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フライト情報

関空からバンコクへの最安値ルート、ベトジェットのホーチミン経由でバンコクまで(後編)

投稿日:

関空からバンコクまで最安値ルートで移動しようシリーズ。
関空からベトジェットでホーチミンまで行き、ホーチミンでバンコク行きフライトに乗り継ぐというものだ。
直前購入での最安値となることが多いルートである。

前編⇒関空からバンコクへの最安値ルート、ベトジェットのホーチミン経由でバンコクまで(前編)

後編は、ホーチミンからバンコクまでの様子を。

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ホーチミンの朝

起床は午前9時半。
バンコク行きのフライトは、14時55分発のVZ971便だ。
時間はまだまだ余裕がある。
朝早い便ならば1500円ほど安く買えたが、旅先での早起きはしんどい。1500円の差額ならばゆっくり寝ていられるフライトを選択する。

ホテルのバルコニーから眺めるホーチミンシティ。

いい天気。清々しい朝だ。

朝食探しを兼ねて、ファングラーオ通り周辺の路地裏散歩。

朝からいい雰囲気である。

CHUA AN LAK入り口に新しいバインミー&コーヒー屋ができていた。

バインミーとベトナム式アイスミルクコーヒー。

焼豚のバインミーが35,000ドン、アイスコーヒーが35,000ドン。
合わせて70,000ドン、約420円。
街中の屋台に比べると高いが、ゆっくり座って飲み食いできるのがいい。

やっぱり好きだわ、ベトナムのコーヒーは。
ホーチミンにはコーヒーが飲みたくて来ているようなものだ。
バインミーも最高。パクチーは平気、きゅうりは抜く。

コンビニで、さらにHIGHLANDSのベトナム缶コーヒーを買う。

前日に飲んだBOSSより断然うまい。
もっとがんばれ、サントリー。
ハイランズコーヒーはタイに来てほしい。

ホテルに戻ると、ホテル併設のマッサージ屋から熱烈な誘いを受ける。

パタヤのマッサージ屋ではまず見かけないレベルの若さと容貌を備えたマッサージ嬢だ。
腕を絡ませて部屋までついてきそうな勢いである。
名残惜しいがそろそろ出発だ。
次はいつホーチミンに来るのと聞かれた。
しょうがないなあ、また戻ってくるか、コーヒーとバインミー目当てで。

ホーチミン市内からタンソンニャット国際空港へ

11時25分、ホテルをチェックアウト。

ダブルベット2つはさすがに持て余した。

前日同様に152番バスを使い、タンソンニャット国際空港へ行こう。

ファングラーオ通りから最寄りの152番バスが止まるバス停へ。

ぽつんとあるバス停で、案内もあまりないので不安になる。
わかりづらい人はベンタイン市場のバス乗り場まで行ったほうがいいかも。あそこは大きなターミナルっぽくなっているのでわかりやすい。

11時34分、バス停に着く。

11時43分、バスがやって来る。

運賃は5,000ドン。約30円。
回収に来る車掌に直接払い。

次のバス停車がベンタイン市場だ。

しばらく走ると、Jollibeeを発見。

フィリピンの国民食だが、ベトナムにもあったのね。

12時13分、タンソンニャット空港に到着。
所要時間は30分。

終点が国際線ターミナルビル1階だ。国内線ターミナルへは徒歩かシャトルバスを使うらしい。
国際線出発フロアへは、エレベーターかエスカレーターで上がる。

タンソンニャット国際空港

1日ぶりのタンソンニャット国際空港である。

出発フロアはそれほど混んでいない。

ベトジェットのチェックインカウンターはG。

すごく空いている。ちょっとびっくり。前回はもっと混んでいたのだが。

バンコク行きのVZ971便専用のカウンターが設けてある。

出発2時間30分前で、待ち人数は4人だけ。
すぐにチェックインの順番となった。

パスポートを提示するだけ。
Trip.comで予約したが、Eチケットも旅程表も提示不要。
タイを出国する航空券の提示は不要。
むろん、ワクチン接種証明書や陰性証明書の提示も不要。
昨年7月に利用した際は、タイ出国航空券ないしビザの確認があり、ワクチン接種証明書の提示を求められたが、今回は何もなし。

機内持ち込み手荷物の重量チェックはあった。

6.7kgでセーフ。
大きな手荷物のほか、機内用の小さな手提げかばんはノーチェックだった。

通路側の席が自動的にあてがわれたので、慌てて窓際の席に変えてもらう。
ベトジェットではチェックイン時に無料で指定可能だ。
チェックインを完全に終えると、もう座席変更は不可。チェックイン中に座席指定をお願いしよう。

12時27分には、チェックイン手続き完了。
空港到着から15分もかかっていない。
早いなあ。

一度外に出て、一服。
ベトナムの空港は喫煙所が多くて助かる。
ちなみに制限エリア内にも喫煙ルームがあるため、ターミナルビル外で吸い溜めしておく必要はない。

出国と保安検査

出国のイミグレーションは人が多い。

でも、入国と違って出国はパスポートにスタンプを押すだけなのでさくさく進む。

出国を済ますと、鐘が展示してあった。

次の保安検査場のほうが混雑している。それでも10分とかからなかった。

12時55分、制限エリアに入る。

まず免税店へ。
メビウスを1カートン購入。20USドルだ。
ベトナムの空港免税店はドル表記となっている。ドンでの支払いも可能。
日本の空港免税店ではメビウスが3,900円。タイの空港免税店では790バーツ。ベトナムが一番安い。

制限エリアにはレストランコーナーあり。

昨年は一部の店しかやっていなかったが、今は全開。

さっきバインミー食べたところなので食事は不要だ。
水だけほしい。

おっと、給水所を発見。

空のペットボトルに飲料水を補充しておく。
ショップでペットボトルの水を買うと2ドルもする。
これで2ドルが浮いた。

ちなみに、昨日両替した2,000円=346,000ドンのうち、残金は24,000ドン。150円ほどしかない。
でもまあ、ホーチミンで1泊2日して、バインミーとフォーを食って、おいしいコーナー飲んで、バーで少々ビール飲むくらいなら、交通費も込みで、2,000円あれば足りるってこと。
ホテル代はアゴダで支払済み。1泊2,450円。
ベトナムでの総出費は、4,300円となった。

関空からホーチミン経由でバンコクへ行く際に、同日乗り継ぎせずに、ホーチミンで1泊するなら、プラス4,000円から5,000円見ておけばいいかと。
空港往来にタクシーを使ったり、もっといいホテルに泊まったり、レタントンの日系店で飲み食いすれば、さらに費用は高くなる。
逆に、30円エアポートバス+ドミトリーゲストハウス+どローカル飯にすれば1,000円以下でもなんとかなりそうだが。

ベトジェットVZ971便

搭乗口は10番。

一つしたのフロアに搭乗口がある。

もうすることがない。
搭乗時間までベンチに座ってのんびりする。
ホテルのチェックアウトはもう少し遅くとも大丈夫だった。それでも乗り遅れは心配なので2時間半前の空港着は正解だったように思う。

制限エリア内に一箇所だけ喫煙所を見つけた。

最後の一服。

14時25分、搭乗ゲートがオープン。

機体が沖止めのため、バスで移動する。
第2陣のバスに乗る。

あちこちに機体が点在している様が好き。

バスが一時停止。

目の前を機体が通過していく。

ようやく到着。

ベトジェットの機体外観はけっこう好きかも。

14時54分、機内へ。
これで全員が搭乗完了。

搭乗率は8割か9割。
ほぼ埋まっているという印象だ。

機材は、エアバスA320-214。
定番のA320ですな。
運用はタイ・ベトジェットとなる。

3席×3席の定番シート配列。
窓側の席だが、隣2席にはタイ人の若い女性2人が座っていた。

機内食の案内には、ベトナム-タイ路線なのに、なぜか日本語。

福岡ウェルカムということでサーモンてりやき丼が230バーツ。日本の味のゆずドリンクが70バーツ。大福50バーツ。フルセットで300バーツ。

すでに予定出発時刻を過ぎている。
いそいで離陸準備入る。

タイへ

15時19分、テイクオフ。

白い雲と青い空と赤い翼端板。

ホーチミンからバンコクへはあっという間だ。

16時半には、着陸準備へ。

16時40分、スワンナプーム空港にランディング。
フライト所要時間は、1時間21分。
日本の国内線と変わらない。
ちなみに、タイとベトナムの間に時差はない。
日本とタイとの時差は2時間だ。

16時53分、降機。
スワンナプーム空港ではボーディングブリッジが使える。

スワンナプーム空港でタイ入国するのは昨年12月以来のこと。
コンコースを歩く人の数が増えているように感じた。

が、イミグレーションはさほど混雑していない。

緩やかな勾配ながらもテンションが上がる坂道の頂上がちょっと混んでいるくらい。
タイミングによっては坂どころか通路にまで列が伸びてることもあるが、これなら大丈夫そう。
もう一つのイミグレーションのほうがさらに空いているようで、そちらへも誘導していた。

一般レーンとは別にアライバルビザ専用レーンができていて、こちらは大混雑。
インドや中国からの旅行者はアライバルビザを取得する人が多いようで、一般入国レーンとは別になる。
そのおかげなのか一般レーンはさほど混んでいないようだ。
15分程度で通過できる混み具合だ。
これはもうタイミング次第なので、本当に混雑している時は1時間以上かかることもあるそうだ。

タイ入国時には、パスポートとボーディングパスの半券を見せるだけ。
出入国カードが昨年より不要となっている。
むろん、ワクチン接種証明書の類は一切不要だ。

預け荷物はないため、バゲージクレームはスルー。

税関もスルーして、そのまま到着ロビーに。

これにて無事にタイ入国を果たす。

時刻は17時過ぎ。
この時間帯であれば、バンコクへもパタヤへも余裕で移動できる。
パタヤのナイトライフにも間に合う。
ただ、夕方ということで交通渋滞が心配なところ。
時間を有効に使いたい人は、ホーチミン発バンコク行きのフライトは午前発便にしたほうがいいかも。

関空発ホーチミン経由バンコク最安値ルートまとめ

フライト費用
関空発ホーチミン行きVZ829便 9時30分発13時30分着 18,920円
ホーチミン発バンコク行きVZ971便 14時55分発16時25分着 9,140円
合計:28,060円

ホーチミン滞在費
ホテル代 2,450円
バス代と飲食費 1,850円
合計:4,300円

総合計:32,360円

(関空への交通費や、スワンナプーム空港からの交通費などはのぞく)

このルートは昨年7月に続いて2回目だった。
バンコク発ホーチミン経由関空行きも経験済みだ。
もう慣れたもので、トラブルは完全ゼロ。
搭乗手続きも出入国もさくさくと進んだ。
ホーチミン中心部の土地勘がついてきたので、バス停の位置も把握できた。
楽勝。

乗り継ぎについては、1日置いての乗り継ぎなので時間的余裕は大きい。
同日乗り継ぎでも問題ないが、慣れていない人はトラブルになりがち。
おすすめはホーチミン1泊滞在コースだ。
とにかく安くバンコクへ行きたい人は、ホーチミン滞在せずに同日乗り継ぎすれば滞在費が浮くけれど、せっかくならホーチミン宿泊がベター。
パタヤには到底及ばないものの、ホーチミンも意外と楽しい。

というわけで、日本(東京ないし関空)からタイへ最安値で移動するルートの紹介でした。
直前予約だと、ベトジェット利用の経由便が最安値となることが多い。
まあLCCを使って最安値を狙うなら、プロモーションを活用するのがベスト。ただ数ヶ月先の日程となる。
出発直前購入では、ホーチミン経由がいいと思う。

ちなみに、タイから日本への帰国便はタイ・ベトジェットのチェンマイ発関空行きを利用していた。片道17,000円だった。
つまり、タイ-日本往復の航空券総額は45,000円。
LCCを活用すれば、関空-ホーチミン-バンコク-チェンマイ-関空というルートでも45,000円で旅行することができる。

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