4月10日午前0時より、パタヤのナイトライフ娯楽施設への閉鎖命令が実行された。
4月10日からはバー、パブ、クラブ、カラオケなどナイトライフ施設はすべて営業できない。
パタヤの夜からネオンサインが消える。
これが3度目のナイトライフ閉鎖令となる。
4月10日夜のパタヤの様子を見て回った。
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ビーチロード
ここ最近はあまり代わり映えしないビーチロードだ。
道路右側に駐車可能。
交通量は多くないが、それなりに車は走っている。
バーは閉鎖だが、レストランは営業可能。酒も提供できる。
ただし、酒の提供がメインとなってはいけなくて、あくまで食事のお供として酒を出すというスタンスだ。
スポーツバーの営業可否は微妙なところだが、レストラン形態としてなら営業は許されるようだ。このあたりは、当局のさじ加減一つなのでなんともいえないが。
ビーチロードの南側で営業している飲食店の2強は、HootersとHopsだ。
フーターズは外のテラス席に多くのファラン客が集まっていた。
バーが閉鎖になると、フーターズが俄然人気を取り戻す。これまで何度も繰り返されてきたパターンである。
夜の匂いを少し感じさせながらも、いちおうはレストランであるフーターズは、行き場を失ったファランを呼び寄せる。
フーターズの時代がまたやって来た。ただし、バーが再開すれば、また下火になるけれど。
Hopsはバーの閉鎖とはそれほど関係なく、いつでも人気がある。
ウォーキングストリートはゴーストタウン
ウォーキングストリートのメインゲートはライトアップされたまま。
でも、一歩中に入ると、無人の荒野が広がるだけ。
歩行者はいない。
まったくいない。
皆無である。
わかりきっていたことだが、閉鎖命令とともにゴーストタウンとなった。
バイクと車はちょこちょこと通りかかる。
バイタクの運転手はシートの上で寝ている。
コンビニは1,2軒営業しているようだが、客など来ない。
バーもクラブも当然すべてクローズだ。
ネオンサインは消えた。
Dollsだけは営業していなくともずっとネオンサインをつけっぱなしだが、あとは完膚なきまでに消えた。
レストランも営業していない。
営業したとしても客は来ない。
一部のクラブは照明をつけて、片付けや在庫ドリンクの搬出作業をしていた。
駐車車両も関係者のものだろう。
あと1日、2日は店舗関係者がウォーキングストリートにやってくるとは思う。
でも、数日で車もなくなり、リアルゴーストタウンになるのは目に見えている。
ウォーキングストリートは三度ゴーストタウンとなった。
LKメトロ
LKメトロも真っ暗になった。
KINKは、4月21日にグランドリオープニングパーティを開催する予定だったが、むろん営業再開は不可。
政府の命令により、4月10日から23日まで最低でも2週間は閉鎖が決定している。
チョンブリ県の閉鎖命令では期限が書かれておらず、実質無期限となっている。
ナイトライフの再開時期はまったくの未定といっていい。
LK内のキルケニーやi-roversといったレストラン兼バーは営業可能だ。
酒類の提供もできる。(実際に提供するかどうかは店次第だが)
ソイブッカオ沿いにあるスポーツバーもいちおうは営業していた。
Wither SpoonやR-Conなど。
R-Conスポーツバーではセンソムを25バーツで提供していたが、酒類のプロモーション宣伝看板はすべて撤去していた。
営業を続けているスポーツバーやレストランバーでは、当局の指導を警戒しながら手探り状態のようだ。
まとめ
これが実に3度目のナイトライフ閉鎖となる。
昨年3月18日、12月30日、そして今年4月10日。
そのたびにパタヤの夜からネオンサインが消えた。
二度あることは三度ある。
仏の顔も三度まで。
さすがにもううんざりしてきた気分。
どうでもよくなってくる。
いつまで同じことを繰り返せばいいのだろうか。
うんざりしつつも、それでもパタヤの復活を願わずにはいられない。
いつか必ず復活すると信じて。
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