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フライト情報

バンコクから福岡へ、タイベトジェットエアVZ810便搭乗記

投稿日:

今年7月16日に運航開始となったタイ・ベトジェットエアによるバンコク-福岡線。
タイ・ベトジェットエアは、ベトジェットエアグループのタイのLCC航空会社だ。
細かいことをいえば別会社だけど、まあ同じベトジェットエアと考えてもいい。
今回日本への一時帰国に際して、このタイ・ベトジェットエアによる福岡行きフライトを利用してみた。

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タイ・ベトジェットエアVZ810便

タイ・ベトジェットエアVZ810便
バンコク発00:45
福岡着翌08:10

関空民なので、普段は関空行きのフライトを利用して日本に帰国している。
が、9月時点では、バンコク発関空行きは、タイ航空が1日1便、JALが週1便のみ。
レガシーキャリアの航空券は往復で10万円超えだ。
片道だともっと割高になる。
LCCはまだ飛んでいない。10月からはタイ・エアアジアXがバンコク-関空線を運航する予定だ。
前回の帰国では、ホーチミン経由のベトジェットエアを利用した。しかもタイ行きも同じくホーチミン経由のベトジェットエア利用。
さすがに毎回同じルートだと飽きる。

そこで、福岡行きのタイ・ベトジェットエアを検討。
Trip.comで検索してみると、希望日程では24,170円だった。
わりと直前での購入だったのでさほど安くない。
でも、エアアジアやジップエアの東京行きはもっと高い。
福岡から大阪への交通費を考えても、このベトジェットエアの福岡行きを利用するのがベターと判断。

ベトジェットエアのホーチミン乗り換えの関空行きがトータル29,000円ほどだった。
福岡から大阪までの交通費を考えると、ホーチミン経由のほうが安くなる。
でも、ホーチミンは最近2回も訪問している。
今回は日本への直行便で帰国してみたかった。
福岡に行ったことがないんだよねえ。
福岡空港も体験してみたい。
というわけで、ベトジェットエアの福岡行きで帰国することになった次第だ。
さくっとチケットを決済した。

ベトジェットエアのフライトを利用するのはこれが3回目。
いつもTrip.comで買っている。
ベトジェットエアのホームページから購入しようとしてもカード決済でエラーになることが多く、また価格的にもTrip.comで買っても同じくらいだ。
Trip.comではカード決済手数料がかからないので結局は安くなることもある。

スワンナプーム空港でチェックイン

タイ・ベトジェットエアの福岡行きフライトは、スワンナプーム空港から出発する。
LCCだが、ドンムアン空港利用ではない。

午後9時半。
スワンナプーム空港に到着。

スワンナプーム空港の現状については、先に記事をアップした。

関連記事:スワンナプーム空港はほぼ完全復活に

この記事では割愛して、搭乗レポートに絞る。

この時間帯は、日本行きのフライトが多い。
タイ航空の東京・大阪・名古屋行き、JALの東京など。
タイ・ベトジェットエアの福岡行きはまだチェックインを開始していない。

スワンナプーム空港にはセルフチェックイン用のKIOSKが多く設置されている。

画面にはベトジェットエアのロゴマークも表示。
ためしにやってみたが、まったく先に進まない。

おそらく国内線のみ可能だと思われる。

ちなみに、ベトジェットエアのウェブサイト上で、搭乗24時間前から事前ウェブチェックインが可能となっていたが、実際にやってみると、国際線は不可との表示。

どうあがいても、実際にチェックインカウンターに行く必要があるようだ。
各国の渡航制限がすべて解除されれば、国際線でもウェブチェックインやKIOSKチェックインが可能となるかもしれないが。

チェックインカウンターはRow C。

9時57分にカウンターへ向かう。

待ち時間が掲示してあり、ベトジェットエアは14分待ちとのこと。

それなりの列ができているが、長蛇の列というほどでもない。
カウンターは4つほどあって、わりとさくさく進むカウンターもあれば、時間がかかるカウンターもある。
これは書類チェックの問題だろう。
搭乗者がきちんと書類を事前に揃えておけば、あっという間に終わるはずだ。

ほどなくして順番になった。

搭乗必要書類

用意しておく書類
・パスポート
・ワクチン接種証明書(or陰性証明書)
・MySOSの青色画面

Eチケットは提示不要。パスポートだけで問題ない。

ワクチン接種証明書は、タイでワクチン接種を受けた際のモープロムというアプリの証明書を提示すればよかった。
紙媒体のワクチン接種証明書も用意しておいたが、見せる必要はなかった。デジタル版で問題なし。
日本でワクチン接種を受けた人は、マイナンバーカードと連動したアプリの接種証明書を見せればいいだろう。
紙媒体のワクチン接種証明書を撮影したものでも大丈夫だ。
ただ、安心のためには、紙媒体のワクチン接種証明書も用意しておいたほうが無難だと思う。
実際にはアプリ版でも充分だが、ネットに繋がらないとか、スマホの電池切れとか、いろいろな事態は想定される。念には念を入れておくのが、このご時世では重要。

なお、ブースター接種済みのワクチン接種証明書がない場合は、出発前72時間以内に検査した陰性証明書が必須だ。これがないとフライトに搭乗できない。

(注:10月11日より日本の水際対策が変更となるが、ワクチン接種証明書もしくは陰性証明書のどちらかは必須のままだ。)

ついで、MySOSの青色画面だ。

MySOSとファストトラックの登録方法については詳しく記事にしてある。

関連記事:MySOSとファストトラックの最新登録方法

MySOSアプリを通じて、ファストトラックでもろもろの情報を事前登録して、承認されればMySOS画面が青色表示となる。
青色画面は、ワクチン接種証明書(もしくは陰性証明書)が承認済みであるという証だ。

福岡行きのベトジェットエアのチェックインカウンターではMySOSの青色画面の提示が必要という話を聞いていた。青色画面でないと搭乗を拒否されるという噂だった。
なので、カウンターで問われる前に、自発的に提示した。
地上係員は青色画面を確認していたので、どうやら提示は必要なようだ。
とはいえ、画面操作してQRコード画面まで進めることはなく、ちらっと一瞥した程度。
別にスクリーンショットでも問題なさそうだ。

なお、ベトジェットエアのチェックインカウンターで、MySOSの提示ができない場合、本当に搭乗を拒否されるかは不明。
おそらくは、その場でMySOSアプリをインストールすれば大丈夫なはずだが。
日本の検疫ルールでは、MySOSとファストトラックは絶対必須ではない。あくまで推奨となっている。日本到着時に手続きすれば入国は可能だ。
が、現実的には、MySOSとファストトラックは必ずやっておいたほうがいい。
空港でのチェックイン時に思わぬトラブルに巻き込まれる可能性がある。

今回は預け荷持は無し。
機内持ち込み手荷物は7kgまで。
手荷物にはセキュリティチェック済みのタグが取り付けられる。
重量は計られななかった。というか、重さは7.5kgと表示されていたが、完全スルーされた。まあ、水とか上着とか入っていたので、簡単に7kg以下にできたけれど。
機内持ち込み手荷物のチェックはかなり甘い印象だ。

搭乗券発券時には、窓側や通路側などの指定ができる。
事前に座席を有料で指定しておけば安心だが、当日でもなんとかなりそう。
今回は無事に窓側の席を無料でゲットできた。

搭乗

チェックイン終了後はそのまま出国手続きを済ませて、制限エリア内へ。

ボーディングゲートはD1。

コンコースDは、出国審査を出てすぐのところだ。

搭乗までは時間があるのでコンコースDにあるラウンジで時間を潰す。

それから搭乗口へ。
D1はコンコースの一番端だが、免税店エリアを抜けるだけで、わりと近い。

D1近くには自動販売が設置されていた。

たしかペットボトルの水が60バーツだったようだ。

日付が変わり、0時8分にD1へ。

ちょうどベトジェットエアの乗務員がやってきたところだった。

搭乗口付近にはすでに乗客が集まっている。

ゲートはまだ閉じている。

機材は到着済みだ。

0時25分頃、ゲートがオープン。
搭乗開始となった。

ボーディングブリッジで機内へ。

シート配列は、3☓3のよくあるLCCタイプ。
機材は、エアバスA321だ。
LCCの国際線ではおなじみ。

シートピッチは特に狭いと感じることはない。
LCCならこんなもの。
椅子の座り心地もいたって普通。
これまたLCC標準レベル。

シートとシートの間にUSE差込口とコンセントが設置してある。

これはありがたい。
スマホやノートPCの充電が可能だ。実際に電気は通っていた。
ただ、3列に対してコンセントが2個しかないため、3席全部埋まっている場合は譲り合いの精神が大事になる。

搭乗開始から完了までは早かった。
あっという間に全員が揃った。

搭乗率は6割程度だろうか。
3席全部埋まっている列もあれば、一人だけの列もある。
ラッキーなことに隣2席は誰もやって来なかった。

離陸前には照明がちょっとロマンチックに。

その後は消灯された。

福岡へ

0時55分、無事に離陸。
予定より10分遅れだが、普通こんなもの。

遠ざかっていくバンコクの夜景は何度見ても綺麗だ。
またすぐに戻ってくるが、しばしのお別れである。

と、シートベルト着用のサインが消えたところで、シートを3席独占する。
横になってリラックス。
あとは福岡到着まで、寝て過ごすだけ。
楽でいいなあ。

機内サービスが開始されたが、利用者はあまりいなさそう。

いちおうメニューを少し紹介。

日本路線らしく、いらっしゃいの文字。
ゆずドリンクと大福とサーモンてりやきのセットが300バーツ。

ゼリー入りの抹茶ラテが130バーツ。

ようこそチキンテリヤキライスが150バーツ。

機内食にしてはそれほど高くないと思う。

コーラや水などのソフトドリンクは60バーツ。

福岡到着

日本時間の午前7時45分、眼下には陸地。

どうやら九州上空を飛んでいるらしい。

海側からアプローチしていく。

着陸は近い。

7時57分、無事にランディング。

フライト所要時間は、5時間2分だった。
早いねえ。
たぶん、関空行きよりも30分、東京行きよりも1時間ほど短いと思う。
5時間のフライトは楽勝だ。
まあずっと横になって寝ていただけだけど。

8時4分、ボーディングブリッジに接続。

初めての福岡空港にやってきた。

8時8分、降機開始。

ブリッジから機首だけが見える。

さらに歩き、ターミナル内に入ると、ベトジェットエアの機体が見えるようになった。

どうやら、福岡空港はさして広くはなさそう。
すぐ向こう側に普通の民家やマンションらしきものが見える。

到着したはいいが、これから検疫が始まる。
日本の検疫については長くなるので、次の記事で詳細を書く。

もし検疫がなければ、降機後10分ほどで入国手続きを終えて到着ロビーへ行けると思う。
福岡空港、狭い。

まとめ

はじめてのタイ・ベトジェットエアによるバンコク発福岡行きのフライトだった。
結論としては、いたって普通のLCCだ。
今回は特に遅延もなく到着した。上出来である。
乗り心地もいたって普通。
サービスなど一切不要で、とにかく目的地に安く移動できればいい。それがLCCというもの。
その点では、タイ・ベトジェットエアは申し分なし。
なぜに福岡路線だけ就航したのか。関空にも飛んでほしい。
福岡空港利用者の人は、ぜひともタイ・ベトジェットエアを活用のほどを。
10月12日からはタイ・エアアジアによるバンコク-福岡線が就航予定だが、こちらはバンコクの空港はドンムアンとなる。
10月30日からは、タイ航空の福岡線も運航再開予定。
ベトジェットエアに加えて、エアアジアとタイ航空も増えて、福岡民はさらに便利に。
関空民からすれば羨ましいかぎりである。

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