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空港やバス関連

タイ国鉄のレッドラインとパープルラインは運賃定額20バーツに

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この1,2年でバンコクの新しい交通機関が増えている。
タイ国鉄(SRT)は、高架鉄道のレッドラインとパープルラインを開通させた。
レッドラインはバンコクからドンムアン空港へ直行できる路線だ。
このたびタイ国鉄はレッドラインとパープルラインの運賃を最大20バーツに設定することを承認した。
今年中にはレッドラインをつかいドンムアン空港まで20バーツで行けるようになる。

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レッドラインとパープルラインの運賃定額化

タイ新政府は定額運賃政策を打ち出している。
これを受けてタイ国鉄では、レッドラインとパープルラインの運賃定額化を決定した。
レッドラインとパープルラインは距離に関係なく一律で20バーツとなる。

最終的に内閣で承認されれば、正式決定する。
運輸大臣は列車運賃定額化政策は国民へのお年玉になると述べている。
年内には実施されるはずだ。

レッドラインとパープルラインの定額運賃化は、試験的な導入となる。
来年には他の路線にも拡大する可能もあり。
運輸大臣によれば、2年以内にはすべての路線で定額料金20バーツが適用されるだろうとのことだ。

運賃を下げることで、タイ国鉄は売上を失うことになる。政府は年間約8000万バーツの補償を行う必要がある。
ただ、運賃値下げで乗客が増えるだろう。年間5%から20%増加し、収入も増えると予想。

現在、レッドラインの対応可能な乗客は1日あたり約2万人。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2651338/srt-approves-20-baht-fare-for-red-purple-lines

レッドラインとドンムアン空港

レッドラインは、バンスー中央駅(クルンテープ・アピワット駅)を基点に運行されている。

バンコク市内路線図

レッドラインを中心にズームアップ

バンスー中央駅(クルンテープ・アピワット)駅は、MRTのバンスー駅と接続している。

巨大なバンスー中央駅でレッドラインのランシット行きに乗れば、ドンムアン空港へ行ける。

ドンムアン空港までの運賃は33バーツ。

現時点の運賃表

最大42バーツが20バーツに値下げとなる。
20バーツ未満の運賃はそのまま据え置きのはず。最高運賃が20バーツ均一になる。

始発は午前5時。日中は10分間隔で運行する。

過去何度か利用したが、新しい高架鉄道でドンムアン空港へ直行できるのはなかなか魅力的だ。
定額運賃が実施されれば、33バーツから20バーツに値上げされることになり、お得感アップ。

バンコク市内からドンムアン空港へは、BTSモーチット駅ないしMRTチャトゥチャック駅真下から出ているA1・A2エアポートバスも便利だ。運賃30バーツ。

レッドラインとエアポートバスを比較すると、空港ターミナルの出発フロア前に横付けしてくれるエアポートバスのほうが利便性が高い。
レッドラインのドンムアン駅から空港ターミナルビル、特に国際線ターミナルまではかなりの距離があるのが難点だ。10分くらい歩かないといけない。
エアポートバスはビル横付けで降りることができる。

まとめ

レッドラインとパープルラインの運賃定額化は、ほぼ間違いなく今年中に実現するだろう。
来年以降、他の路線でも20バーツ運賃が実施されるのかはまだわからない。実施されるにしても、どのような形となるのか、タイ国鉄だけなのか。
最近はBTSの路線延伸が進み、運賃も上がってきてる。できれば、BTSも値下げしてほしい。20バーツとはいわないものの、もう少し安くなればうれしい。
とりあえずレッドラインとパープルラインは20バーツとなる。バンスーからドンムアン空港、ドンムアン空港からバンスーへは20バーツで行ける。

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