今年2023年中にタイの新しい航空会社が誕生しそうだ。
新しい航空会社の名称は、Really Cool Airlines(リアリークールエアラインズ)。
日本路線就航も視野に入っている。
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Really Cool Airlines
スローガンは、We Fly the Future
リアリークールエアラインズは、長距離路線航空会社となる。
元ノックエアCEOのPatee Sarasin氏がCEOを務める。
タイ国内線は競合を回避するために運航せず、国際線に専念するという。
運航開始は2023年中を目指す。
LCCではなく、フルサービスキャリア。ただ、プレミアムサービスとローコストサービスを備えており、FSCとLCCの中間という位置づけとなる。
CAAT(タイ民間航空局)からの航空事業者証明書と航空事業免許を取得する最中で、今年6月からスタッフ募集開始予定。
エアバスA330型機を2機リースして運航開始し、2024年にはさらに2機追加予定。
可能性があるルートは、日本、オーストラリア、イギリス、フランス、中国。
今年6月までに路線を発表する予定。
乗客の70%は外国人を目指す。
ホームページ⇒https://reallycoolairlines.com/
ニュース⇒https://www.channelnewsasia.com/asia/new-thai-airline-really-cool-launch-end-year-operations-3368756
発表はおおむね以上のようなもの。
予定ばかりで、正式には何も決まっていないような印象だ。
ホームページも具体的な内容は特にない。
LCCでないのは間違いなさそう。かといって、タイ航空やANAのようなフルサービスキャリアでもなさそう。
LCCよりはシートピッチを広めにして、機内食は無料だけど、預け荷物は有料で、シート指定も有料とか、そのようなサービスにするのかもしれない。
さすがにバンコク-ロンドンという路線が実現するとしても、狭いLCC座席と機内食無しは無理があるんで。
詳細発表を待ちたい。
今年末までに本当に運航開始となるかは、まったくわからない。
もし、本当に日本路線が就航となれば、素直に嬉しい話だ。
選択肢が増えるのはいいこと。
なお、日本ではANA系列のAirJapanが2024年2月の開業を目指すと発表されたばかり。
ANAグループでのフルサービスキャリアとローコストキャリアの事業ノウハウを活用し、上質で快適な機内空間をお手頃な価格で提供するというコンセプトで、東南アジアへの就航を予定している。
ざっと話をきくかぎりでは、Really Cool JapanとAirJapanは近いものがありそう。
どちらの新航空会社も、日本=バンコク線の就航を実現させてほしい。
フルサービスキャリアでは高すぎる。LCCは安くても席やサービスが厳しい。
その中間あたりのコンセプトでお手頃価格での提供ならけっこうな需要があるかもしれない。
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