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空港やバス関連

スワンナプーム空港:エアポートタクシーのぼったくりに注意、臨時の保安検査場設置

投稿日:

バンコク・スワンナプーム空港での情報を2点。
いずれもスワンナプーム空港を運営するAOT(タイ空港公社)からの発表となる。
エアポートタクシーの注意点と、タイ出国時の保安検査場の混雑緩和についてだ。

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スワンナプーム空港のエアポートタクシーのぼったくりに注意

スワンナプーム空港にあるエアポートタクシーで高額請求されたという外国人観光客のSNS投稿が話題となった。
運転手は、空港ロゴの入った料金表を提示して、メーターを使わなかった。料金表にはバンコクまで1,200から1,500バーツとの記載があった。あまりにも高すぎるのではないか。
これを受けて、スワンナプーム空港を運営するAOTが調査を実施した。

AOTではそのような料金表は作成していない。偽造である。
またエアポートタクシーは定額料金制ではなく、メーターを使う必要がある。
AOTがドライバーを呼び出して聞き取りしたところ、ドライバーは違反を認めた。
よって、このタクシードライバーのエアポートタクシー資格を剥奪し、出入り禁止処分とする。
さらにこのドライバーの違反情報を陸運局に伝えて、さらなる罰則を検討するという。

スワンナプーム空港では、タクシー運転手がメーターを使用せず、限度を超えた一括料金を請求する問題に対処していく。
監視チームを派遣し、24時間体制でチェックするとのことだ。

その後、スワンナプーム空港より詳しいエアポートタクシーの規則が改めて発表された。

エアポートタクシーは、空港利用サーチャージ50バーツを払う必要があるが、これは空港ではなくタクシードライバーに直接払う。
サーチャージの50バーツは、空港で長時間客待ちしたり、近距離利用で大きな運賃にならない場合にドライバーに補填されるものとしている。

バンコクで登録されているタクシーは、距離に応じたメーター運賃と高速道路代(利用する場合)、それと荷物の大きさに応じて別途料金が必要。

26インチのスーツケースで20バーツ。
ゴルフバックは100バーツ。

空港でタクシーを手配する際にはスリップを受け取るが、これにはドライバーの名前やIDが記載されている。このスリップはドライバーに渡してしまわないように。
クレームがある場合はホットライン1584に電話を。

スワンナプーム空港からの発表は以上のとおり。

エアポートタクシーの使い方

スワンナプーム空港の到着フロアは2階で、タクシー乗り場は1階だ。
1階に降りると、大きなタクシー乗り場がある。

大まかな距離ごとにレーンが分かれている。

各レーンにはスリップを発行する端末があり、スリップに記載された番号のタクシー乗り場へ移動し、そこでドライバーと合流する流れだ。

エアポートタクシーは本来メーター制だ。
が、現実には、メーターを使わずに定額請求してくるパターンが大半のようだ。
最近よく耳にする話では、バンコク市内まで500バーツと言われるらしい。

ナナやホイクワンからスワンナプーム空港まで何度かメータータクシーを利用したことがあるが、たしか220バーツから250バーツくらいだった記憶がある。
高速道路を利用すると別途料金が必要だが、それでも合計で300バーツほどだろうか。

エアポートタクシーだと空港使用料50バーツかかるので、総合計350バーツといったところ。
500バーツの定額制はまあまあ高いと言える。
ただぼったくりと言えるほどではない。
もし大きな荷物があればなおさらだ。

バンコク市内といっても広いし、時間帯によっては渋滞がひどい。単純にメーターだけの話ではないのも確かだが。
それにしても1,200バーツから1,500バーツはあまりにぼったくりというもの。

このエアポートタクシー問題はずっと言われていることだ。
欧米人旅行者に対する調査では、スワンナプーム空港のタクシーへの苦情が1位となっている。
まともにメーターを使って行ってくれないと。

対処法としては、とにかくメーターを使えと主張すること。
発券されたスリップはドライバーに渡してしまわないこと。車内にはドライバーの名前と登録番号が記載されたプレートが貼ってあるから撮影しておくのもいいかもしれない。
最初はメーターを使うといって走り出し、その後で定額をふっかけてくるケースもあるのが厄介だ。
ただ、ドライバーと無理に揉めるのは避けたほうが無難。
道の真ん中でいきなり放り出されてもかなわない。

バンコク市内まで全部で500バーツと言われたら、少々高いのは承知の上、乗ってしまってもいいかもしれない。特に慣れていない人は。

とにかくエアポートタクシーは面倒くさい。
個人的には使う気になれない。
Grabでタクシーを手配するのが楽でいいと思う。事前に料金が決められており、交渉不要。クレジットカードを登録しておけば、カード払いもできる。

なお、エアポートタクシーでのパタヤ行きの場合は、メーター利用はほぼ無理だと思う。
最近は全然利用していないのではっきりわからないが、おそらく安くても1500バーツのはず。最初の言い値はもっと高いかも。車種によっては2000バーツ以上言われてもおかしくない。
もしエアポートタクシーと交渉するなら、高速代込みかはきちんと確認すること。

かりにメーターを使うとすれば、車種によりけりだが、1300バーツ前後だろう。
あとは高速代が別途100バーツちょっとかかる。

スワンナプーム空港からパタヤへタクシー移動するなら、事前に手配しておくのがベター。

KKdayなら、事前にクレジットカード決済できて安心。追加料金はかからない。

関連記事:スワンナプーム・ドンムアン空港からパタヤへは、KKdayのチャータータクシーが安くて便利。日本語予約、クレジットカード決済。

パタヤを拠点したMr.Tも評判がいい。スワンナプーム空港-パタヤ間は全込みで1200バーツだ。

関連記事:スワンナプーム空港-パタヤ間の移動はMr.Tタクシーで、全込み1200バーツ

スワンナプーム空港のタクシー問題だが、AOTは対処するとは言っているものの、なかなか解決しないような気がする。
今回の件にしても、外国人観光客がSNS投稿して拡散されたことで慌てて対処して、見せしめ的にドライバーを処分したように映ってしまう。
まあ、アジアの国では空港タクシーはどこも似たような問題を抱えている。タイはまだマシなほうとも言えるが、やっぱり1500バーツはひどすぎる。

スワンナプーム空港国際線出発保安検査場

スワンナプーム空港では、乗客の混雑解消のため、臨時の国際線出発保安検査場を開設している。3月17日より。

場所は、Row W付近。
つまりターミナルビルに入って向かって右端だ。ローソンがあるところ。


(AOTより)

タイ航空のチェックインカウンターとは真逆だし、日本行きのANAやエアアジアにしても中央付近のチェックインカウンターを使うはず。
なので、チェックイン後の保安検査場は中央や左側に進む人が大半だと思う。
今は向かって右端の臨時保安検査場がよさそう。
他の保安検査場は一度エスカレーターで上る必要があるが、臨時検査場はそのまま進める。

なお、一部の保安検査場は、ARTS(トレイ自動返却システム)導入工事を進めている最中だ。

ZONE3(西側)では、2レーンのARTSの運用を開始した。
以前よりも効率良くチェックが進むとのこと。

臨時の保安検査場はZONE3(東側)の近くにある。
ZONE3(西)か臨時検査場のどちらかを使うと、混雑しがちなセキュリティチェックを早く抜けられそうだ。

出国時の保安検査場とイミグレーションが大混雑していることが多いため、国際線利用時にはスワンナプーム空港に最低3時間前には到着しておくことが推奨されている。
タイ航空が保安検査場のARTS化工事を利用に4時間前空港着をすすめる旨をSNSで発信していたが、これは偏った情報であるとAOTから指摘されて、撤回した経緯がある。

ARTS工事は一部すでに完了しており、臨時保安検査場も設置してある。
さすがに4時間前はオーバーとしても、3時間前到着が無難だ。
時間帯によっては本当に混み合う。
チェックインに1時間並び、保安検査とパスポートコントロールでさらに1時間並び、合計2時間。搭乗口までの移動と免税店に立ち寄っていると、もう搭乗時間になってしまう。

日本行きフライトは深夜0時前後が多く、ちょうど混み合う時間帯だ。
特に慣れていない人は、時間に余裕をもってどうぞ。
タイ航空ならKIOSKでセルフチェックインができるし、エアアジアならWEBチェックインしておけばEボーディングパスが発行できる。チェックインカウンターの長蛇の列に並び必要はない。その場合は2時間前到着でも十分間に合う。

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