6月1日以降も外国人はタイランドパスの登録が必須となっている。
タイランドパスに必要な情報と書類を登録して、QRコードを受け取らないとタイに入国できない。
新しいタイランドパスは、入国承認システムではなく、外国人の事前情報登録システムとして機能するとタイ政府は発表している。
タイランドパス登録後は、自動的にQRコードが発行される仕組みとなった。
1-2時間以内には発行との触れ込みだ。
実際にタイランドパスを申請してみて、QRコードが発行されるまでの時間を見てみた。
昨年11月には空路入国でのタイランドパスは取得済み。今回は陸路入国でのタイランドパス取得となる。
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タイランドパス申請
タイランドパス申請では、空路と陸路では申請が別になっている。
でも、申請方法も条件もまったく同じだ。
入国地点が異なるということだけ。
タイの陸路国境は6月1日からすべてオープンとなっている。
タイ人はどの陸路国境からでも入国できる。
外国人はもともと利用可能な国境チェックポイントはかぎられている。国境が全オープンとなった今でも事情は同じ。
外国人が利用できる入国地点は、タイランドパス申請時の一覧表示されるため、自分が入国予定の国境チェックポイントを指定すればよい。
あとは空路でのタイランドパス申請内容とまったく同じ。
詳しい申請方法はこちらから。
⇒タイ入国に必須 タイランドパス(THAILAND PASS)申請方法[6月1日最新版]
パスポート、ワクチン接種証明書、医療保険書などのデータをアップロードする。
PDFが使えるようになったので、データ処理は少し楽になった。
新しいタイランドパス申請では、入国予定日の記入はあるが、出国予定日の項目はなくなった。
医療保険はタイ滞在予定期間すべてをカバーする必要があるとなっているが、出国日が決まっていないなら、どうしようもない。
タイランドパスのサイトで紹介されている保険会社の最低滞在期間が30日だったので、それにしておいた。
30日で650バーツ。
さくっと登録完了。
サクセスとの表示が出た。
アクセスコードも表示。
直後にステータスを確認。
アクセスコードとメールアドレスとパスポート番号を入力すれば確認できる。
さすがにすぐには承認されておらず、Reviewing。
検討時間は最大1-2時間とのこと。
QRコード発行までの所要時間
小一時間後にメールボックスを確認。
無事にQRコードが届いていた。
登録完了通知メールが届いたのは、5時18分
タイランドパスQRコード発行通知メールは、5時49分。
登録から31分でタイランドパスQRコードが届いた。
メールにはPDFファイルが添付されており、QRコードが表示可能。
ステータスを確認すると、Issued。
QRコードはアプリでも表示できる。ステータス画面からPDFのダウンロードができる。
もしEメールが届いていなくとも、ステータスで確認すれば、QRコードは取得できる。
陸路入国でのタイランドパスは赤地にLAND TRAVELと記載される。
QRコードの有効日は予定入国日から3日後まで。
(空路は前後一週間有効のはず)
この間なら、当初の入国予定日なくとも、そのままのタイランドパスQRコードをつかって入国できる。
ただし、医療保険加入期間は、新しい旅行日程全体をカバーしている必要がある。
今回のQRコード発行までの所要時間は31分。
さすがに2時間かかることはないと思っていたが、31分は早いような遅いような微妙な感じ。
というのも、昨年11月のタイランドパス運用開始直後に申請した際は、2分で承認されていたからだ。
これはタイのワクチン接種証明書、タイの会社の医療保険加入、SHA+ホテルの予約確認書などベストといえる書類を揃えており、自動承認された形だ。
今回もタイのワクチン接種証明書、タイの会社の医療保険加入をアップロードしている。ホテル予約は不要となった。
またしても即時にQRコード発行されるかと期待していたが、31分もかかった。
まあ、昨年とはタイランドパス申請数が桁違いだろうし、サーバーも混み合っているに違いない。
多少時間がかかるのはやむをえまい。
他の人の報告でも30分程度で発行された例が多いようだ。
ほとんど即時承認みたいなものだ。
出発予定日当日にやっても余裕で間に合うレベル。
思い立った当時のタイ旅行はやっぱり可能だ。
注意事項
タイランドパスQRコード発行通知のメールには注意書きが添えられている。
タイへの入国は、タイランドパスQRコードだけでなく、アップロードした書類の有効性によっても決定されることに注意。
タイへの旅行
1.出発時の空港チェックインカウンターおよびタイ到着時に関係機関に提示する書類を準備してください
1.1パスポート
1.2タイランドパスQRコード(電子媒体または印刷された紙)
2.タイ到着時には書類とタイランドパスQRコードを入国管理官と検疫担当官に提示してください
備考
1.タイランドパスサイトにアクセスして、書類の確認と編集ができます
2.航空会社が追加の書類を要求する場合は必要な書類を用意してください。そうしないと搭乗を拒否されるケースがあります。
以上がタイランドパスQRコード発行通知に記載された注意事項となる。
特に難しいことはない。
ちゃんとした書類がないとフライト搭乗拒否されたり、タイに入国できないかもしれないよということだ。
タイランドパスは入国承認システムではなく、あくまで情報登録システム。
登録した情報が間違っていたり、書類が不適切だった場合は、タイ渡航に障害が発生する可能性があるということだ。
ちゃんとした書類をアップロードしておき、渡航当日に書類を持参しておけばいいだけのこと。
書類は電子媒体でも紙媒体でもいいが、手っ取り早いのは紙媒体だ。
航空会社によっては、紙媒体でなくてはいけないとしているところもあるようだ。
空港での無用のトラブルを避ける意味でも、書類は紙に印刷しておくのがベター。
陸路入国では空港でのチェックインがないため、特に印刷する必要はなさそうだ。
タイランドパスの登録は本当に簡単になった。
承認までは30分。最大でも2時間。
空路でも陸路でも申請内容は同じ。
本当に楽になった。
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