はじめて訪れたウボンラチャタニー、通称ウボン。
街中を散策してみたが、特に何もなかった。必要なものはなんでもあるけれど、おもしろみはないというのが正しいか。
外国人向けのエリアも見当たらない。
これでは夜遊びにも期待はできそうにない。
まあせっかくなのでちょっとだと捜索してみた。
というわけで、ウボンの夜遊び情報2023年6月末の情報です。期待厳禁。
ウボンの夜遊び
バンコク在住歴の長い友人に、ウボンの夜遊びについて聞いてみた。
ウボンには何度も来たことがあるそうだが、単身ではなく、連れの女性と一緒とのことだった。
ウボンのクラブでは遊んだけれど、他はよくわからないという。
置屋やMPはあるよとのこと。
ネットでも調べてみるが、情報は少ない。
やはりカラオケ置屋とMPがちょっとあるくらい。
パンデミック前の情報ばかりで最新の動向は不明。
カラオケ
タイ人ローカル向けのパブがいくつかあつまるエリアに行ってみる。
他にも飲食店などがちらほらと。
でも、なんだか薄暗いよなあ。
こういう時は、グーグルマップで「KARAOKE」と検索すれば、それっぽい店がいろいろ出てくる。
信憑性は怪しいけれど、過去には何かがあったということの証。
(ウボンラチャタニーを表示させた状態で、KARAOKEと検索したグーグルマップ)
Karaoke barと表示された店を目指す。
この路地に入ってみる。グーグルマップ上の記載は、Chawalanai Rdとなっている。
右手にピンクのネオンが見える。
近づくと、オープンスタイルで大音量の音楽を流している店だった。店内には4人くらいのドレス姿の女性たち。いや、おばさまたち。
ほぼ間違いなくカラオケ置屋だろう。
店先でおばさまに声をかけられる。
いやいや無理っす。
地図
路地を進むと、ピンクの蛍光灯が光っているのが嫌でも目に入る。
左側にさらに小さな路地があって、その中にピンクネオンの店が1軒。
ここはクローズタイプで、店内からはタイ人のおっさんのカラオケが大音量で漏れてくる。
店頭には一人のおばさまが待機。セキュリティの怖そうなタイ人男性もいた。
うーん、これまた無理だな。
ここもカラオケ置屋なんだろうけどねえ。突撃する勇気はなかった。
このエリアで見つかったのは2軒のみ。
グーグルマップでは他にもバーやパブがありそうなものだが、他は全然営業していない。
街の東側エリアには、アナコンダクラブという店がある。
フェイスブックで漁ってみると、ステージでもコヨーテダンサーが踊っていて、ホステスもいるようだ。コヨーテクラブ兼カラオケなのか。
でも情報更新が古くて、今も営業しているかは不明。
他にも怪しいカラオケが点在しているものの、徒歩での捜索は極めて困難。
バイクがないと無理だ。
そこまでする気力はないし、またそこまでする価値もなさそう。
ATAMI
カラオケ置屋らしき店のあるエリアを離れて、ホテルへ戻る道中。
どうやらMPがあるらしいので、探してみる。
暗い路地を入っていく。
というか、夜のウボンで歩いている人なんてほとんどいないぞ。
タイ語の看板を発見。怪しい。
門番をしている目つきの悪いお兄さんに、「ここはなんだ?(ティニーアライ)」と質問。
すると、「アップオップヌアット」との答え。浴びる・蒸す・按摩、つまりマッサージパーラーだ。
地図
目つきの悪いお兄さんに店内へ連れて行ってもらう。えーん、怖いよお。
入り口には、ATAMIと書いてある。
はるかウボンラチャタニーの地に熱海があるとは。
まあ、コラートには銀座と大阪があるし、なんとなく日本の地名を付けるのは海外では珍しいことではない。
店内では、ソファーに座った泡姫たちが待機していた。
案内はまだ若そうなママさんがやってくれた。よかった、あの目つきの悪い男がコンシアでなくて。
全部で4人。
タマダーが2200、サイドラインが2600。
時間は90分。
たった4人しかいないけれど、レベル的にはさほど悪いラインナップではない。おそらくみんな20代半ばだろう。
でも選べない。
ママさんと軽く世間話。
あなたここまで歩いてきたの?と驚かれた。
汗をだらだら流しながら徒歩で来る人なんていないんだろうね。
結局、入湯はせず。
汗だくだから、風呂入ってさっぱりしたかったのだが、無理なものは無理。
また来るねと言い残してバイバイ。
二度と来ない自信があるけどね。
熱海からホテルに戻る途中には、東京があった。
TOKYO HOTELという看板。
奥にホテルがある。
東京から熱海までは余裕で歩いて行ける距離だ。
ウボンで名前だけでも日本を感じたい人は、東京に泊まって熱海でひとっ風呂浴びればいいかもね。しらんけど。
まとめ
というわけで、ウボンの夜遊びはこんなもの。
いや、探せば他にもっとあるはずだ。
でもまあタイの地方都市だし、これ以上望むのは厳しいとも思う。
意地でも捜索したい人は、バイクを使ってあちこち走るまわるか、トゥクトゥクに聞き込みして連れて行ってもらうのがよさそう。まあ夜8時くらいではもうほとんどトゥクトゥクは見かけなかったけれど。
観光目的でウボン市街地を訪れる価値はほぼない。郊外の遺跡とかそういう目的での単なる中継地として宿泊するならいい。
そして、夜遊び目的で訪問する価値はさらに低い。
ウボン出身のタイ人の友達や知り合いがいて、一緒にクラブやパブで遊ぶならともかく、外国人旅行者が一人で訪れて楽しむのは至難の技だと思う。最低限タイ語は必須だ。
この街はスルーしていい。そう結論づけてウボンの夜は終了。
ウボンはいろいろと厳しい地であった。
明日はラオスへ。ラオスのほうが楽しそう。