイ南部・マレーシア国境旅行

ダンノックの夜遊びは復活したのか、マレー野郎にとってのパタヤの現状

投稿日:

約6年ぶりに訪問したタイ深南部の国境の街、ダンノック(ダンノーク)。
一般旅行者には単なる通過点でしかないが、夜遊び好きにとっては外せない場所だ。
夜がどうなっているのか2日間にわたり調査してみた。

ダンノックはマレー野郎にとってのパタヤ

2016年8月にダンノックを初訪問した際の記事。

ダンノックは、マレーシア人のためのパタヤだった!ダンノック夜遊び情報

ダンノックはマレーシア野郎たちにとってのパタヤだと結論付けた。

陸路でさくっと国境を越えてきた先にあるのが野郎たちにとっての楽園の土地である。
昼間からカラオケ屋でブッキングして、夜は一緒に買物したり遊びに行ったりして、最後は朝まで部屋で一緒に過ごす。
こんな遊びはたぶんマレーシアではできない。
でもダンノックならたやすく実現できてしまう。
だからマレー野郎たちは国境を越えてタイまでやって来る。
マレーシア北部に住んでいるなら車ですぐに行ける。

が、パンデミックにより陸路国境は長らく閉鎖され、マレー野郎たちはダンノックに来られなくなった。
そもそもロックダウンや娯楽施設閉鎖で営業そのものができなかった。

2022年5月頃に陸路国境が開放され、マレーシアから旅行者がタイに陸路入国できるようになった。

昼間の様子はこちらから。

関連記事:ダンノックの現状とサダオ国境検問所

昼間は静かなものである。

ダンノックの夜はどこまで復活したのか、現状はどうなっているのか。
2022年11月、ダンノックの夜遊び状況を見て回る。

ダンノックの夜遊び現状

ダンノックといえばカラオケ屋だ。
街中、カラオケ屋だらけである。
いたるところにKARAOKEの文字。

ただのカラオケ屋であるはずもなく、ほとんどすべてが連れ出し置屋である。
中には部屋付きの店もあるようだが、基本は連れ出し。

ざっくり、3つのカラオケ屋密集エリアに分かれる。

カラオケ屋とカフェー

まず、国境検問所側から見て左側の奇数ソイにカラオケ屋が固まっている。

閉店したままの店もあるが、3分の2くらいは営業再開しているように見えた。
このあたりは主にマレー系相手に商売をしているようだ。

ダンノックのカラオケ屋の基本として、店の表側にはホステスは誰も待機していない。
やり手ばばあやじじいがいて、手招きしてくる。
玄関脇に呼び鈴を鳴らして、店内へ。
すると、顔見せタイムがスタートする。
ソファーに座りながら、どれにするかと聞かれる。

レベルはいまいち。
ショート1500-2000、ロング4000ほど。
交渉次第では安くなる。

昼間から営業している。
マレー野郎たちは、昼間にやってきて、ブッキングを済ませて、夕方や夜になってから部屋までデリバリーしてもらうそうだ。
むろんそのまま連れ出して、翌朝までのロングも可能。

このエリアはカラオケ屋が本当に多い。
ほとんどは連れ出し置屋なのだが、中には本当にカラオケ兼飲み屋もあって、ローカルらしきおばさんたちがカラオケに興じているところを目撃した。
まあ連れ出しが一通り終わり、カラオケ営業しているだけかもしれないが。

クラブやパブもいくつかある。

大きいクラブが、ソイ5にあるHello Bangkok。

夜は爆音で営業。

ソイ7の奥には、2軒のカフェーがある。

Fortune Cafe

夜は営業していなかった。たまたま休みだったかもしれない。

The Winner Cafe

こちらは夜も営業。

今回は入っていないが、中にはステージがあり、ダンサーが踊ったりシンガーが歌ったりと、カフェースタイルとなっている。
ダンサーがいるのでゴーゴーといえなくもない。

ローカル向けのパブやクラブもあるため、深夜までにぎやかなエリアだ。

日本語ぺらぺらのカラオケ屋

次に坂を上ったところの左手にあるのが、オリバーホテル周辺エリア。

びっしりとカラオケ屋が並ぶ。

他にも中華系の大型ナイトクラブがいくつかある。

周囲は中華系ホテル多数あり。

客層はやはり中華系が多い。中国本土からの旅行者ではなく、マレーシアに住む中華系。
カラオケ屋を切り盛りしているのも中華系。
店同士の会話は中国語だったり、電話も中国語。
時にマレー語も飛び交う。

通りを歩いていると、たいがい中国語で声をかけられるほどだ。
たまにマレー語でも声がかかる。
もうさっぱりわからない世界。

タイ国内なのにタイ語が不要となっている。
外国人相手の商売だが、英語は話されない。
とはいえ、さすがにタイ語も通じる。
ちなみに、国境近くのツアー会社では、英語もタイ語も通じなかったが。
まあカラオケ屋ではたぶん英語もそれなりに通じると思う。

でも、一番びっくりしたのが、日本語がむちゃくちゃうまい呼び込みのおじさんがいたこと。
この人は、こちらを日本人だと一発で見抜いて、最初から日本語で話しかけてきた。
本当に日本語がうまい。
訛がないため、最初は日本人かと錯覚したほどだ。
タニヤで働く海千山千のママさんクラスよりもうまい。

いやあ、こんなタイ深南部で日本語堪能な人に出会うとは。

マレーシアで働く日本人駐在員が週末になるとダンノックのカラオケ屋に遊びに来るそうだ。
なるほどねえ。
ダンノックにパタヤを求めるマレー野郎たちには日本人も含まれているわけか。

カラオケ屋店内で顔見せタイム。
国境から見て左手の偶数ソイ側のカラオケ屋エリアと、後述するインド人エリアのカラオケ屋と比較すると、レベルは断然上だと思う。
年齢層も若めだ。
すべて日本語で説明してもらえる。

ちなみに、ダンノックのカラオケ屋で働いているのは、ほぼ全員がラオス出身者とのこと。
タイ人はほとんどいないらしい。
タイ人はダンノックで働かずに、国境を越えてマレーシアへ出稼ぎに行くそうだ。そっちのほうが儲かる。

ラオス人はタイ語が基本的に話せる。また、ラオ語とイサーン語はほとんど一緒。
というわけで、カラオケ屋内では、タイ語ないしイサーン語が飛び交う。
こちらがイサーン語で話しかけるとそれなりに喜んでもらえる。
マレーシアとの国境で、ラオスの言葉を使う。
いやあ、国境の街っておもしろいねえ。

と、肝心の相場であるが、ショート2000、ロング4500。
ロングは夕方から翌朝10時まで可能とのこと。
週末は客が多いため、早いもの勝ち。値引きもせず。
平日の月曜日や火曜日はがらがらで、値引きに応じてくれる。ショート1500、ロング3900といった感じ。
まずショートで連れ出し、気に入った場合に差額分を払ってロングへ変更することもできるそうだ。
このあたりをすべて丁寧な日本語で解説してもらえる。
ほんとにダンノックか、ここは?

このエリアには他にもカラオケ屋が横並びとなっている。
どこも同じような価格とラインナップだ。
あとは運とタイミング次第。
即決せずに順番に店をまわっていくのもいいだろう。

奥のほうに行くと、タイ人でもマレーシア人でも中国系でもない、ヨーロッパの血筋を思わせる女性が一人で店番をしていた。
年の頃なら30代半ばくらいだろうか。
アジア寄りの東欧か中央アジアの人かもしれない。
タイ語でもマレー語でも中国語でもなく英語でやり取りする。
変わったやり手ばばあだなあと思っていると、なんとその人がお相手するらしい。ショート2000だそうな。
いやいや、びっくりした。
なんやねん、ここは?

インド人エリアのカラオケ屋でも日本語

最後に国境から見て右手の偶数ソイにあるインド人エリアだ。

マレーシアに住むインド系男性のためのバーやクラブが立ち並ぶ。
看板は英語かヒンドゥー。
ここはどこやねん。

深夜までうるさいが、日本人が入れるような店はなさそうだ。
完全にインド系ワールド。

が、中華系のホテルやレストラン、それにカラオケ屋もある。

年季の入ったカラオケ屋がいくつかあり、中華系のおじいさんの呼び込みに手招きされた。
すると日本語で挨拶してくる。
なんとまあ、こんなところにも日本語が話せる人がいるとは。
昔日本にいたそうだが、日本語はだいぶ忘れたとのこと。
タイ語のほうが意思疎通できる。

せっかくなので顔見せ。
5人しかおらず、レベルは正直厳しい。
インド人街だけあって、見た目は、平安美人というかふくよか率高し。
ショート1500。
ロングは忘れたがたぶん3500くらい。

日本人的には選ぶのはなかなか大変。
やはりオリバーホテル周辺エリアのほうが断然レベルが高い。そのかわり価格も高いが。

ダンノックの夜遊び相場

2016年に調べた相場
カラオケ
ショート:1500-2000
ロング:3500-4000

2022年11月に調べた相場
カラオケ
ショート:1500-2000
ロング:3500-4500

ロングが一部高くなっているが、基本は変わらないようだ。
店によって基本価格は異なるし、時間帯や曜日によっても変わってくる。
交渉も可能だ。

ダンノック夜遊び地図

2016年に作成したダンノック歩き方&夜遊び地区を更新しておいた。

基本は何も変わってない。
街中カラオケ屋だらけ。
ピンクで囲ったエリア付近を歩けば、いくらでもカラオケ屋にぶちあたる。

ハジャイ行きのロットゥー乗り場も健在。
違いは新築の綺麗なホテルが増えていることくらいだろうか。

関連記事:ダンノックの新築ホテル Melodi Hotel Dannok宿泊レポート

まとめ

ダンノックはダンノックだった。マレー野郎たちにとってのパタヤは復活している。
男の欲望はいともたやすく欲望の街をよみがえらせたらしい。
まあ、日本人が日本からわざわざダンノックまで夜遊び目的で訪れる価値があるかと言われれば、かなり微妙。いや、まったくおすすめはしない。
タイ南部でいえば、ハジャイのほうが価格が安く、レベルは高い。ダンノックからハジャイまでは車で1時間だ。
タイーマレーシア間を国際旅行していて、陸路で国境を越えるついでにダンノックで遊ぶのはアリかもしれない。

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