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パタヤ近況

タイ仏教祝日の禁酒日緩和、パタヤの娯楽施設は営業可能に

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今年のタイでは、5月11日は、ウィサカブーチャと呼ばれる仏教の祝日にあたる。
こういった仏教の祝日では、アルコール類販売禁止措置がとられる。禁酒日だ。
スーパーやコンビニで酒は販売されず、レストランでも酒の提供はない。アルコール提供を主とするナイトライフ娯楽施設は営業不可となっている。

パタヤの禁酒日は、夜になると暗闇に包まれるほどだ。
が、このたび、タイ政府が新しい規制緩和を実施し、バンコクやパタヤなどの娯楽施設は禁酒日でも営業できることになった。
明日5月11日からさっそく開始される。

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仏教祝日での酒類販売が一部で許可

タイ政府より発表あり。
タイの観光促進のため、国際空港や観光エリアにおいて、5つの仏教祝日でもアルコール類の販売を許可する。
この法案は、5月9日に官報に掲載され、5月10日より施行となる。

5つの仏教祝日(2025年)
・マカブーチャ(2月12日)
・ウィサカブーチャ(5月11日)
・アサラハブーチャ(7月10日)
・カオパンサー(7月11日)
・オークパンサー(10月7日)

注:日付は年ごとに変わる。

アルコール類の販売が許可されるのは、一部に限定される。
・国際空港ターミナル
・ナイトライフ娯楽施設
・ホテル
・国際イベントが開催される場所

屋台やコンビニやレストランやスーパーマーケットでは引き続き、アルコール類販売禁止措置が取られる。
あくまで一部の指定されたエリアの指定された施設のみに限定される。
限定的な措置につき、事業者は慎重に行動するよう促されている。

今回の規制緩和は、タイ政府の掲げる「アメイジング・タイランド・グランド・ツーリズム・アンド・スポーツ・イヤー2025」の推進に沿ったもので、観光産業に利益をもたらすだろうと政府報道官。

バンコクやパタヤのナイトライフ営業可能に

アルコール飲料管理委員会によれば、5月11日のウィサカブーチャより、認可された施設では酒類販売が許可されるとのこと。

具体的なエリアと施設についてははっきりしていないが、バンコクであればパッポンやスクンビットなどが含まれるはず。バーやクラブなどの娯楽施設が営業できる。

パタヤはパタヤ中心部全域が対象となるだろう。
ウォーキングストリート、ビーチロード、セカンドロード、ソイブッカオ、サードロードあたりまで。ナックルアやジョムティエンも含まれる可能性が高い。
ただ、認可を受けていない店舗は不可ともされており、実際にパタヤにあるすべてのバーやクラブが営業可能となるかは不明だ。
5月11日になってみないとわからない。

パタヤのナイトライフと観光業界は、この規制緩和を歓迎する声明を出している。
数十年来の悲願が叶った。ナイトライフを楽しみにパタヤを訪れた観光客を失望させることがなくなると。

パタヤ以外の地方都市では、プーケット、サムイ、チェンマイは対象となりそうだ。
タイ全土の外国人向け娯楽施設で営業が許可されるかはわからない。

アルコール類販売禁止の見直しは、少し前に首相が命令していた。
午後2時から5時までの販売禁止措置の撤廃は見送られたが、仏教祝日における一部施設での規制緩和が実現した形だ。

金曜日に官報掲載され、土曜日に施行、そして日曜日のウィサカブーチャでいきなり実践開始という、いかにもタイらしいスピード感あふれる施策となっている。
いきあたりばったりともいうが、ともかく、パタヤの夜が暗黒に包まれることはなさそうだ。

5月11日のパタヤの夜は楽しめるはずだ。
店舗側は本当に営業していいいのかと混乱するかもしれないが、客側は特に心配する必要はない。
営業していたら普通に入店して利用すればいい。
禁酒日では引き続きコンビニやスーパーでは酒は買えないのでその点には注意しておきましょう。

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