ラオス旅行記シリーズ。
今回はビエンチャン市内の様子とグルメを。
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結局、ビエンチャンには1泊しかしていない。
短い滞在期間だが、あれこれ食べて飲んでみた。
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ビエンチャンのリバーサイド
ビエンチャンの中心部というか、ツーリストエリアは川沿い一帯となる。
ホテル、ゲストハウス、飲食店が集中している。
今回宿泊したのはリバーサイド沿い道路から2本目の通りにあるMixok Innというホテル。
川沿いまでは歩いて数分の距離だ。
途中の街並み。
タイでおなじみのChesters'ができていた。
これまたタイでおなじみのFUJIレストランはクローズ済み。
川沿いにはCafe Amazonができていて、コンビニはMini Big-Cだ。
ビエンチャンにはタイのチェーン店がたくさん。
ちなみに、マクドナルドもKFCも見かけない。
川沿いには夕方から露店がずらりと並ぶ。
かなりの規模だ。
ほとんどは衣料品で、食べ物屋台は少ない。ドリンクを売っている程度。
夜になるとこんな感じ。
ファランや中韓の観光客らしき姿もあるが、大半は地元のラオス人のようだ。
川の土手まで行ってみる。
子供向けの遊園地が登場。
数年前はなかった気がする。
夜はにぎやか。
完全にローカル向けだ。
タイのお祭りでおなじみの射的もある。
雰囲気はタイと変わらない。
ラオスキープの暴落とガソリン価格の上昇とインフレ加速で苦しんでいるはずのラオスだが、ビエンチャン中心部にかぎっては、そんな雰囲気は特に感じない。
いたって普通だ。
営業再開していないホテルやゲストハウスはそれなりに見かけたが、かといってもゴーストタウンにはなっていない。
普通に街が動いているという感じだ。
外国人観光客はまだまだ少ないが、ファランも中国人も韓国人もよく見かけた。
中国人はビジネスマン風だったが、これは中国とラオスを結ぶ高速鉄道開通の影響が大きいかもしれない。
ウォーキングストリートと食べ歩き
リバーサイドのメイン道路沿いにあるカフェアマゾン横は、夕方以降は歩行者天国の屋台村となる。
Goodie Foodie Marketというらしい。
海のないラオスだが、なぜかイカ焼きが多い。
この一帯は外国人観光客が多め。
海外メディアの取材も来ていたようで、テレビの撮影をしていた。
たしかにわかりやすいエリアだ。
この歩行者天国を抜けてさらにまっすぐ進むと、少しローカルな屋台群がある。
まずはバーベキューを購入。
なにやらウォーキングストリートと書いてある。
勝手にこのあたりをウォーキングストリートとしておこう。
バーベキューは1本7,000キープだった。
キープは暴落中で、バーツにすると14バーツ。以前のレートだと28バーツだ。今なら実質半額。
隣のアイスティーを購入。Lサイズが13,000キープで、26バーツ。
合わせて2万キープで40バーツ。
以前なら80バーツでタイより割高だが、今なら安い。お得だ。
暗くなってから、さらにふらふらしていると、ライトアップされたおしゃれな通りもあった。
若いグループ向けの路上飲み屋もあって、雰囲気はまずまず。
おっさんは、1缶8000キープのビアラオを飲みながら歩く。
現在のレートだと16バーツである。
このうまいビールがたったの16バーツ。
酒飲みと食い倒れ好きにはたまらない。
それが今のビエンチャン。
営業していなかったが、羽つき餃子の屋台もあった。
なぜこんなところに?
リバーサイドの屋台村で晩飯を購入。
焼き鴨が25,000キープ、50バーツ。
豚肉ご飯が10,000キープ、20バーツ。
ダックの皮がうまい。ビアラオとよく合う。
これだけ食べても70バーツ。ビールが16バーツ。
ちなみに食べている場所は、Mixok Inn入り口のテーブル。
客引きのおばさんやレディボーイが言い寄ってくるのを相手にしながら、食事とビールが楽しめる。
うーん、ビエンチャンの夜は楽しいな。
タラートサオバスターミナル前のカオチー
楽しいビエンチャンの夜は1泊で終了。
いきなりタイに戻る。
タイランドパスの入国日は指定済みだが、有効期限は3日ある。タイ入国日をあとにずらすことは可能だ。
関連記事:タイランドパス登録後QRコード発行まで31分、タイ陸路入国で申請
でも予定がいろいろ詰まっていて、ラオスは1泊2日にとどめておく。
朝はMixok Innのカフェレストランでラオスコーヒー。
いい朝だ。
チェックアウトしてタラートサオバスターミナルまで歩くことに。
ナンプ噴水広場はローカル向けのスケート場に変わった。
途中、凱旋門が見えた。パトゥーサイだ。
とにかく暑いビエンチャンである。
この時期は本当に暑い。
街中で歩いているのは外国人観光客くらいなもの。若いファランバックパッカーをちょこちょこ見かけた。
ファランは戻ってきている。
タラートサオバスターミナル前に到着。
このあたりはラオス式サンドイッチのカオチーを出す店が多かった。
が、現在は数がかなり減っている。
新しいバスターミナル入り口付近にカオチー屋台が出ていた。
道路を渡って屋台へ。
おお、おいしそう。
ソーセージと野菜がたっぷり。さらにパクチーも。
価格は30バーツ。安い。
ラオスはバゲットがうまい。
コーヒーもうまい。
さすがは元フランス領である。
でもサンドイッチの具材はラオス仕様。
まあタイでもおなじみの食材ばかりだが、タイではこの手のサンドイッチはあまり売っていない。国境の街であるノンカイでは見かけるが。
国境行きのバスを待つ間にカオチーにかぶりつく。
バゲット、ソーセージと野菜、ピリ辛ソースとパクチー。
これらの組み合わせがたまらない。
ビエンチャンではこれを食べないと終われない。
ちょうど食べ終わったタイミングでバスの出発時間となった。
最後に満足。
さて、タイに戻るか。
まとめ
ビエンチャンの街はいたって普通の雰囲気だった。
キープは暴落し、ガソリン価格はひどいことになっていて、そもそも入手も大変な状況だが、街中は平穏そのもの。
市中の物価が特に上がっているようには感じなかった。
まあキープで生活している人にとっては大変なんだろうけど、バーツを元手にしている人からすれば本当に天国のような環境だ。なにせものの価格が半分になったも同然なのだから。
キープでの価格は据え置き。バーツ所持者にとっては、食べ物も安い、ビールも安い、なにもかも安い。
もう1泊すればよかったかな。
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