以前、ソイブッカオのおすすめ格安ホテルとして紹介したドゥアンナミン ホテル パタヤ (Duannaming Hotel Pattaya)。
関連記事:ソイブッカオ沿いのおすすめホテル、ドゥアンナムイン
Agoda表記ではドゥアンナミンと少しぶれはあるが、わたしは昔からドゥアンナムインと呼んでいる。
ソイブッカオ沿いで立地条件もよくて、格安ホテルなのにスイミングプール付きなのが気に入って、短期滞在の頃はくり返し利用していた。
最後に泊まったのはおそらく2013年だったはず。
あれから4年。
何か変わったことはないだろうか?
ひさしぶりに泊まってみることにした。
結論。まったく変わっちゃいない。良くも悪くも昔のまま。
微妙に値上がりしているような気もするが、これはパタヤ物価上昇のおり、しかたあるまい。
それでもローシーズンなら600バーツ代で泊まれる。優良ホテルに変わりなし。
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目次
ドゥアンナミン ホテル パタヤ (Duannaming Hotel Pattaya)
外観に変化なし。
バイクを玄関前に置けるので便利。
玄関脇にあったレートのいい両替屋はとっくに昔になくなっている。
ロビーのソファーには宿泊客が置いていったであろう書籍が積まれている。
わたしが昔置いていった「アジアの雑誌」が見あたらない。捨てられたかな。でも日本語の文庫本が増えている。日本人宿泊者が増えてきたということだろう。
チェックイン。
Agodaで予約していったが、バウチャーを見せるように言われた。最近ではバウチャー提示不要のホテルが増えてきたんで、これは珍しい。
でも、PCに保存したPDFを見せればオッケーだった。
レセプションの人たちはフレンドリー。みんな英語が達者です。
デポジットは300バーツ。領収書はもらえる。チェクアウト時に領収書と引き換えにデポジットは返ってくる。
プールビュー側の部屋を予約していた。シティービューよりわずかに高いが、夜は静かなので、プールビュー側がいいでしょう。
エレベーターなしの4階建て。
おっと、必ずつまづくと評判の階段だ。
わかっていても、やっぱり、つまづいた。ほんのわずかだけど、一段だけステップの大きさが違うんだよね。赤テーブが貼ってあるが、やはりつまづいてしまう。
自分もホテルも変わっていないことに気がついて、ちょっとうれしくなるやら悲しいやら。
廊下
スタンダードルーム(プールビュー)内部
2階の部屋へ案内された。いつもは3階か4階のことが多かったので、これは楽。
うん、何も変わっていないね。
定宿にしていた頃からすでに古びた内装だったし、それは今でも変わっていない。でも特に劣化もしていない。昔のまんま。
清掃は行き届いている。不快さは感じない。
狭いわけでも広いわけでもない、ほどよい大きさの部屋。
採光は充分だし、圧迫感はない。
ベッドも変わらず。
両脇にサイドテーブル。コンセントと照明スイッチは片側のみ。
テレビは旧式のブラウン管のまま。
机も椅子もそのまんま。
作業スペースは広いし、コンセントもあってPC作業には問題ない。ただ、背もたれのない椅子はちょっときついけど。(部屋によっては背もたれ付き椅子もあるはず。)
クローゼット内にセーフティボックスがないのも変わっていない。
貴重品入れはレセプションにある。
冷蔵庫はからっぽ。無料の水があるだけ。
灰皿が用意されてあり、室内喫煙可能。
エアコンの効き目は問題なし。リモコン式で操作も楽。
部屋の電源はカードを抜き差しするタイプ。
バルコニー
プラスティックの椅子とテーブルも変わっていないなあ。
ちょっと汚れているんで、利用する前はティッシュや布で汚れを拭き取りましょう。
端の部屋だったので少し離れているが、きちんとプールビューになっている。
昼間の陽当りは良好。洗濯物はあっという間に乾きます。
昼間はプールで騒ぐ声が聞こえてくることがあるけれど、夜はとても静かだ。たまにソイブッカオを走るバイクや車の騒音が聞こえてくる程度。
シティビューの部屋は、もう少しうるさくなるが、パタヤ中心部の道路沿いの部屋はどこも同じこと。
向かい側にバービアがあるが、夜中に2時か3時には音楽のボリュームをしぼるんで大丈夫だろう。
ここはソイブッカオだ、パタヤだ。深夜3時に寝ればいいだけのこと。
宿泊客は、ほぼファラン。意味もなく深夜に廊下で大きな声を立てるような無神経な客は少ない。これは昔から変わっていない。
浴室内
おっと、水回りはちょっと綺麗になっているかも。
部屋によりけりかもしれないが、明らかに以前とは違う。
そもそもシャワーとトイレの間に仕切りの壁があったはずだが。
壁がなくなったんで、かなり広く感じるなあ。
洗面台も作り変えているように思える。
シャワーの湯温と水圧は問題なし。普通に熱いシャワーが浴びられた。
トイレの床が濡れるのは、この手のタイ格安ホテルでは当たり前。文句を言うのはお門違いです。
部屋によって違うだけかもしれず、なんとも言えないが、浴室は快適に利用できた。
アメニティは変わらず貧弱なまま。
固形石鹸、シャンプー、シャワーキャップだけ。受け皿は昔のまま変わっていないなあ。
スイミングプール
レセプション脇を抜くていくと、スイミングプールあり。
それほど広くもなく小さくもない。
一応泳ぐことのできる大きさ。
ジャグジーは停止していた。
ベッドは揃っている。
テーブルもある。
ただ、地上プールなので、少し小バエが出るのが難点か。
レストランやフィットネスジムはない。
Wi-Fi無料
ブラウザを開いてログインするタイプに変わっていた。
ログイン名とパスワードはレセプションでもらう。
ログイン画面のホテル名スペルが無茶苦茶だが気にしない。
YouTubeも普通に見られる。
以前より早くなり安定している印象。
ジョイナーフィー無料
JFは無料。
IDカード預けあり。たしか、ゲストのサインも必要だったはず。
夜は玄関前にガードマンが常駐する。ここのガードマンは昔から教育が行き届いているのか、出入りするたびに敬礼してくれる。4年前とは当然違う人だが、またしても敬礼を受ける。恐縮です。
地図と周辺施設
地図
コンビニはソイブッカオの斜め向かい側にあり。徒歩15秒くらい。
両替なら、ブッカオを少し北に進んだところの18コインズホテル前にTTカレンシーがある。
レストラン多数。食事に困ることはない。
ホテル目の前にあるイタリア料理レストランVolare
レストランオープン当初とドゥアンナムイン定宿時代が一致していたので、友人たちと何度も通った。
パスタもピザもおいしい名店。イタリア人ボスとも仲良くなったが、ちょっと高いんで、友人ともども足が遠のいてしまった。おすすめのイタリアンであることに変わりなし。
安い洋食やブレックファーストが多いのがソイブッカオの特徴。
⇒ひさしぶりに食べたTHE COINSのブレックファーストはやっぱりうまかった
⇒MALEEレストランの日替わり99バーツセット。ソイレンキーに新MALEEオープン。
早起きできるなら、パートンコーもおすすめ。ジョーク屋も出ている。
⇒タイの朝食といえば、パートンコー(揚げパン)。練乳シロップをつけて食べると病みつきの味だ。ソイブッカオでどうぞ。
ホテル前の交差点はソイ15入口で、まっすぐ進むとパタヤアベニューの裏口へ行ける。徒歩5分くらい。昼間は映画館で過ごすのもアリだ。
LKメトロまでは徒歩5分弱。余裕で歩ける。
ウォーキングストリートへ行くには、ソイブッカオ沿いを南へ走るソンテウに乗ればいい。10バーツで行ける。
帰りは、セカンドロードのパタヤアベニュー前で下車して、アベニュー内を抜けてソイ15へ出て、歩いて戻るのがいいかな。
パタヤに地理に慣れてくれば、文句なしの立地だ。
基本的に深夜まで飲み歩く人向けです。
宿泊料金と予約先
4月に宿泊した時は、シティビューが691バーツ、プールビューが708バーツ。
たまたま割引きクーポンがあったので、プールビューが666バーツとなった。2200円といったところか。
5月下旬の料金を調べると、なぜかシティビューとプールビューが同じ料金となっている。
なるべく静かな環境がいい人はプールビューがいいでしょう。
ウォークイン料金表(3月から5月)
2,3階と4階では料金が異なる。
4階シティビューにかぎって言えば、飛び込みのほうが安くなりそう。
マンスリープランあり。17,000バーツから19,500バーツ。
おそらく、電気水道掃除代すべて込みでしょう。
ちょっと割引率が低いかなあ。
まとめ
ひさしぶりの投宿となったが、やはり快適なホテルだと実感した。
高級感とかリゾート感とはまったく無縁。立地が良くてスイミングプール付きのホテルに2000円程度で泊まれるのだ。これ以上何を望むのか。
タイ、ひいてはパタヤのソイブッカオに建つ格安ホテルだということを踏まえておけば、満足できるはず。
ただ、このホテルに移動する前に宿泊したのが、新築ホテルのレバスレジデンスだったため、かなり見劣りしてしまったのも事実。
関連記事:ソイコーパイの新築ホテル、レ バス レジデンス (Le Bus Residence)宿泊レポート
さすがに新築ホテルと比べたらダメ。
ここは昔ながらのパタヤの格安ホテルの風情を楽しむところだ。
慣れていない人は最初戸惑うかもしれないが、1泊2泊もすれば、次第に快適に感じるはずだ。向いていない人はとことん向いていないので、他をあたりましょう。Agodaの口コミレビューを見ても、きっぱり評価が分かれている。ダメな人は徹底してダメで低評価。わかっている人は高評価。
昔わたしと一緒にドゥアンナムインを定宿にしていた友人は、ホテルに不満はないけれど、もっとリゾート感があってバスタブ付きのホテルがいいと言って、サンビュープレイス→ゴールデンシー→アレカロッジへと鞍替えしていった。
ドゥアンナムインとアレカロッジとでは料金的に3倍ほどの開きがあるが、そのあたりは人それぞれ。
ソイブッカオ界隈で格安かつスイミングプール付きホテルは意外と限られている。
ベタなのは、Sutus Court。
⇒ソイブッカオの老舗格安ホテル、Sutus Court(サタスコート)宿泊レポート
ソイレンキーに少し入ると、オペイデプレイスがある。
⇒オペイデプレイス パタヤ (Opey De Place Pattaya)宿泊レポート@ソイレンキー
予算と滞在スタイルによってお好みでホテルをチョイスできるのが、パタヤのいいところです。
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