広告

当サイトは広告を利用しています。リンク先を通じて当サイトに収益がもたらされることがあります。

2022年11月タイ南部・マレーシア国境旅行

6年ぶりのハジャイ、マレー語と中国語が飛び交う

投稿日:

タイ南部・マレーシア国境旅行シリーズ第2回目。

前回は、バンコクからハジャイへ飛び、ハジャイ空港から市内ホテルまでの道のりを紹介した。

タイ南部・マレーシア国境旅行開始、バンコクからハジャイへ2

今回はハジャイの様子を見てくる。
ハジャイ訪問は実に6年ぶりだ。
タイ完全開国後のタイ南部都市はどうなっているのか。

広告



ハジャイの街は観光客でいっぱい

宿泊はサクラホテルだ。
ハジャイでは老舗のホテル。

こちらは通称オールドサクラで、道路を挟んだところにニューサクラがある。サクラグランドビューという高層ホテルで、最初にハジャイを訪れた2010年に泊まったことがある。

が、今回訪れてみると、YANNATY HOTELという名称のホテルになっていた。建物は同じだが、経営者が変わったらしい。

ハジャイは6年ぶりだ。
しかもパンデミック期間が2年以上あった。
変わっていることが多そうだ。

ホテルから外へ。
中華寺院や中華系レストランが多い。

漢字の看板が至るところに見られる。

すっかり中国文化圏だ。

中華系が多い一方、街で働く人にはマレー系も目立つ。

ハジャイ中心部へ。

この一角に観光客向けのレストランやホテルなどが集中している。

リーガーデンプラザホテル前が一番にぎやかな場所だ。
リーガーデンプラザホテルはその昔に爆弾テロの被害にあったことでも有名。

ホテル周辺には屋台がたくさん出ている。

 

外国人観光客が多い。
マレー系、インド系、中国系などなど。
欧米人はほとんどいない。むろん日本人は一人もいない。

屋台のそばを通りかかるたびに理解できない言語で声をかけられる。
マレー語、それに中国語だろう。中国語でも北京語ではなくてどこか別の言葉かもしれない。まったくわからない。

周囲からはマレー語と中国語が飛び交っている。
中国語が一番うるさい。
いかにもな中華系のおばさん軍団も多い。
この感じ、ひさしぶりだなあ。

中国本土からの観光客ではなく、多くがマレーシアやシンガポールからの旅行者とのことだ。
インド系も同様にマレーシアからの旅行者だ。

今年、タイを訪問する外国人の数でトップなのは、マレーシア人である。
2位のインド人よりもはるかに多くて、ぶっちぎりの第1位だ。
マレーシアからはサダオやパダンブサールの陸路国境を通って、簡単にタイに入国できる。
国境からハジャイまでは車で30分程度。マイカーでそのままやってくるマレーシア人も多いようで、街中ではマレーシアのナンバープレートをつけた車をよく見かける。
陸路国境のない日本では想像できないが、こっちの人にとってはちょっとした国内旅行みたいなものだ。

ハジャイは外国人観光客でにぎわっている。

ハジャイでタコ焼き

リーガーデンプラザホテル前の屋台群でたこ焼き屋を見かけた。
ちょうど小腹が空いているタイミングである。
他に食べるものがあるだろうとも思うが、タイ地方都市でたこ焼き屋を見つけたら食べざるをえまい。

たしか1個10バーツ。
まあ、いつものタイローカル風のたこ焼きだが。味はまずまず。
かつおぶしたっぷりなのはうれしい。

と、たこ焼きを食べていると、土砂降りになった。

一斉に客がいなくなり、雨宿りへ。

たこ焼き屋のおばさんに話を聞くと、ハジャイは毎日雨が降っているとのことだ。
バンコクやチョンブリとは違ってタイ南部は雨季が終わってないのよねえと。
タイ南部旅行はこの後もずっと雨につきまとわれることになる。

とはいえ、雨が一日中降り続くわけではない。

たこ焼きを食べ終わり、15分ほど雨宿りしていると、小降りになった。

もう少しだけ街歩き。
ハジャイの街はほぼ復活しているように見えた。

ハジャイ名物フライドチキン

さすがにたこ焼き6個だけでは腹が満たされない。

ハジャイ名物のフライドチキンを買っていこう。
タイ南部名物というかマレーシア名物なのかもしれない。
チキンのことは、マレー語でアヤムという。
屋台に近づくと、マレー語でアヤムアヤムと声をかけられる。
いや、マレーシア人じゃないし。

ここは英語があまり通じない世界。
マレー語と中国語、それにタイ語だ。
まあ実際には簡単な英語は通じるんだろうけど、あまり耳にしない。

屋台の店先にいろんな大きさのフライドチキン(ガイトート)が並べられている。
大きな部位だと70バーツとか80バーツほど。

これをカットしてから、油で再度揚げ直す。
熱々のフライドチキンの出来上がり。
カオニャオ(もち米)もセットで忘れずに。

ホテルに持ち帰って食べる。

カオニャオには、揚げた玉ねぎチップが添えられている。
これがハジャイ式フライドチキンだ。ガイトートハジャイと呼んだりもする。

フライドチキンは下味がしっかりついていて、タレなしで食べても十分おいしい。
カオニャオとの相性は抜群。
添えられた玉ねぎチップが香ばしい。
なんなかカオニャオと玉ねぎチップだけで食べてもいいくらいだ。

フライドチキンは骨が多く、可食部分はちょっと少ない。

これで合計80バーツ。
やや高く感じるが、ハジャイに来たらガイトートハジャイは食べておかないとね。

と、言ってる間に夜になった。
ハジャイの夜を見に行こう。

広告

-2022年11月タイ南部・マレーシア国境旅行

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.