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タイ入国情報 ビザ・タイランドパス・入国手続き

タイ外務省発表のタイ入国方法とタイランドパス注意喚起

投稿日:

4月1日から開始された新しいタイ入国規則。
在東京タイ大使館と在タイ日本大使館からもすでに情報は出ているが、タイ外務省でもわかりやすいインフォグラフィックによる説明を発表。
また、タイランドパスでは新しい注意喚起が掲示されるようになっている。

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タイ外務省発表の4月1日からのタイ入国スキーム

タイへの入国方法は3つある。
・TEST AND GO
・SANDBOX
・ALTERNATIVE QUARANTINE(強制隔離あり入国)

4月1日から変更になるのは、出発前の陰性証明書が不要となること。
また、サンドボックスでの特定エリア内での滞在義務が5日間に短縮され、隔離あり入国の強制隔離期間が5日間に短縮されること。

タイ外務省発表インフォグラフィックからTest&Go入国要件を簡単にまとめておく。

対象
すべて国・地域からの完全なワクチン接種を終えた旅行者。ワクチン接種を終えてから最低14日を経過していること。

必要書類
1パスポート
2ワクチン接種証明書
3支払済みのSHA EXtra+/AQホテルの1泊分予約確認書 1回のRT-PCR検査と1回のATKセルフ検査キットと空港送迎を含んでいること
4最低2万USドルの医療費をカバーする医療保険加入書(タイ国籍者ならびにタイの社会保障制度に加入・タイ国内における雇用者の確認書を持っている外国人は不要。)

登録
1タイランドパスに無料で登録(承認プロセスに3-7日かかる)
2到着空港からホテルへシールドルートで移動
3RT-PCR検査を実施し、検査結果が出るまでホテルで待機する
4滞在5-6日目にATKセルフ検査を実施し、結果を保健省によって指示された方法で報告する

注意
タイ入国のための出発前RT-PCR検査はもはや要求されない。
しかしながら、航空会社のポリシーとトランジット国の入国要件を確認することをおすすめする。

以上のような内容。
どういう流れでタイへ入国すればいいのか簡潔にまとめてある。
余計な説明がなく、非常にわかりやすい。
在東京タイ大使館の役所丸出しの難解な文章とは大違い。

まあ、実際にタイランドパス登録する際には、いろいろと引っかかる部分も出てくるだろうが、まずは流れをつかむことが大事。

サンドボックスとAQ強制隔離入国の説明もわかりやすい。

サンドボックスはTest&Goより制限が多いため、日本からのワクチン接種済み旅行者がわざわざ利用する意味はない。スルーしていい。

AQ隔離入国では、Test&Goよりも申請は簡単だ。
1パスポート
2AQホテルの5泊分予約、1回のPCR検査と空港送迎を含んでいること
3最低2万ドルをカバーする医療保険
*PCR検査は滞在4-5日目に実施

AQホテルに5日間隔離され、1日3食の食事も提供される。外出は原則不可。
ワクチン未接種者はこのAQ隔離での入国するしか方法はない。

4月1日からはすべてのスキームでのタイ入国で、出発前の陰性証明書取得が不要となる。
タイ外務省では、航空会社のポリシーとトランジット先の要件を確認するよう注意喚起している。
航空会社によっては独自の要件を設定していることがあり、陰性証明書がないと搭乗を認めないといったことがあるようだ。ただ、日本からタイへの直行便を運航している、ANAとJALとタイ国際航空ではタイへのフライト搭乗には陰性証明書は不要としている。

経由便を利用して日本からタイへ行く際には注意が必要。トランジットで利用する乗り換え国の空港によっては陰性証明書が要求されるケースがある。また、航空会社によっては、タイ入国要件が変わったことが周知徹底されていないことも考えられる。トランジット利用の際は航空会社に事前確認しておいたほうが無難かもしれない。

タイランドパスの注意喚起

4月1日以降もタイ入国にはタイランドパス登録が必須のままだ。
陰性証明書は不要となったが、タイランドパス申請内容については、Test&Goでは特に変更はない。
これまでどおりの必要書類を揃えて、申請することになる。

タイランドパス申請登録はこちらを参考にどうぞ。

関連記事:Test&Goでのタイランドパス申請方法解説

タイランドパス申請サイトに変更はないが、3月31日付けで、新しい注意喚起がポップアップで表示されるようになった。

2022年4月1日以降、すべての入国スキームでタイに入国する旅行者は、PCR検査結果を提示する必要はなくなりました。ただし、それぞれの入国スキームで指定されたとおりにPCR検査を受ける必要があります(Test&Goでとサンドボックスでは1日目、AQ隔離では4-5日目)

また、タイランドパスに偽装した詐欺メールについて引き続き警告している。

・偽メールに添付されたリンクに返信したりクリックしないでください
・タイランドパス申請に関するタイランドパスからのメールは、公式アカウント(thpass@tp.consular.go.th)からのみ送信されます
・タイランドパスシステムが、Eメールを通じて個人情報を要求したり、申請内容の変更を申請者に要求することはありません
すべての登録プロセスは、タイランドパスのウェブサイトでのみ実施されることに注意してください。

なお4月1日時点でタイランドパス注意喚起画面に掲出されている、タイ外務省によるインフォグラフィックは旧来(3月1日時点)のもの。
上掲インフォグラフィックが最新のものとなる。

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