はじめてのウボンラチャタニー滞在で悩んだのがホテル選びだ。
まず土地勘がゼロ。でもなるべく便利な場所がいい。
それでいて、今回はあまり予算がないため、できるだけ安くしたい。
とはいえ、ウボンラチャタニーでは格安ホテルの選択肢があまりなかった。
口コミ評価などを参考に予約したのが、Phadaeng Hotelというところ。パーデーンホテル。
結果は、立地は微妙、部屋はまずまず、トラブルあり、トータルではまあまあ。いや、ウボンのホテルって、難しい。
目次
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Phadaeng Hotel（パーデーンホテル）
ホテル入り口。
看板は、なぜかラスベガス風。
駐車場奥に建物があるが、ちょっとした神殿風。
玄関脇には彫刻。どこの偉人だろうか。
館内には絵画がたくさん。
アートギャラリーとかアートハウスとも書いてある。
予約済みで、チェックインは簡単。パスポート見せるだけ。デポジット不要。
こんなところに泊まる日本人は他にいないだろうと思いきや、同じ日に予約した日本人がいるそうだ。
1階の奥にはギャラリーカフェのような小さな食堂がある。
朝5時から9時まで朝食が食べられるようだ。
4階建てで、エレベーターあり。
部屋は4階。
エレベーター前のロビーは広め。
絵画が至るところに飾ってある。
廊下にも絵画。
まさにアートギャラリー。
ダブルルーム
部屋はダブルルーム。1泊500-600バーツ程度の部屋だ。
タイの地方都市のホテルではあるが、それなりにちゃんとしている。
部屋内部にも絵画が飾ってある。
エアコンのほか、天井ファンもある。
ファンの風力調整もできる。
ダブルベッド。サイドテーブルとコンセントあり。もちろん絵画付き。
大きな液晶テレビの下にはテーブル。
ドライヤー、ティッシュボックスが備え付けられている。
作業スペースには照明あり。椅子も別に置いてある。
Wi-Fiパスワードも貼ってある。
通信速度は26Mbps出ており、まずまず良好。
動画サイトもさくさく視聴できる。
PC作業は快適だった。
冷蔵庫と小さなクローゼット。
冷蔵庫には無料の水2本のみ。
大きなタンスもあるが、中身はハンガーだけ。
セーフティボックスは見当たらない。
室内喫煙可
テレビ台の下に、灰皿らしきものが隠されていた。
室内禁煙の表示もないため、部屋の中でタバコを吸っても大丈夫ようだ。
別の部屋のドアにはノースモーキングの表示があった。
バルコニー付き
いちおうバルコニー付き。
タイの地方都市の安ホテルではよく見かけるタイプだ。
流し台もある。
外部からの侵入を防ぐためのネットあり。
洗濯物干しもかけてある。
エアコンの室外機の熱風と外の熱気で洗濯物はすぐに乾く。
生活できそうな環境だ。
景色は特に何もなし。
ザ・タイの地方都市。
浴室で惨事
タイではお約束のシャワーとトイレと洗面台が一体化したタイプ。
いちおう、シャワーカーテンはついている。
洗面台は大きめ。収納台もある。
アメニティは、固形石鹸2個のみ。他は何もない。
シャワーは電気式。
なぜか、シャワーホースが2本とヘッドも２つもある。
まあ、電気式のほうを使えば、熱いシャワーが浴びれるでしょう。
パタヤからスワンナプーム空港を経て、ようやくウボンのホテルにやってきた。汗もかいた。
街歩きに出かける前にシャワーを浴びて一度さっぱりしましょうかね。
全裸になり、シャワーの電源を入れて、シャワーが出るようにタップをまわす。
ホットシャワーカモン！
と、思いきや、突然何かが落ちる大きな音がして、真っ暗になった。
ブレイカーが落ちたと悟った。
浴室だけでなく、部屋の照明もエアコンもすべて落ちている。
暗い中、ブレイカーを探すと、やはりオフになっている。
オンに戻してから1分くらいで電気は回復。
エアコンもつけっぱなしだし、負担かかっていたのかな。
次はエアコンを消して、再トライ。
今度こそホットシャワーを！
が、また落ちた。
再び暗黒に包まれた。
勘弁してくれよ。
もう諦めた。フロントにクレームを入れに行ってもいいが、こちとら全裸である。
服を着るのも面倒くさい。
暑いイサーンだし、冷水シャワーでも問題なかろう。
もうひとつのシャワーのほうで、冷水シャワーを浴びる。
最初は冷たいが、慣れればどうってことない。
そもそもイサーンでホットシャワーなんて贅沢なんだよ、と自分に言い聞かせる。
地図と周辺施設
地図
空港からのルートバスは20バーツで、ホテルの近くまで来ることができる。
停留所はトゥンシームアン。
関連記事：ウボンラチャタニー空港のエアポートバスは運賃20バーツ
トゥンシームアンナイトマーケットまでは徒歩10分くらい。
関連記事：はじめてのウボンラチャタニー市街地散策、ウボンに何があるのか？
ホテル近所にセブンイレブンあり。
昼間は飲食店もやっているが、夜はかなり暗くなる。セブンイレブン前には1軒だけ比較的大きなレストランが夜でも営業していた。
ホテルロビーには、ドリンクなどの販売所があるので、夜中でも最低限ものは購入できる。
なぜか中古の靴まで販売しているけれど。
ここはアートギャラリーなのかホテルなのかフリマなのか。
移動の際には、ホテルがメータータクシーを手配してくれる。
本当にメーター利用なのでぼったくりの心配不要。
ホテルからバスターミナルまではメーターで70バーツだった。
宿泊料金と予約先
アゴダでは、1泊582バーツで出ていた。約2400円。
トリップドットコムが最安値で2345円。
ちなみに、現地ウォークイン価格。
スタンダードベッドルームが500バーツ、ツインベッドルームが600バーツ。
現地での直接払いのほうが安くなりそうだ。
事前のクレジットカード決済で確実に部屋を抑えておくならホテル予約サイトを使えばいいだろう。
ウボン ホテル (Ubon Hotel)
いい立地を求めるなら、ウボンホテル。
トゥンシームアンナイトマーケットのすぐそばにある。コンビニやカフェも至近。ムーン川も近い。
ただし、ホテル自体はすごく古い。
現地価格は、スタンダードルームが1泊500バーツ。
アゴダでは、1泊495バーツで出ている。
⇒アゴダ
総評
シャワーの電源オンでブレーカーが落ちたのはびっくりした。
それ以外では部屋に不満はない。価格を考えれば、わりとコスパは高いと思う。立地は、ぎりぎり可ってところかなあ。
ウボンの格安ホテル選びは難しいというのがよくわかった。
パタヤのように外国人観光客向けの安くてそれなりに質の高いホテルが全然見あたらない。タイ人向けのいかにもなローカルホテルがあるだけ。しかも数は多くない。
今回のパーデーンホテルかウボンホテルくらいなもの。
ウボン市街地北部にはもっといいホテルがあるようだが。
ウボン、なかなか強敵だ。
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