タイのバス公社であるトランスポート社が新たな空港バス路線の開設を発表した。
ドンムアンからパタヤ、ドンムアンからホアヒン、さらにスワンナプームからパタヤとそれぞれのバス路線ができる。
2025年3月8日開始で、ついにドンムアン空港からパタヤへ直行バスで行けるようになる。
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ドンムアン空港=パタヤ
今回発表されたの3路線。
まず、バンコク・ドンムアン空港とパタヤを結ぶ路線。
1日4本。
1等エアコン付きバス(36席)を使用。
ドンムアン空港発 6:30 10:30 13:30 17:30
パタヤ発 07:00 10:00 14:30 17:00
運賃155バーツ
運行距離162km
所要時間:2時間30分
2025年3月8日運行開始。
3月8日に就航記念式典開催で、最初のバスは13時30分に運行される。
ドンムアン空港=ホアヒン
バンコク・ドンムアン空港とプラチュワップキーリーカンのホアヒンを結ぶ路線。
1日2本。
1等エアコン付きバス(36席)を使用。
ドンムアン空港発 10:00 15:00
ホアヒン発 09:00 14:00
運賃200バーツ
運行距離216km
所要時間:3時間30分
ホアヒンの停車場所は、ホアヒン寺院前、ブルーポート、ホアヒンバスターミナル。
ホアヒン寺院前は、ホアヒンビーチからも近くてホアヒン中心部にあたる。
関連記事:バンコク(カオサン通り)からホアヒンへ
ホアヒンのバス出発地は、ホアヒンバスターミナルとなる。ブルーポートでも乗車可能。ドンムアン空港のサービスホールが最終地点。
ドンムアン空港にチケット販売所設置
ドンムアン空港の出発地点は、国際線第1ターミナルに隣接するサービスホール。
サービスホールは、バンコク市内行きのエアポートバスの始発乗り場もあって、バスターミナルとなっている。
関連記事:ドンムアン空港国際線ターミナルビル拡張と新しいエアポートバス乗り場
関連記事:ドンムアン空港到着後のバンコク・パタヤへの移動方法まとめ(2025年更新版)
サービスホールにチケット販売所を設置して、スタッフも常駐して乗客のサービスにあたる。
国際線でドンムアン空港に到着したら、到着口を出て右手へ進むとサービスホールがある。まず右へ進もう。
スワンナプーム空港=パタヤ
バンコク・スワンナプーム空港とパタヤを結ぶ路線
1日4本。
1等エアコン付きバス(36席)を使用。
スワンナプーム空港発 07:30 11:30 13:30 17:30
パタヤ発06:30 10:30 14:30 16:30
運賃122バーツ
運行距離127km
所要時間:2時間
スワンナプーム空港1階8番出口付近に、バスチケット販売所を設置。
ここは、従来のパタヤ行きバスチケット売り場と同じ区画にあたる。
パタヤの降車地点ならびに乗り場については、当初の発表では不明だった。
その後、トランスポート社よりパタヤへのルートとパタヤバス停の位置情報が明かされた。
スワンナプームおよびドンムアン空港を出発したバスは、高速7号線をひたすら走り、パタヤまでノンストップで運行される。途中下車は不可とのこと。
パタヤのバス停は、スクンビット通りの下り線沿い、ノースパタヤとパタヤカンの間あたり。つまり、7号線を降りてそのままスクンビット通りに入って少し進んだところだ。
地図
中途半端な場所なので、パタヤビーチなど中心部までは少々距離がある。
パタヤのホテルまではGrabかBoltといった配車アプリで車かバイクを手配するのがおすすめ。バイクなら30バーツか40バーツ程度だ。
スワンナプーム空港とパタヤを結ぶバス路線は、ルンルアン社とベルトラベル社のバスが運行されているが、今回の新路線はトランスポート社によるもの。
これで、スワンナプーム=パタヤ路線バスは、全部で3社となる。選択肢がさらに増える。
ルンルアン社が141バーツ、ベルトラベル社が190バーツ、トランスポート社が122バーツ。
さすがに政府系バス会社だけあって一番安い。
まとめ
トランスポート社からの発表による情報は以上。
詳細な乗り場や降り場については追って調査が必要だろうが、だいたいのことはわかった。
これでドンムアン空港からパタヤへバスで直行できるようになる。3月8日運行開始だ。1日4本しかないのがつらいところだが、直行バスができるのは大きな前進。以前にベルトラベルによる直行バスが運行再開となったがすぐに再撤退した経緯がある。今回は長続きしてほしい。
ドンムアンからホアヒンへの直行便も便利だ。
スワンナプームからパタヤへのバスはすでに多くの本数が出ているが、満席のために2時間待ちという事態も発生しているほどの人気。新たな路線増で乗りやすくなる。
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