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フライト情報

エアアジア 日本-バンコク路線1年間乗り放題チケット販売

投稿日:

エアアジアが1年乗り放題パスを販売する。
今回は、タイ・エアアジアXが運航するXJ便が対象だ。
バンコク(スワンナプーム)と韓国・日本を結ぶ便が1年間乗り放題となる。
字面だけを見れば、ものすごく魅惑的に映るチケットの販売だ。

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エアアジアのKR/JP SUPER+

エアアジアの年間乗り放題パスは、以前から何種類か発売されてきた。
最近はタイ国内線とASEAN諸国を結ぶフライトが1年間乗り放題で5555バーツで販売されていた。

今回発売開始となるのが、バンコクと日本ならびに韓国を結ぶXJ便が乗り放題のKR/JP SUPER+だ。
1年間乗り放題で価格は29,999バーツ。

販売期間:2022年6月6日から6月12日
有効期限:購入したその日から1年間
旅行可能期間:2022年7月1日から2023年6月30日まで

フライトコードがXJのソウルと日本路線に利用可能。
エアアジアアプリでのフードデリバリーで送料無料。
感染によるフライトキャンセルで1,200バーツを補償。

対象となるフライト(バンコクはスワンナプーム空港)
バンコクー東京(成田)
バンコク=大阪(関空)
バンコクー札幌(新千歳空港)
バンコクーソウル(インチョン)

購入方法は簡単でエアアジアメンバーになっていれば、SUPER+をクリックして、あとは流れ作業。

日本語表示はなく、タイ語か英語で。
予約も簡単で、対象フライトには100%offと表示され、空港利用料や税金の額だけが掲示されるシステム。

条件と注釈

詳細な条件はこちらで確認できる。

https://www.airasia.com/superplus/th/th/terms-and-conditions/kr-jp-super-th-english

いくつか抜粋と注釈を加えておく。

・利用可能なのはタイに居住しているすべてのエアアジアメンバー
先日発売されたタイ国内線とASEAN乗り放題のSUPER+も同様にタイ居住者に向けて販売していた。国籍は問わない。実際に日本人でも普通に購入して、本当に利用できている。いちいちビザやワークパーミットなどの確認はしない。誰でも購入して利用できる。
ただし、以前マレーシアエアアジアの乗り放題チケットでは、日本からのIPアドレスが制限されていたようだ。今回については不明だが、おそらく普通に購入して、普通に予約もできるはず。保証はできないが。

・支払いはクレジットカードかネットバンキングのみ
SUPER+では日本のクレジットカードで決済できた。

・サブスクリプションが有効となるのは、購入日から12ヶ月。
たとえ未使用でもキャンセルと返金は不可。

・タイと日本の国際線は、日本政府の政策により国境規制の再開が遅れる場合、通常通りに旅行者が入国できると発表された日付に従って、旅行期間を調整する。この際の有効期間は発表日から1年間とする。

・チケットは14日以上前に予約する必要がある

・乗り放題に割り当てられるシートは1フライトあたり60席

・割り当てられるシートは、旅行期間全体で15万席以上となる

・加入者はタイ・エアアジアXのフライトを予約する権利を有する。ただし、空港利用料、燃油サーチャージ、税金などは支払う必要がある
タイ国内線乗り放題では空港利用料や税金は安いため乗り放題対象だと追加の支払いは100円とか300円程度だ。ASEAN路線では3000円から5000円程度かかる。おそらく、バンコク・日本路線だと追加料金は5000円以上かかるものとみられる。乗り放題チケットではあるが、まったくタダで乗り放題なわけではない。

・同じ日に最大2回のフライトを予約できる
日本とタイの日帰り旅行は不可能ではない。

・ノーショーは最大3回まで許可される。回数を越えた場合は、エアアジア
側がサブスクリプションを取り消す権利を有する。
ノーショーとは事前連絡なしに当日のフライトに搭乗しないことを指す。ようするに無断キャンセルだ。これを3回繰り返すと一方的に乗り放題の資格を剥奪されるおそれがある。

・フライト変更は可能だが、運賃差額が発生する場合がある

・タイ・エアアジアXのフライトが欠航や終了した場合は、追加料金なしで別のタイ・エアアジアXのフライトに変更する。もしくはクレジットアカウントに返金する。
・ノーショーの場合は空港利用料と税金のみを返金する。

・タイ・エアアジアXの乗り放題の対象外期間を設定する。


2022年7月12日から15日、
12月23日から31日
2023年1月1日から1月8日
4月15日から18日
5月4日から8日

他にも多数あり。
ただ、今年のお盆の時期は乗り放題の対象となっている。

タイ・エアアジアXの日本路線

今回対象となる乗り放題のフライトはXJ便にかぎる。
XJとは、先にタイ中央破産裁判所にて会社更生手続をしたタイ・エアアジアXのことだ。

XJは6月1日にバンコクーソウル路線をようやく運航開始とした。本当に飛んだ。
日本路線はまだ飛んでいない。

日本路線は以下のような予定となっている。
あくまで予定である。

東京路線
スワンナプーム発23:55 成田着08:00 月曜・水曜・金曜運航(7月1日運航開始予定)
成田発09:15 スワンナプーム着14:00 月曜・火曜・土曜運航(7月2日運航開始予定)
(10月からは毎日運航予定)

大阪路線
スワンナプーム発00:55 関空着08:40 水曜・日曜運航(10月2日運航開始予定)
関空発09:50 スワンナプーム着13:50 水曜・日曜運航(10月2日運航開始予定)

札幌路線
スワンナプーム発23:50 新千歳着08:40 月曜・金曜運航(10月4日運航開始予定)
新千歳発09:55 スワンナプーム着15:10 火曜・土曜運航(10月3日運航開始予定)

くどいようだが、すべては予定だ
過去、タイ・エアアジアXの日本路線は何度も何度も数え切れないほど延期を繰り返してきた。
しかもプロモーションで客を呼び込んでおいて、しれっとキャンセルを繰り返すという手法だ。むろん現金での返金はしない。
今回はプロモーションはプロモーションでも乗り放題のプロモーションだ。その額29,999バーツ。
過去最大の資金集めキャンペーンという考え方もできる。

買うのか買わないのか、飛ぶのか飛ばないのか

今回の販売価格は29,999バーツだ。
余裕で10万円を越えている。
普通に考えれば購入には躊躇してしまう金額である。

本当に飛んで、しかもかつてのようにきっちり毎日運航するようになれば、利用価値はあるかもしれない。
税金や空港利用料が別途かかるため、1年間で4,5往復する人なら元は取れるはずだ。
それ以上に往復するのなら断然お得といえる。
本当に飛べばの話だが。

条件にあるように、日本政府が厳しい水際対策をしたままで、通常通りの入国ができないとなれば、旅行期間が延長されるかもしれない。
でも6月10日にはタイからの観光入国が認められる。これを通常入国と判断されたらおしまいだ。

個人的には、現在、エアアジアのSUPER+の乗り放題チケットを実際に使って旅行している真っ最中だ。
タイ国内線なら追加料金が数百円程度で本当に乗れる。
ただし、予約は14日以上前に行う必要があるし、ぎりぎりまで粘っていると対象のシートがなくなってしまう。
往路がよくても復路が希望のフライトを取れないといったことも多い。
ある程度、計画的にそれでいて柔軟に日程調整ができる人でないと、乗り放題を使いこなすのは厳しいかもしれない。

タイ・エアアジアXの日本・バンコク乗り放題チケット、買うか買わないかはあなた次第。
本当に飛ぶことに賭けてもいいかもしれない。
買うのか買わないのか、飛ぶのか飛ばないのか。
エアアジアと乗客の腹の探り合いだ。

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