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2023年6月~7月イサーン・ラオス南部旅行

はじめてのパクセー、うまいコーヒーとカオジーとメコン川の街

投稿日:

2023年6月~7月のイサーン・ラオス南部旅行シリーズ。

タイのウボンラチャタニーから国際バスでラオス・パクセーに入った。
国境超えは地下通路を進むという、なかなか楽しい経験だった。

前回:地下通路で国境超え、ウボンからパクセーへの国際バスでラオス入国

パクセーはラオス南部の街だ。
ビエンチャン、バンビエン、ルアンパバーンなどラオス北部は何度も旅行したことがあるが、ラオス南部に来るのははじめてのこと。
パクセーの街散策へ。
パクセーは人口規模でいうとラオス第3の都市とのこと。

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はじめてのパクセー

パクセーのホテルは、LANKHAM HOTEL(ランカムホテル)。
荷物をほどいてから、さっそく街中へ。

ホテル前は幹線道路になっている。
道路にはラオス国旗と赤い鎌と槌の旗。
いちおうラオスは社会主義国家ということになっている。

ホテル隣にはレンタルバイク屋あり。

ミッションタイプなら1日10万キープ。約180バーツ。
パクセーは狭いようで広いので、あちこち行きたいならレンタルバイクは必須かも。

建物は、ビエンチャンよりも、フランスコロニアル様式の色が濃いような気がする。

落ち着いた街の雰囲気だ。

パクセーのコーヒーがうまい

時刻は午後2時半。
朝にウボンのバスターミナルでカオカームーを食べてから何も口にしていない。腹が減った。

幹線道路沿いには、外国人向けっぽいレストランやカフェが点在している。

ラオスは元フランス領だけあって、パンがうまい。

DELTAというカフェレストランへ。

ローカルと外国人観光客向けの半々って感じのところ。
店内でコーヒー豆も販売している。

アイスエスプレッソが2万キープ。約36バーツ。

苦味と深みとコクがちゃんとある。うまいな、これ。
アイスエスプレッソにはミルクを入れて飲むことが多いけれど、ここは砂糖だけで充分。コーヒーのうまみを堪能できる。

食事は無難に焼き飯、カオパットで。豚肉入で25,000キープ。約45バーツ。

タイのカオパットよりも上品な味付け。日本人好みの味だ。日本でいうところのピラフに近いかも。油ぎとぎとのチャーハンではない。

合わせて45,000キープ、約81バーツ。
満足度高め。

メコン川の眺め

食後は、メコン川へ向けて散策開始。

幹線道路を外れて中に入ると、ローカルさが一気に増大。

でも、建物はけっこういい感じ。

パクセーの地図が掲示してある。

大きな川がメコン川で、街中に支流が入り込んでいる。

メコン川沿いに近づく。

道路を鶏が横断中。のどかでいい。

土手は工事中だ。赤土が盛られている。

向こうに見えるのが、ラオス日本大橋。

あの橋を渡って、パクセーに入った。

川の対岸には、小高い山があり、山腹には黄金の仏像。

ワットプーサラオという寺で、ここから眺めるメコン川の夕日が素晴らしいとのこと。
歩いて行くのはきつそうだ。レンタルバイクにするか、トゥクトゥクに連れて行ってもらおう。

ショッピングモールと旅行者エリア

メコン川を離れて、また市内へ。

タイでおなじみのカフェアマゾンあり。

なにやら大きなショッピングモールに行き当たった。

中はこんな感じ。

たぶんパクセー屈指のモールなんだろうなあ。売っているものは衣料品が中心。
エスカレーターはやっぱり動いてなさそう。

モールの向かい側は、市場と屋台村になっている。

このあたりがパクセーの中心部といえそうだ。

市場近くの路地は、小さな旅行者街。
ホテル、ゲストハウス、マッサージ屋、旅行代理店が固まっている。

マッサージ屋は、ラオ伝統マッサージが1時間で8万キープ。150バーツくらい。

思ったよりもホステルやゲストハウスが多い、パクセーには。
それだけ旅行者が多いということだろう。

ホステルもどこかおしゃれだ。

他にもゲストハウスの多いエリアがあった。

土の道が20年くらい前のビエンチャンを思い起こさせる。

川も近いし、欧米人はこういった雰囲気の街を好むかもしれない。

ウボンでは欧米人旅行者の姿をほぼ見かけなかったが、パクセーではあちこちに見かける。
若いバックパッカーのほか、それなりに歳をとった夫婦っぽい欧米人の姿も見える。
ビエンチャンやルアンパバーンやバンビエンでは大量にいる韓国や中国系の旅行者はほとんどいない。
ラオス南部は中韓旅行者がやって来ていないようだ。

欧米人旅行者の多くは、おそらくベトナム・カンボジアを通るルートでパクセーに立ち寄っているのだと思う。
ウボンからパクセーに来る外国人観光客は稀なのだろう。
パクセーの次に目指すのは、サワンナケートかターケークかビエンチャンということらしい。

またもカフェ

歩き回って、少々疲れた。
ホテル近所にある別のカフェに行ってみる。

3839 Cafeという店名で、ぼろいけれど雰囲気はいい。
アイスカプチーノをいただく。18,000キープ。35バーツくらい。

これまたうまい。
いやあ、ラオスはコーヒーがうまいよなあ。
しかもタイより安いし。

カオジー

小腹も空いてきたので、ラオス式サンドイッチのカオジーも買っておこう。
ベトナムでいうところのバインミーである。
フランス由来の基本同じものだが、具材と味付けがちょっと異なる。

パクセーのカオジーは、ビエンチャンのカオジーとはまたちょっと違っていて、カオジーパテと呼ぶ。
何かをすりつぶしてパテ状にしたものが入っている。ちょっとくさみがあるので内臓系かもしれない。

ホテル向かい側のローカル商店では、カオジーパテの小が12,000キープ、大が15,000キープだ。
大で27バーツ。安い。

パテの他に、ソムタムでつかうパパイヤなんかも入っている。
パクチーは、ベトナムのバインミーほどきつくはない。
これ、うまいなあ。
ボリュームたっぷりで、27バーツ。100円ちょっとだ。

安くてうまいコーヒーと、やsyくてうまいカオジーと、メコン川。
それがパクセーというものらしい。

パクセーよ

あれ?
これでもう終わりか、ラオス第3の都市よ。
何もなかったぞ。
日本の都市人口ランキングで第3位は大阪だ。
大阪が230万人に対して、パクセーは6万8千人。
まあ桁が2つも違うし、経済規模はもう雲泥の差なので、そもそも比べられるものではない。

パクセーよりも、第1の都市であるビエンチャンのほうが、やはり都会ではある。
でも、雰囲気はパクセーのほうが好きかな。

とはいえ、特にすることはない。
当初はパクセーに2泊しようかと思っていたが、1泊で充分だと感じた。
というわけで、翌日のバスチケットをホテルで購入する。
次に目指すのは、ラオス第2の都市であるサワンナケートだ。

サワンナケート行きを決めたのが夕方。
これから夜が来る。
まあ、せっかくなんで、パクセーの夜の探検もしておきましょうかね。

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