今年2019年のロイクラトンは、11月11日の開催となる。
タイの伝統的行事であるロイクラトン。
川に灯籠を流すのがメインだが、タイ北部では小さな熱気球を空に放つイベントでも有名。
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パタヤのロイクラトン
灯篭流しは、水があるところならどこでも行われている。
パタヤには特に大きな川もなく、また中心部には池もないため、パタヤビーチがメインとなる。
ビーチ沿いにはたくさんのクラトン売り場が出ている。
大きさや飾り付けにより価格は様々。安いものは30バーツ程度。
好きなクラトンを購入して、願掛けのコインをはさみ、ろうそくに火を灯し、水に流す。
海だけに波に打ち返されてしまうが、面倒を見るボーイがいて、うまく流してくれる。
パタヤ中心部では、ワットチャイモンコンも賑わっている。ローカルタイ人がほとんど。
奥のお堂まわりに池があり、そこでクラトンを流す。
ダークサイドには、大きな湖や池がいくつかあって、ローカルタイ人がこぞっって参加。
昨年の様子はこちらから。
関連記事:パタヤのロイクラトン2018:パタヤビーチ、ウォーキングストリート、ワットチャイ、ダークサイド
パタヤのロイクラトンイベント
今年は、パタヤビーチ、ジョムティエンビーチ、ナックルアで無料コンサート開催。
パタヤビーチでは、カラバオが出演。
ジョムティエンビーチは、Labanoonが出演。
ナックルアの会場は、シーフード市場で有名なランポー。出演は、เบิ้ลปทุมราช。
パタヤ当局の発表では、ロイクラトンのイベントは、19時から23時半までとのこと。
海や池にクラトンを流すのは夜中でも問題ない。
パタヤではコムローイ・花火禁止
パタヤ当局からの注意事項が告知されている。
コムローイなど火を使うものは一切禁止だ。
コムローイとは空にとばす紙製の熱気球のようなもの。英語ではスカイランタンと呼ばれる。
(参考画像)
一昔前まではパタヤでも普通にコムローイが揚げられていたが、ここ数年はめっきり見なくなった。
というのも、正式に禁止されているからだ。
火の付いたまま街中に落ちると大変危険。
それでも、たまに揚げているのを見かける。
いや、本当につかまるよ。
コムローイの売り子がいても買わないようにすべし。
花火や爆竹も禁止。
たぶん花火はどこかで散発的に打ち上げそうだが。
ランタンや花火の販売ならびに使用が発覚した場合、6万バーツ以下の罰金ないし3年以下の懲役とのこと。
今年のパタヤ警察は摘発に力を入れているような印象。
また環境保護団体やタイ政府からも環境に配慮したロイクラトンをしましょうとのお願いが出されている。
クラトンは、家族ないしグループで一個にしましょう。
リサイクル、リユース可能な天然素材で作られたクラトンを使いましょう。
などなど。
まとめ
パタヤ中心部に滞在している一般的な短期旅行者なら、パタヤビーチかワットチャイモンコンに行くのがいいと思う。
コムローイはないけれど、クラトンを流す雰囲気は十分に味わえるかと。
ちなみに、バーやレストランでは、民族衣装を身にまとった姿で働く人が多い。
これまた雰囲気があってよろしいが、連れ出しの場合は、ロイクラトン特別価格となることがほとんど。
多少のご注意を。
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