TAT(タイ観光庁)の発表によれば、特別観光ビザの初のタイ入国となる中国人グループ41人を乗せた上海発のフライトがスワンナプームに本日午後5時到着予定。
また、26日には2番目のグループ100人が、広州からやって来る。
さらに、別にグループが28日に上海から到着する予定。
到着後は、スクリーニング検査を受け、ASQ(代替隔離施設)で14日間の隔離を受けることになる。
感染が見られなければ、隔離終了後に、自由な行動が許される。ただし、追跡アプリを常時持ち歩いていることが条件となる。
旅行者のほとんどは、隔離終了後はビーチへ旅行したい表明している。
また、11月1日にもヨーロッパからの特別観光ビザで予定されているフライトは、どの空港に到着するか検討中とのこと。これはASQホテルの予約場所に依存するため。
タイ観光省によれば、11月の初旬には約400人の外国人観光客がタイに滞在するだろうとのこと。
参照:https://www.nationthailand.com/news/30396483
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感想
二転三転していたが、いよいよ特別観光ビザでの中国人たちがタイに入国を果たす。
今度こそ間違いなさそうだ。
ただ、本日20日の中国人グループの数は当初は120人と言われていたが、41人どまり。
やはりこの条件でタイに観光に来る外国人は限られるということだろう。
タイ滞在予定期間が30日だそうで、そのうち半分の15日が隔離で費やされる。
残り15日をビーチで過ごすようだが、他にも何か用事があるのかもしれない。
当初は広州からのフライトと言われていたが上海に変更となっているのも気になる点。
26日到着予定のグループは、元々10月8日にプーケットへ来る予定だった。それが26日に延期となった形だ。
この26日のフライトの目的地はプーケットではなくて、スワンナプームとなりそうだ。
28日の上海からのグループも追加となっている。この着陸地もまだはっきりしない。
タイ国内ではデモが続いている状況の中での国境一部開放策。
タイ国内での反応が気になるところだ。
なお、特別観光ビザは日本のタイ大使館や領事館でも申請できる。
関連記事:日本からタイへの観光旅行が可能に。特別観光ビザと観光ビザの発給スタート。
理論上は、日本からタイへの観光旅行は可能となっている。
ただし、ビザ取得条件は厳しい上に、タイ入国時の14日間隔離は必須のまま。
簡単に観光旅行に行けるような状態ではない。
(追記:午後8時)
フライトレーダーによれば、上海発バンコク行きのフライトは到着済み。
春秋航空9C8579便。
ほぼ間違いなくこのフライトがSTV中国人グループを乗せた便だと思われる。
ただ本当にSTVを有した中国人が搭乗しているかはまだ不明。
当初は広州からタイスマイル航空でやって来ると発表されていたはずだが、結局上海から春秋航空になったわけで、二転三転もいいところ。
(さらに追記)
41名ではなく39名がスワンナプームに到着して入国したとのこと。
全員ASQホテルで14日間(実質15泊16日)の隔離検疫を受ける。
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