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2022年6月イサーン・ラオス旅行

ビエンチャンのホテル現況:Mixok Inn宿泊記、ヒルトンが建設中

投稿日:

3年ぶりのラオス・ビエンチャン。
タイからラオスに陸路入国し、タラートサオバスターミナルが新しくなっているのに少し驚いた。
そしてラオスキープの暴落ぶりにさらに驚いた。

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ビエンチャンのホテル現況

ビエンチャンのホテルは、事前にアゴダで予約。
まず、ビエンチャンののホテル予約受け付け状況をチェックする。

アゴダ⇒ビエンチャンのホテル

一見、数は多そうに思える。

タイ大使館領事部に近くて、夜遊びにも便利なラオンダオ1は営業しているようだ。
以前は何度もお世話になったホテルである。

リバーサイドのホテルはまずまず営業している。

が、ナンプ(噴水広場)周辺は極端に少ない。

以前よく泊まっていたホテルもやっていないようだ。
単純にアゴダで取り扱いをやめただけかもしれないが。

今回はビザ取りというわけでもないし、なるべくツーリストエリアに泊まることにした。
川に近いほうがいい。
ラオンダオ1周辺は夜は本当に真っ暗になってしまうんで。

リバーサイドには意外とお手頃な宿泊施設が少ない。
安いゲストハウスか、それなりの価格のホテルかとなる。
できれば1泊500バーツ程度のおさえたいところ。

Mixok Innというホテルが安かった。
エアコン、ホットシャワー付きの部屋が1泊400バーツほど。

場所はナンプから西へ進んだところ。
立地はいい。

タラートサオで両替を済ませてから、バイタクで移動する。
2万キープと言われる。
2万のことは、タイ語ではソンムン。2×万という表し方だ。
ラオス語ではサオパンという。20×千という表し方。
最初はなんのことやらと混乱していたが、慣れれば意外と使える。
むろん、ラオスでは万(ムン)という単位もあるため、ソンムンという言い方でも通じるが。
2万キープは、直接バーツ払いにすると80バーツ要求される。
でも先に両替所でバーツをキープに替えておくと、1万キープが20バーツと同等になるので、キープ払いがお得。半額で済む。

ナンプ近くで下車して、あとは少し歩いてホテルへ。

ちなみにナンプは噴水広場だが、今ではスケート場に変わっていた。

観光名所であったはずだが、観光客がいなくなったのでローカル向けの施設に変更したのだろうか。

Mixok Inn

ホテルに到着。

川沿いの道路をビーチロードとすると、セカンドロード沿いにある。

地図

ホテル名のMixokの発音は、どうやらミソックないしミソークと読めばいいようだ。

古い安ホテルではあるが、わりと有名らしい。イミグレーションの係官も知っていた。
ロビーはレストランを兼ねている。
いきなり、パタヤでも見かけないレベルの廃人ファランが昼間からビールを飲んでいるところに遭遇。
それも2人もいた。
パタヤ沈没どころではなく、ビエンチャン沈没である。
わざわざラオスまで来て沈没するには、まあそれなりの目的があるんでしょうな。
だいたいわかるけど。

受付の女性はなかなか愛嬌があって、ただのジャンキー宿ではないらしい。
普通にラオス人も泊まっているようだ。

料金表
ダブル/ツイン:12ドル、350バーツ、15万キープ
トリプル:15ドル、18万キープ
シングル:10ドル、300バーツ、13万キープ

ドルとバーツとキープでそれぞれ支払い可能なのがいかにもラオスだ。
バーツだけでなくドルでの直接払いもできる。
カンボジアも同じだが、自国通貨がいかに信用されていないかの証といえる。

ちなみにアゴダでダブルルームが1泊400バーツほどだったので、直接ホテルに来て支払ったほうがお得だった。
まあしょうがない。

部屋は2階だ。
エレベーターなんて文明の利器はないため階段で上がる。
ラオスでエレベーターは贅沢品である。

ダブルルーム

1泊350バーツにしては、まずまずの部屋。

ベッド、エアコン。

テレビ、椅子、簡易机。

冷蔵庫はなく、ペットボトルの水が2本置かれているだけ。

浴室は狭い。

いちおう電気式のホットシャワー付きだ。
ちゃんとお湯は出る。

アメニティは小さな固形石鹸1個だけ。
トイレットペーパーも用意されている。

全体的に古臭いけれど、決して汚いという感じではない。
モダンできれいなホテルにしか泊まったことがない人にはきついかもしれないが、元々バックパッカーをやっていたような人なら全然オッケーなレベル。
エアコンはちゃんと効く。むしろ効きすぎるくらい。
しかもシャワーはお湯が出る。
十分である。

道路に面した部屋のため、窓の外はちょっとうるさめ。

でも夜は交通量が激減し、普通に眠ることができる。

あと、同じ宿に泊まっている客なんだろうけど、夜半に奇声が聞こえることがあった。
廃人ファランがなにかのスイッチに入ってしまったのかもしれない。
まあ、大して気にならない。

ホテルはWi-Fi無料。
部屋によってはちょっと電波が弱いが、接続すれば通信速度はまずまず。
普通に動画視聴もできる。

併設のレストラン・カフェ。

ラオコーヒーのホットが15,000キープ。直接バーツ払いだと60バーツと言われるので両替しておいたほうがいい。

濃厚な味わいのコーヒー。おいしい。
ラオスのコーヒーはいい。

なお、ホテルは連れ込み自由となっている。
ゲスト歓迎。

個人的には、このMixok Innは、意外と気に入った。
全然いける。

アゴダ⇒Mixok Inn

ビエンチャンのホテル建設ラッシュ、ヒルトンまで

チェックインを終え、シャワーを浴びてから、ビエンチャンの街を散策へ。
とりあえず、ホテルの状況を見てみる。

あちこちで新しいホテルができていたり、建設中だった。

閉鎖したままのホテルや廃墟となったゲストハウスもあるにはあるが、全体的には観光ホテルが壊滅したという印象は受けない。
ラオスはこの2年間ずっと鎖国しており、外国人観光客はほぼゼロだったはずだ。
もっと壊滅的ダメージを受けているものと思っていたが、意外とそうでもない。
むしろ、これを機に新しく作ろうとしたり、全面改修しようという勢いを感じた。

ナンプからほど近いところで建設中のホテル。

看板を見ると、DOUBLE TREE BY HILTON VIENTIANEとある。

なに?
ダブルツリーとはいえ、ビエンチャンにヒルトンができるのか。

初めてビエンチャンに来たのはたしか2000年だったと思う。
その頃は道路は舗装されておらず、街中で砂埃が舞い、雨が降ると地面はぬかるんでいた。
夜は街灯も少なく、すぐに真っ暗になった。
本当にこれが一国の首都かと疑ったほどだ。
そんなビエンチャンにヒルトンとは。
20年でビエンチャンも大きく変わったものだ。

他にも新しいホテルらしき建物が続々と建設中。

タイの中級ホテルと変わらない外観のホテルが増えてきた。
木造建築が当たり前だったが、今では大きく近代化に。
なんだかビエンチャンが普通の街になっていく。

あと大きいのは中国資本の投入だろう。
パンデミック中に中国とラオスを結ぶ高速鉄道が開業している。
ヒルトンの建設も中国の建設会社だ。

ぎりぎり20世紀のビエンチャンを体験しているだけに、ビエンチャンの街がどう変わっていくかは興味があるが、あまりいい方向には進まないような気もする。
あまりにも綺麗なだけの街にはなってほしくない。
廃人系沈没組がいなくなればビエンチャンも様変わりしたと言える。でもまだ少なからず残っている。
怪しい乾物屋さんだの怪しいトゥクトゥク運転手だの怪しいホテル裏手の小屋だのも健在だ。
さてさてどうなることか。

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