パタヤは洋食天国。いわゆるファラン飯屋が実に多い。
今回はサードロードにあるステーキを比較。アランバーガーと新しい洋食屋で、どちらもポークステーキが99バーツ。
物価上昇中のパタヤでどのようなステーキが食べられるのか。
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サードロードのステーキ屋
パタヤのサードロードの格安ステーキ屋といえば、ステーキガオライが有名だ。
パタヤのステーキは、輸入牛肉を使った高級ステーキ屋とチキンとポークが中心の安いローカル向けステーキ屋に分かれていたが、格差は瞭然だった。
ステーキガオライはローカルながらも味も質も良好ですぐに人気を集めた。
関連記事:ローカルだけど本格派!サードロードのステーキ屋ガオライサイサーム。おすすめはポークチョップ。
オープン直後から何度となく利用してきた。
特にポークチョップが好物だった。69バーツで食べられた。
が、人気が高まるにつれて、どんどんと値上げ。
現在は139バーツにまで値上げ。
この5,6年で2倍になった。
さすがに昔を知っていると、今の価格では食べようとは思えない。
客はかなり減ってきたように見える。
サードロードのノースパタヤ側に、K'Mai Steakというステーキ屋があって、過去何度か通った。
が、昔からよくあるローカルステーキ屋って感じで、特筆すべき点もなく、わざわざ記事にすることもなかった。
しいて挙げれば、ミンチ肉ステーキがちょっとハンバーグっぽいかなという程度。
ちょっと安いけれど、お得感も満足感もなし。
他にもソイブッカオからサードロード付近に格安ステーキ屋が出てきては消えている。
Alan Burger
サードロード付近でステーキとなったら、Alan Burgerに行くようになった。
パンデミック中に安いハンバーガー屋としてオープンして、人気を集めた店だ。
関連記事:携帯電話ショップがハンバーガー屋台へ、ALAN BURGER
ウォーキングストリートなどにも支店が登場したほどだ。
元祖のサードロード店は改築して、綺麗なダイナー風の店になった。ダイニングエリアはエアコン付き。
地図
営業時間は午後3時から午前3時まで。
たしかに夜中でも営業している。
現在のメニュー
当初は39バーツだったチキンバーガーは49バーツとなっている。それでも安い。
ポークバーガーは59バーツ、ビーフバーガーは79バーツ。
バーガーセットメニューはお得だ。
フレンチフライ、チキンナゲットなどを追加できる。
チキンバーガー+フレンチフライ+チキンナゲットのボックス・セットが109バーツ。
このセットは何度も食べたけれど、満腹必至で、味もいい。
バーガー以外にもステーキを売るようになった。
チキンステーキ79バーツ、ポークステーキ99バーツ、フィッシュフライステーキ159バーツ
ポークチョップ179バーツ、Tボーンステーキ349バーツ、リブアイステーキ369バーツ
などなど。
ポークステーキ
最近は、99バーツのポークステーキを買う機会が多い。持ち帰りにする。
大きな肉、底に敷かれたフレンチフライ、ソーセージ2本、トースト、サラダがセットになっている。サラダ用のマヨネーズとステーキ用のブラックペッパーソース、それにケチャップも付いてくる。
ボリュームたっぷりだ。
ポークステーキはこのサイズ感。
肉質もほとほどにいいし、ソースもおいしい。
サラダは新鮮だし、おまけのようなソーセージもうれしい。
この内容で99バーツはお得感あり。
ちなみに、79バーツのチキンステーキには、トーストとソーセージが付かない。
これはチキンステーキだが、ポークステーキのあまりのソーセージを足したもの。
チキンステーキ自体は柔らかくてジューシー。これもけっこう好き。
ただコスパを考えると、ポークステーキのほうがいいと思う。
MA MAK Restaurant
サードロード沿いに新しくオープンしたレストランが、MA MAK。
2024年3月頃にオープンしているのを見かけた。レストランというか食堂だが。
地図
ソイ19からサードロードへ出て左手にある。
営業時間は午前8時から午後9時まで。
店内はオープンスタイルでちょっと暑いが、扇風機は強力だ。
テラス席では喫煙可能。
店主のおばさまは愛想がよくて、英語も達者。
表の看板にはHOT MENUがたくさん。
メニュー
タイ料理はガパオライスが90バーツと高め。
ここは洋食のほうがよさそう。
ポークステーキ99バーツ、チキンブレストステーキ99バーツ、フィッシュ&チップス129バーツなど。
チキンラップ85バーツやサンドイッチもある。
イサーン料理もあって、ソムタムタイが50バーツ、カニとエビ入りのソムタムが80バーツ。
ブレックファーストは、6種類あり、99バーツから。
パン2枚、卵2個、ベーコン2枚、サラダ、コーヒー付きで129バーツ。無難な内容だけど、あまりお得感はないかな。
ドリンクは、なぜか赤ワイン推し。大が90バーツ、小が60バーツ。
ペットボトルの水は10バーツと、ローカル食堂価格だ。
ポークステーキ
チキンとポークが同じ99バーツなので、迷わずポークステーキをオーダー。
15分くらい待って、完成。
大きなプレートにぶ厚めのポークステーキ、フレンチフライ少々、サラダ、マヨネーズ。
マグカップみたいな容器に入っているのが、ステーキ用のグレイビーソース。
サラダはトマトと玉ねぎが新鮮でおいしい。
マヨネーズは日本のものに近い味。サラダに合う。
肝心の肉は脂身が少ない部位で、わりとヘルシー。少し硬く感じるけれど、無難においしく食べられる。
脂身付きの肉がいい人にはおすすめできない。
グレイビーソースということだけど、日本のてりやきを彷彿とさせる甘辛さがあって、なんだか癖になる味だ。これも好き嫌いが分かれそう。個人的にはけっこう好き。
テーブルの上には、ケチャップやイギリスのHPソースやタバスコなど調味料があり、味変は自由。
ポテトの量が少なめだが、一皿食べるとちょうどいい感じにお腹が膨れる。
足りない人は、白ご飯15バーツを追加して、ステーキ定食にすればいいと思う。
次に利用する時は持ち帰りにして、タレを有効活用したい。
余ったタレを、自分で焼いた肉にかけて再利用すれば、一石二鳥だ。
今回のサードロード99バーツステーキ対決では、アランバーガーに軍配を上げたい。
内容的にはアランバーガーのほうがいいと感じた。
ステーキソースは、アランバーガーがブラックペッパーソース、MAMAKがてりやき風味のグレイビーソースで大きな違いがある。これは好みかなあ。
まとめ
パタヤのサードロードにある格安ステーキ屋としては、もうステーキガオライはおすすめしない。
アランバーガーのほうがいいと思う。MAMAKも悪くない。
サードロードを離れると、スクンビット通りとパタヤカンの交差点近くにあるヒゲおじさんのステーキ屋がおすすめだ。
サーロインテーキが80バーツで、価格を考えるとわりと上々の肉質と味だ。(2024年時点では値上げしている可能性あり)
ヒゲおじさんステーキ屋はチェーン店で、以前はアルノタイにもあって立地が良かったのだが撤退済み。比較的行きやすい場所にあるのがスクンビット店だけど、バイクや車がないと少々しんどい。
あとは、パタヤタイにある39バーツステーキ屋だ。
関連記事:これがパタヤ最安か?39バーツステーキ屋@パタヤタイ
さすがにもう39バーツからは値上げしたようだが、それでも連日大盛況。ローカルに人気だ。いつも並んでいるため、最近は利用しづらくなった。
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