ひさしぶりにドンムアン空港に来た。
旅行再開にあたって最初に利用する空港はドンムアン空港だ。
まずエアアジアのタイ国内線でウドンタニーへ向かう。
ドンムアン空港には2年以上来ていない。
国際線がほとんど飛んでいない状況でドンムアンはどうなっているのか。
今回利用するのは国内線だが、国際線の様子も見てきた。
荒廃していなければいいが。
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目次
ドンムアン空港と国際線LCC
最後にドンムアン空港を利用したのは、2020年3月のことだった。
ノックスクートで関空からドンムアン空港に到着した。
パンデミック前夜というべきタイミングで、少々ものものしい雰囲気が出ていた。
でもまだ検査も隔離もなく、検温だけで普通に入国できた。
それに先立ち日本に一時帰国した際には、ドンムアン空港からタイライオン・エアを利用した。
2020年3月を最後にドンムアンと日本を結ぶ路線はすべて運航停止となっている。
タイライオン・エアは日本路線からの撤退を発表、そしてノックスクートは会社を清算し、この世から消滅した。
今のところ日本からドンムアン空港へのLCCが飛ぶ予定はない。
7月再開予定のタイ・エアアジアXは拠点をドンムアンからスワンナプームへ移す。
新規就航予定のタイ・ベトジェットもスワンナプームを利用する。
ドンムアン空港国際線到着ロビー
さて、2年数ヶ月ぶりのドンムアン空港だ。
ドンムアン空港に国際線で到着すると、ここに出てくる。
今はひっそりとしている。
マレーシアあたりからの国際線の到着があるので完全無人ではない。
でもあまりにも寂しい。
すぐ近くにあるスターバックスは閉鎖されたままだ。
セブンイレブンは営業している。
タクシー乗り場は営業しているものの客はほとんどいない。
ドンムアン空港国際線出発フロア
国際線出発フロアの入り口付近には、誰もいない。
中に入る。
電気がほとんどついていない。
暗い。
カウンターによっては、案内用モニターまで撤去されている。
両替所の明かりはついているが、誰もいない。
端のほうまで来て、ようやく稼働しているカウンターがあった。
我らがエアアジアだ。
エアアジアのカウンターには明かりがついている。
マレーシア方面へのフライトは運航中だ。
出発の案内表示板。
国際線が発着するターミナル1は1便のみ。
エアアジアのクアラルンプール行きだけだ。
悲しい。
ATK検査場とコンビニと喫煙所
国際線ターミナルから隣の国内線ターミナルへ向かう途中にATK検査場があった。
基本タイ人向け。
検査結果はモープロムに登録されるようだ。
以前は、ATK検査陰性証明書がないと国内線フライトにも搭乗できないことがあった。
今はほとんど規制は撤廃されている。
国際線出発フロア出口付近にあったセブンイレブンは閉鎖中だ。
撤退したわけでないので、国際線乗客が増えてきたら、そのうち再開しそう。
喫煙所は1階到着フロアから国内線ターミナルへ進んだところ。
かなり歩く必要あり。
他にも国内線ターミナルの反対側の端にも喫煙所がある。
エアポートバスとシャトルバス
ドンムアン空港からバンコク市内へ向かうエアポートバスは運行している。
A1からA4まである。
A1:BTSモーチットならびにモーチットバスターミナル行き 30バーツ
もっとも利用頻度が高いであろう路線だ。BTSモーチット駅ならびにMRTチャトゥチャック駅で降りて、あとは好きに移動できる。
また、モーチットバスターミナルまで行き、パタヤ行きバスに乗り換えることもできる。
A2:BTSモーチット経由アヌサワリー(勝利記念島)行き 30バーツ
A3:ルンピニー公園行き 50バーツ
シーロムやサラデーン(つまりタニヤ通りとパッポン)が目当てならこの路線
A4:サナームルアン行き 50バーツ
カオサン通りへ行くならこの路線。終点は王宮前広場。
現時点ですべて運行しているかは不明だが、A1とA2はやっているはず。
開業したレッドライン(高架鉄道)でバンコク市内へ移動する方法もある。
電車でバンスー駅に移動して、そこからMRTに乗り換え可。
関連記事:バンコク市内からドンムアン空港へレッドラインで行ってみた
レッドラインのドンムアン駅までは国内線ターミナルを突っ切ったさらに先。かなり遠い。
国際線到着ロビーから歩くと15分くらいかかりそうだ。
スワンナプーム空港行きの無料シャトルバスは運行中。
館内のゲート6番付近で最初に手続きする必要あり。
スワンナプーム空港から出発するフライトのチケットがないとシャトルバスには乗車できない。Eチケットの提示でいい。
フライト予定がない場合は自力で移動となる。
ドンムアン空港を敷地を出たところの大通りにローカルバスが出ている。
554番か555番がスワンナプーム空港行きだ。
たしか35バーツくらいだったような。所要時間は1時間くらい。
スワンナプーム空港はトランスポーテーションセンター着となり、ここからパタヤ行きバスの乗車できる。ターミナルビルまで無料シャトルバスで移動できるが、パタヤ行きバス乗車では移動の必要なし。
関連記事:ドンムアン空港からローカルバスでスワンナプーム空港やモーチットへ行く方法。バスを乗り換えてパタヤへ。
また、ドンムアン空港からスワンナプーム行きのロットゥーも出ているが、現在も運行しているかは不明。このロットゥーはターミナルビルに着く。
関連記事:ドンムアンからロットゥーでスワンナプームへ、さらにエアポートバスでパタヤへ移動する方法
なお、ドンムアン空港発パタヤ行きのバスやロットゥーはない。
モーチットバスターミナルまで移動してパタヤ行きバスに乗り換えるか、スワンナプーム空港までバス移動してパタヤ行きのバスに乗り換えるしかない。
ドンムアン空港国内線ターミナル
国内線ターミナルは人の出入りも多くて、それなりに活況。
国際線とは全然違う。
エアアジアやノックエアなど各社が国内線をがんがん運行中だ。
国際線と違いターミナルビルも新しくて、雰囲気上々。
ボンボヤージュな気分に。
フードコート
国内線ターミナル2階にあるレストラン街は営業。
フードコートのマジックガーデンもやっている。
店は以前の半分くらいか。
MKとやよい軒とハカタラーメンは健在。
奥にあったはずのFUJIレストランはなくなっている。
以前は客が多くて、空いている席を探すのに少し苦労した覚えがあるが、今は空いている。
国内線乗客だけでは厳しいのだろう。
ハム入りオムレツご飯が79バーツ。
やや高めの価格設定はやむなし。
ローカルプライスの食堂を利用したい場合は、国内線ターミナルの駐車所脇にあるマジックフードパークへ。
このマジックフードパークをさらに進むと、レッドラインのドンムアン駅にたどりつく。
まとめ
ドンムアン空港国際線ターミナルは暗かった。
フライトがほとんど運航されていないのだから、客もいないし、カウンターも開けてない。
真っ暗になるのも当然。
でも一部フライトは再開した。これから増えていくことに期待。
国内線は活況を呈している。昔の雰囲気とあまり変わらないと思う。
タイ・エアアジアXがドンムアンからスワンナプームへ移転を決定したため、日本路線が再開されるとしても、ドンムアンを利用することはない。
ノックスクートは会社を精算し、タイライオンエアは日本路線から撤退した。
日本からのフライトがドンムアン空港を到着する日はいつになるのだろうか。
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