APEC2022がタイで開催。
本日11月19日が最終日となる。
11月17日午後に岸田首相がドンムアン空港よりタイに入国した。
11月18日から19日の2日間、バンコクでAPEC首脳会議を開催する。
スワンナプーム空港近くには、Welcome to APEC 2022の大きな看板でお出迎え。
スワンナプーム空港の現状を見てきた。
観光客が増えて、パタヤ行きバスも待ち時間が増えている。
地下の両替所のレートも比較してみた。
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スワンナプーム空港の現状
昨日11月18日、スワンナプーム空港を利用した。
国内線利用のため、イミグレーションは通過していない。
ここ最近、スワンナプーム空港の国際線到着客でイミグレーションが大混雑しているというニュースがよく流れる。
連日のようにSNSに混雑している様子の写真が上がっている。
午後の時間帯、とりあわけ午後3時から5時の間に到着便が集中しているとのことだ。
イミグレーションでは担当者を増やして対応すると発表しており、待ち時間を短縮するとしている。
スワンナプーム空港のターミナルビルは、国際線も国内線も同じ到着ロビーを使用する。
国内線到着ロビーはターミナルの端っこ、2番出口付近だ。
3番や4番出口付近は、国際線到着の待ち合わせポイントなっている。
ホテルやタクシーの送迎車と合流する場所であり、数え切れないほどのボードが掲げられていた。
名前を探すのが大変そう。
空港内では、APECで警備を強化しているのか、警察官の巡回が多いように感じた。
ただ、そこまで厳しい様子でもない。
ひたすら利用者が多くて混雑している。そんなスワンナプーム空港である。
利用者が多いため、搭乗チェックインにも時間がかかる。
AOT(タイ空港公社)では、スワンナプーム空港利用時には早めに空港へう行くように推奨。
国内線は2時間前、国際線は3時間前に空港に到着しておくようお願いしている。
なお、タイ航空の日本行き路線では日本人であればセルフチェックインが可能。
関連記事:長蛇の列にさらば、スワンナプーム空港でのタイ航空チェックインはKIOSKで待ち時間ゼロに
これならチェックインカウンターに並ぶ必要はなく、待ち時間ゼロで搭乗券が発行され、預け荷物も可能だ。
スワンナプーム空港地下の両替所
スワンナプーム空港到着ロビーには両替所が多く並んでいる。
でもレートは悪い。ひどく悪い。
ここでの両替所はやめておくのが無難だ。
ターミナルビル地下に高レートの両替所がある。
エレベーターかエスカレーターで地下まで降りる。
バンコク市内行きのエアポートレイルリンク駅へ。
手前の角にあるのがカシコン銀行の両替所。
ここは到着ロビーの両替所と同じレートだ。
1円=0.229バーツ
(1万円=2290バーツ)
ひどい。
ここで慌てて両替してはいけない。
駅の切符売り場のさらに奥まで進む。
すると、高レートの両替所が3軒並んでいるエリアがある。
HAPPY RICH
カシコン銀行
Super Rich(いわゆるオレンジのスーパーリッチ)
この3軒はどこも同じレートだ。
1円=0.255バーツ
(1万円=2550バーツ)
こっちのカシコン銀行のほうがはるかにレートがいい。
せいぜい200メートルほどしか離れていないのに同一銀行でこのレートの差よ。
1万円を両替すると、それぞれ2290バーツと2550バーツの違いがある。なんと260バーツの差だ。約1000円も変わる。ひどい話や。
ちょっとだけ奥まで歩く必要はあるけれど、スワンナプーム空港で両替するなら必ず地下のエアポートレイルリンクまで降りよう。
ちなみに、同日のパタヤのTTカレンシーのレートは、1万円=2550バーツ。
スワンナプーム地下もパタヤもほぼ同じレートと考えてよさそう。誤差の範囲内かと。
手持ちのバーツがまったくない人は、まずスワンナプーム地下で両替しておけばいいだろう。
手持ちのバーツが少しある人で、スワンナプームからパタヤへ直行するなら、わざわざスワンナプーム地下まで降りる必要はないかもしれない。
パタヤ行きのエアポートバス
スワンナプーム空港からパタヤへ直行できるエアポートバスは、ターミナルビル1階にある。
8番出口付近だ。
観光客増加によりパタヤ行きエアポートバスは大人気となっている。
午後1時過ぎの段階で、次のバスは午後3時と言われた。
2時間待ちだ。
基本は1時間に1本の割合で運行されている。が、さすがに利用者が多いため、臨時便を出している模様。
3時の次が3時20分、さらに3時40分にも運行。
スワンナプーム空港到着者が集中する時間帯は増便で対応するらしい。
運賃は143バーツ。
なお、同じブースの隣の窓口では、Bell Travelのパタヤ行きバスのチケットも販売している。
向かって左側がパタヤ行きエアポートで、右側がベルトラベルのチケット売り場兼フアヒン行きバスの売り場だ。
ベルトラベルのパタヤ行き運賃はノースパタヤのバスターミナルまでは190バーツとのこと。
スワンナプーム発パタヤ行きが、8時30分、10時30分、14時30分、16時30分、18時の出発。
もし、パタヤ行きエアポートが満席で待ち時間が長くなりそうなら、ベルトラベルの利用に切り替えてもいいかもしれない。
ベルトラベルでは、ノースパタヤのバスターミナルから希望するホテルまでトランスポートサービスも実施している。追加で110バーツ払う形で、乗り合いバンでホテルまで送ってもらえる。
ただ、順番での送迎なので場合によっては時間がかかる。
ノースパタヤのバスターミナルからホテルまでは、BoltやGrabでタクシーを手配するのがベター。パタヤのホテルの場所にもよるが、パタヤ中心部であれば、せいぜい80バーツ前後だろう。
ベルトラベルを使う際は、スワンナプームからノースパタヤバスターミナルまでの移動にしておくのがよさそう。
ちなみに、ベルトラベルを利用する客はインド人が多い印象。
PCR検査場とタクシー乗り場
パタヤ行きバスチケット売り場の8番出口を出たところにあるのがPCR検査場だ。
臨時の検査ブースという位置づけのようだが、現在もまだ営業を続けている。
PCR検査代は渡航用証明書付きで1200バーツ。
利用者はちらほらと見かける。
日本入国に際しては、3回接種済みのワクチン接種証明書があれば、PCR検査陰性証明書は不要だ。
ワクチン接種証明書を持っていない人は、陰性証明書が必須。
PCR検査場からさらに進むと、タクシー乗り場がある。
列にはぼちぼちと人が並んでいる。
ただ長蛇の列というほどでもない。
パタヤへ行くなら、エアポートバスが一番安くておすすめ。
パタヤへのタクシーなら、事前に手配しておくといい。
関連記事:スワンナプーム空港-パタヤ間の移動はMr.Tタクシーで、全込み1200バーツ
到着ロビーの3番ないし4番付近で合流して、すぐさまパタヤへ向けて出発できる。
空港1階の公共タクシーよりも安い。
マジックフードポイント
パタヤ行きバスの出発までの暇つぶしと腹ごしらえにぴったりなのが、MAGIC Food Pointだ。
AIRPORT STREET FOODという名称となっている。
ひさしぶりに入ってみたが、どうやらリノベーションしたようで、わりと綺麗になった。
まず入って左側のカウンターでクーポンを購入する。
このカウンターもすっかり綺麗になったが、クーポン制なのは変わらず。
一人で食べるなら100バーツか200バーツを購入すれば十分。
好きなブースでオーダーして、支払いはクーポンで行う。
余ったぶんはあとで返金される。
ベトナム料理のブースがあった。
バインミーが気になるところだが、味付き豚肉のセットにした。
これで70バーツ。
まあ、ぼちぼち安いほうかと。
店内は混雑しているものの、座る席が探せないほどではない。
セルフサービスで、自分で席に座り、食器も自分で取ってくる。食べ終わったお盆はそのまま放置しておけばいい。
客層は、なんだか中国語が多いように思える。
中国本土ではなさそうだけど、それでもけっこううるさい。
こりゃあ、中国本土からの海外旅行が全面解禁されたら、スワンナプーム空港は大変なことになる。
フードコートも阿鼻叫喚の世界になりそうで、怖い。
今はまだ全然大丈夫。
奥にあるドリンクコーナーでカフェを。
アイスエスプレッソが50バーツ。
カップには、MIRACLE COFFEEと書いてある。
他にも、MIRACLEのロゴを店内で見かけた。
どうやら、MIRACLEグループが運営しているようだ。
知らんかった。
MIRACLEグループは、スワンナプーム空港内のラウンジが有名だ。
パタヤへ
フードコートを出て、左へ延々と進むと喫煙所がある。
ここからの景色がなかなかいい。
時間になったので、パタヤ行きバスの乗り場へ。
ターミナルビル8番出口から横断歩道を渡った先でバスが待っている。
よくわからない人はチケット販売ブース付近で待機していると声をかけられるので係員についていくといいし、自分で勝手に向かってもいい。
いちおう指定席なので番号通りの席に座る。
たいがい、インド人か中国人が勝手に自分の席に座っているものだが。
中国系の旅行者がやたらとうるさいのはいつものこと。中国本土の人ではないようだが、とんでもない大声で会話する。彼らにしてみれば平常運転なのだろうけど。
まとめ
スワンナプーム空港では、APECの影響はそこまで感じなかった。
でも、観光客がとにかく増えている。
そして、中国系が旅行者が着実に増加中。
今はまだ大丈夫だ。
インド人はやっぱり多い。
でもファランの数も相当増えている。
パタヤ行きエアポートバスは待ち時間を覚悟したほうがいい。
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