タイでは全77県を感染状況に応じて色分けしてゾーニング指定している。
各ゾーンに応じた規制措置を取るという形だ。
これまでサムットサコン1県のみが最大管理ゾーンとされるレッドゾーンに指定されていた。
そのゾーニングの見直しが実施された。
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新ゾーニング
本日3月19日CCSA本会議が開催された。
その後のブリーフィングでは、「サムットサコンはもはやレッドゾーンではない」と発表された。現在はオレンジゾーンとなっている。
どうやら3月17日のCCSA小会議において、ゾーニング見直しが確定していたようだ。
それを本日の本会議で追って承認したという形なのかもしれない。
すでにCCSAの広報サイトでは、新しいゾーニング地図が発表になっている。
サムットサコンはレッドゾーンからオレンジゾーンへの下げられた。
これによりレッドゾーン指定県はゼロとなった。
オレンジゾーン9県
サムットサコン、バンコク、サムットプラカン、.サムットソンクラム、ノンタブリー、ナコンパトム、パトゥムタニー、ターク、ラチャブリ
イエローゾーン14県
チョンブリ、カンチャナブリ、チャチュンサオ、チュンポン、ナコンナヨック、ペチャブリ、アユタヤ、ナラティワート、ヤラー、ラノーン、ラヨーン、ソンクラー、サラブリ、スパンブリ
グリーンゾーン54県
その他全部
規制緩和内容
オレンジゾーンとなったサムットサコンだが、バーやパブといった娯楽施設の営業再開は不可。
学校やショッピングモールは再開できる。
サムットサコンの例外的措置をのぞき、3月17日付けで発表になった各ゾーンでの規制緩和の内容。
規制内容は以前のままなので、過去の英語版のものを併載しておく。
(ダークレッドとレッドーゾーンはすでに対象なし)
バンコクはオレンジゾーンのまま。
バーやパブなどの娯楽施設や、レストランの店内飲食営業時間は、午後11時までに制限される。
(サムットサコンではバーの再開は不可)
チョンブリ(パタヤ)はイエローゾーンのまま。
バーの営業時間は24時までと変わらず。レストランでのアルコール提供も24時まで。
オレンジゾーンもイエローゾーンも娯楽施設内での客のダンスは不可。ディスコでもテーブルに座って飲み食いするだけが許される。ステージ上でのパフォーマンスは可能。
グリーンゾーンは特に制限はなく、通常通りの営業が許されている。
注:これはCCSAが定める規制基準であり、実際の規制措置は各県が独自に定めることができる。CCSA基準よりも緩くするのは不可で、厳しくすることは可能。
チョンブリ(パタヤ)はこの2週間新規感染者が報告されていないが、なおもイエローゾーンにとどまることになった。
これによりバーの閉店時間は24時を維持することになる。
なお、昨晩もパタヤのバーは24時閉店を厳守していた。
最近は本当に厳しくて、24時にはネオンサインをすべて消してしまう。
次回のゾーニング見直し時期は不明だが、しばらくはこの状態が続きそうだ。
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