JAL系列の航空会社であるZIPAIR Tokyoが、10月28日より、バンコク・東京路線の旅客便運航を開始すると発表した。
週5便。
ただし、タイへの旅客フライト乗り入れ制限はまだ継続しており、旅客便としてはバンコクから東京への片道運用となる。
東京からバンコクへのフライトは貨物専用便としての運航を続ける。
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ZIPAIR 10月28日よりバンコク-東京線で旅客便運航を開始
運行スケジュール
2020年10月28日から2021年3月27日まで
ZG51 / 成田発 16:40 バンコク着 22:00
貨物専用便:火水木金土日
ZG52 / バンコク発 23:30 成田着 07:15(翌日)
旅客便:水木金土日
貨物専用便:火
東京は成田空港、バンコクではスワンナプームを利用する。
スワンナプーム発成田行きの旅客便は週5便となる。
プレスリリース:http://www.zipairtokyo.com/ja/press/article/2020/1019.html
2020年10月28日~2020年11月29日搭乗分のチケットはすでに販売開始している。
ためしに料金を調べてみた。
クラスは、スタンダードとZIPフルフラットの2種類。
スタンダードの運賃は4,200バーツ。
これとは別に、空港使用料と諸税が加わる。
基本運賃には、7kgまでの機内持ち込み荷物が含まれる。
ただし、機内食や預け荷物や座席指定などは別料金となる。
要はLCCのシステムだ。
付加サービスを何も付けなければ、諸費用750バーツが加わり、総合計で4,945バーツ。
預け荷物も機内食もなしとはいえ、この情勢下で5,000バーツならば安い。
JALやANAだと片道運賃で2万バーツはするはず。
タイから日本へ一時帰国を考えている人には朗報といえよう。
関空にも飛ばしてほしい。
繰り返すが、東京からバンコクへのフライトはまだ飛ばない。あくまでバンコクから東京への片道のみの運航となっている。
現在、日本からタイへのフライトは特別便に限られる。
バンコクから日本へのフライトは、ANAとJALに加えてZIPAIRも定期運航便として飛ぶようになった。さらにTGも東京へのスペシャルフライトを飛ばしている。
タイから日本へのフライトは便数がどんどん増えていく。
が、日本からタイへはいまだに特別便のみ。タイの国境が開くのはいつになることか。
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