ソイブッカオのバービア嬢に教えてもらった、おいしいクイティアオ屋台を紹介。
なんでもスープがうまいそうだ。
場所は、ソイブッカオとサードロードのソイ13との角。隣はファミリーマート。
ソイ13は、別名ソイロンナムケーン。氷工場があることから名付けられたようだ。
もちろん、このクイティアオ屋台の存在は昔から知っていたが、食べる機会がなかなかなかった。
実際食べてみると、教えられたとおりスープがうまかった。
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クイティアオ屋台
夜になると営業開始。
テーブルが5つほど並ぶが、人気のため、座れないこともある。
壁にはタイ語でメニュー表。
基本はもちろんクイティアオ。
無料の水あり。
セルフサービスだ
テーブルの上には各種調味料。
さらに謎の漬物みたいなものがボウルにたっぷり。
ちょっと食べてきたが、激辛漬物みたいなやつ。正体不明。
トムヤムスープ
最初に食べたのが、トムヤム。
トムヤムクンとは別物だが、クイティアオのスープの一種だ。
麺は、トムヤムによく合うバミーで。
オーダーする時は、バミートムヤムと告げればいい。
赤い。スープが赤い。
見た目にぎょっとするが、スープを口に運んでみたら、思ったより辛くはない。
いやもちろんそれなりに辛いので注意は必要だが、これは普通に飲める辛さ。
辛さだけでなく、味に深みがある。
うーん、このスープはいける。
また、麺もしっかりしている。
安物の中華麺とは違うのは、なんだか麺に弾力がありつつもスルッと食べられる食感。
スープとの辛みも良し。
具材は一般的なクイティアオと同じで、ルークチン(つみれ)と豚肉。肉は肝臓も入っている。あと野菜。
正直、具材は今ひとつ。というかあまりにも普通。
なお、付け合せの野菜がたっぷり運ばれてくる。
これは全部生だが、ご自由にどうぞ。
また、スープはすでに充分味がついており、調味料はそれほど加える必要ないと思う。が、これまたご自由にどうぞ。
40バーツ。
ナムトック
続いては、ナムトックスープで。
イサーン料理でナムトックという肉と野菜を和えたものがあるが、それとは別。これもクイティアオのスープの一種だ。
ナムトックにはセンレック(中細麺)が合いやすい。
オーダーする時意は、センレックナムトックないしナムトックセンレックと告げればいい。
ごらんのとおり、不気味な色をしているのが特徴。どうやら豚と牛の血が混ざっているらしいが、火を通してあるので問題ない。
わりと癖が強いんで、だめなひとはだめかもしれないが、これが意外といける。
というか、ここのナムトックスープはうまい。
ちゃんとコクと旨味がある。なんとも複雑な味。
見た目ほど味は濃くもないし、辛くもないんで、お好みで少し調味料は足してやったほうがいいかも。
味を整えると、さらにおいしくなる。
麺を食べ終えても、スープだけ飲みたくなるほど。ナムトック独特の癖になる味ってやつだ。
例によって、付け合せの野菜たっぷり。
ナムトックスープには、ミントっぽい野菜の葉っぱを入れると風味アップ。あとはお好みで。
40バーツ。
どちらも量はそれほど多くない。
並が40バーツで、大盛りが50バーツ。
たっぷり食べたい人は大盛り(ピセー)でどうぞ。
地図とまとめ
地図
ソイブッカオの北側。
ソイブッカオ界隈を中心に行動しているならとても行きやすい場所。
ファミリーマートを目印にどうぞ。
ナムトックもトムヤムもどちらもスープがうまい。
甲乙つけがたいが、あとは好みの問題。
この界隈のクイティアオなら、Rコンバービア群入り口、カシコン銀行横にあるクイティアオ屋もなかなか捨てがたい。ここもナムトックスープがおいしい。
関連記事:ソイブッカオのカシコーン銀行横にあるクイティアオ屋
でも、ソイ13入り口のほうが上だと思う。
トムヤムなら、名無し食堂横のクイティアオ屋がおすすめ。
関連記事:【追記】ブッカオ名無し食堂横のクィティアオがうまい。激辛トムヤムスープがおすすめ。
同じトムヤムスープでも、ちょっとタイプが違うので単純比較しづらいが、スープのうまさならソイ13入り口かな。
具材含めトータルの満足度なら、名無し食堂横といったところ。
同じソイ13をサードロードまで出て右折したところにはクイティアオガイ屋台がある。
関連記事:サードロードのクイティアオガイ屋台。スープと鶏肉がうまい。
ナムトックとはまた別の濃厚スープでこれまたおいしい。
さらにサードロードを渡ると、海鮮トムヤムスープのおいしい店もある。
関連記事:これはうまい。シーフード満載の海鮮トムヤムスープが絶品のクイティアオ屋、マハーサムット。
ここのトムヤムスープは、他のクイティアオ屋のトムヤムスープとは別物。よりトムヤムクンに近い。
ソイブッカオで通常のバミーナムなら、ソイニュープラザのCHY4がベター。
関連記事:ソイニュープラザのバミー屋はワンタンが名物。ソイブッカオ近辺では一押し。
ここで取り上げたクイティアオ屋は、いずれも夕方ないし夜からの営業。
バービアめぐりの途中や飲んだあとの締めで食べるのがおすすめだ。
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