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パタヤ近況

パタヤのソンテウが30バーツ?タイ人旅行者が高額請求される

投稿日:

パタヤには乗り合いのソンテウ(ピックアップトラックを改造したタクシーのような乗り物)が多く走っている。

基本的に1回あたり10バーツが運賃だ。
が、タイ人観光客が30バーツと40バーツを請求されたというSNS投稿が話題となっている。
タイ人ですら過剰請求されるケースは初めて聞いた。

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ジョムティエンビーチのソンテウが30バーツ?

パタヤの隣にジョムティエンビーチがある。

ジョムティエンビーチ沿いにも乗り合いソンテウが走っている。
ビーチの端から端まで乗っても運賃は10バーツだ。
また、ジョムティエンからパタヤまで移動しても10バーツ。
基本的にパタヤの乗り合いソンテウは10バーツだ。

さて、コラートから両親と一緒にパタヤに遊びに来たタイ人歌手がSNSに投稿している。

ジョムティエンビーチでソンテウに乗車。母親が他の乗客に運賃を聞いたところ、10バーツと言われる。けれども、降車時にドライバーから旅行者かどうか質問されて、そうだと答えると、ドライバーは「運賃は一人あたり30バーツ。この時期はもっと高いけど、割引してあげる」と。

その後、同じ出来事に出くわしたと、再度SNSに投稿があった。
今度はさらに高い40バーツを請求されたという。
母親が「10バーツではないのか」と問いただすと、ドライバーは「あなたたちは旅行者だろ?」と言い残して車は走り去った。

以上がパタヤのソンテウ高額請求の流れだ。

参照:https://www.facebook.com/TravelNews.th/

7月28日から31日までタイは4連休となっていた。
大型連休ということで、多くのタイ人観光客がパタヤに遊びに来ていた。
ソンテウにかぎらず、観光関連業者にとっては最大の稼ぎ時だ。

それにしても、コラートのタイ人の投稿が本当だとすれば、タイ人観光客に対して堂々と二重価格を請求するとは少々びっくり。初めて聞いた。
事情をよくわかっていない外国人観光客に対して20バーツ請求したり、20バーツからお釣りを返さないといった事例は、まま耳にする。
でもタイ人観光客相手に、しかも30バーツと40バーツの請求とは。

この2年半というもの、パタヤは外国人観光客が激減しており、ソンテウの本数も激減していた。
パンデミック前は、パタヤビーチロードにはソンテウが溢れかえっており、ウォーキングストリート前の渋滞は多すぎるソンテウが原因とさえ言われていた。
それがパンデミックにより激減。
今では回復しつつあるが、まだまだ数は少ない。
他のエリアでも乗り合いソンテウの数はかなり減った。

パタヤのソンテウルール

なお、パタヤのソンテウ運賃は原則10バーツだが、いろいろと不文律的な運賃ルールがある。
たとえば、ジョムティエンからソンテウに乗って、ウォーキングストリート近くまでは10バーツだが、そこを越えてセカンドロードを北上していくと、2区間扱いとなり20バーツ請求されることがある。
他にも、ノースパタヤのバスターミナル向かい側から乗り合いソンテウに乗り、ビーチロードに入ったあたりまでは10バーツだが、それ以上ウォーキングストリート方面へ進むと2区間扱いとなり20バーツ請求されるケースもある。
が、このような2区間扱いでの20バーツ請求は稀だ。めったにない。

まあ、たった100メートルの近距離で降りても10バーツ、端から端まで乗っても10バーツ、全体ではバランスが取れるので、ドライバーもわざわざ細かいことは言わないことがほとんどだ。
乗客はただ黙って10バーツ渡せばいいだけ。

ちなみに、本来は決められたルートを走るのが乗り合いソンテウだが、たまにルートを外れていきなり路地に入っていくことがある。
たとえば、セカンドロードを走っていて、いきなりソイ10に入っていくとかだ。この場合は、ルートから外れてすぐのタイミングでブザーを押して下車すれば、料金は払わなくてもいいことが多い。
これまで乗ってきた距離にもより、ドライバー次第な部分も大きいが、ルートを外れたほうが悪いので料金不要が原則だ。ただ、外れたルートであってもしばらくそのまま乗っていれば、そのルートを認めたことになり、10バーツ払う必要がある。

不文律的なものなので、すべては状況次第。
完全にきっちり決められているわけではなく、臨機応変に乗りこなすのがパタヤのソンテウというものだ。
ただし、普通に乗車して30バーツや40バーツと言われるのは完全ぼったくり。

なお、ソンテウをチャーターする場合は交渉制なので定価はない。
最近では近距離であっても100バーツではきつくなっており、最低150バーツからが多い。

パタヤのソンテウはそろそろ値上げ?

パタヤのソンテウ料金はこの15年以上ずっと10バーツのままだ。
それ以前は5バーツだったそうだが、個人的にはその時代は体験していない。
初めてソンテウを利用した2008年からずっと10バーツだった。

観光客に対するぼったくりや二重価格をともかくとして、そろそろ値上げのタイミングが来ているのかもしれない。
周りの物価は15年に比べると確実に上昇している。
最近はガソリン価格も高騰。
それでいて、外国人観光客はまだまだ戻っていない。
これではやってられないという気持ちもわかる。
だからといってぼったくりは論外だ。
だったら基本運賃を値上げしようとなってもおかしくない。

今のところローカルメディアではソンテウ値上げの報道などはないが、このままでは値上げは避けられないような気がする。
前回が5バーツから10バーツへ値上げ、次は10バーツから15バーツへ値上げとなるのだろうか。
ローカルの金銭感覚からするとソンテウで15バーツはちょっと高く感じる。
かといって12バーツといった中途半端な価格設定だと混乱しそう。
どうなるんだろうかね。

個人的にはパタヤではバイク移動とBolt移動ばかりになり、ソンテウに乗ることはほとんどなくなった。
チャーターすると高いし交渉も面倒くさいから、Boltを使う。

でも、乗り合いソンテウはパタヤの主要交通手段のままだ。
特にビーチロードとセカンドロードをぐるぐる回るソンテウ、ソイブッカオを双方向で走るソンテウ、この2つがパタヤの便利なところだ。
中心部の移動が乗り合いソンテウを使えば気楽で簡単だというのがパタヤの魅力でもある。
できれば10バーツを維持してほしい。

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