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タイ入国情報

タイは10月の中国人観光客再開を期待、ノックエアは大阪を含め6月に国際線再開へ

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タイへの外国人観光客が増えつつある。
といっても1日あたり1万数千人程度の入国だ。
2019年は年間約4,000万人の外国人観光客がタイを訪れていた。
タイランドパス申請や到着時PCR検査といったタイ入国制限はまだまだ残っていることも旅行者増の妨げとなっている。そしてなにより最大顧客である中国人グループがタイに戻ってきていない。これは中国政府が自国民の団体海外旅行を禁じているためだ。
また、日本では外国人観光客の入国を禁止している。
日本とタイを結ぶフライト、特にLCCの再開は厳しいままだ。

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中国人観光客の再開は10月か

The Tourism Council of Thailand(タイ観光評議会)は、10月に中国人観光客がタイに戻ってくることを期待していると述べている。
中国政府内に情報源があるタイの観光事業者からの情報によれば、中国の建国記念日にあたる10月1日に中国政府は自国民の海外旅行を解禁するとのことだ。
もし本当にそうなれば、多くの中国人観光客がタイに戻ってくるだろうと。
ただ、2019年までのように一ヶ月に80-90万人になるとは期待できない。

タイ観光評議会では、タイ入国制限を解除し、外国人観光客に向けて完全開国するよう要請している。
今年4月から6月に完全開国されれば、今年後半には500万人の外国人観光客がやってくるだろう。
さらに中国が渡航制限を解除すれば、700万ないし800万人の増える可能性がある。

2019年のタイへの外国人観光客は約4000万人だった。
来年2023年は70%まで回復し、2024人に完全回復すると予想している。

参照:https://www.nationthailand.com/business/40014699

中国が本当に10月に海外旅行制限を解除するかはわからない。
あと半年ある。
どうやらそれまでは制限が続くとみていい。あと半年ほどはタイに大量の中国観光客が戻ってくることはなさそうだ。
全面解除され、事態が落ち着いたら、一気に中国観光客がまたタイにやって来るだろう。
団体客で騒然としていない静かなタイの観光地を楽しめるのもあと半年かもしれない。

ノックエア国際線運航再開へ

タイのLCCであるノックエアでは、今年第4四半期での中国人観光客の再開に期待しているとノックエアCOE。
外国人観光客の再開に備えて、ノックエアでは189席のボーイング737-800型を6機購入予定だという。中国、インド、大阪、ホーチミンへの新規ルートを開設する。これにより、ノックエアでは合計17機体制となる。
ノックエアの国際線運航は、各国の渡航制限に応じて6月より再開するとのことだ。

2022年4月現在、タイと日本を結ぶLCC路線はZIPAIRのみ運航している。
6月にエアアジアが成田・ドンムアン路線を再開予定となっているが、まだ不透明な状況だ。
また、ベトジェットエアが7月15日に福岡・スワンナプーム路線を運航開始する計画となっている。

ノックエアでは、2020年に広島・バンコク便を運航開始予定だったが、パンデミックにより中止となった。その後の動きは不明。
今回のノックエアの発表では、大阪路線が新規就航予定となっている。
ボーイング機の購入予定もあるようなので本気で狙っているのだろうが、はたして本当に就航できるのか。
また、早ければ6月に国際線再開すると言っているが、そこに大阪路線が含まれるかはわからない。

なお、パンデミック前までは、ノックスクートが日本・バンコク間のフライトを多く運航していたが、2020年6月に会社を清算しており、もう会社自体が存在していない。
ノックスクートとノックエアは別会社となっている。
ノックエアは事業継続中だ。
現在はタイ国内線を運航しており、一日あたりの利用客は約1万人。各国の入国制限解除により、今年後半には12,000人-13,000人に増やしたいとしている。

関空発着のバンコクLCC路線の運航予定は現時点ではまったくない。
ZIPAIRは東京のみ、運航再開予定のエアアジアも東京のみだ。
大阪からバンコクへのLCCが復活してほしい。
ノックエアが新規就航してくれるなら、本当に嬉しいところ。

まとめ

日本は自国民の海外渡航は制限していないし、また帰国制限もほとんどない。タイからの帰国ではブースター接種済みであれば待機不要だ。
ただし、日本は外国人の観光目的での入国はまだ認めていない。観光ビザの発給も停止している。いわば観光鎖国状態にある。
タイが完全開国しても、日本が観光鎖国状態にあるならば、タイから日本へ観光旅行はできない。その状態では、LCCの運航再開は厳しいかもしれない。LCCを使うのは日本人旅行者だけではない。むしろタイ人観光客のほうが多いほどだ。
利益が見込めないと判断すれば、LCCは平気で運航を取りやめるだろう。

中国が自国民の海外旅行制限を10月に解除するかはわからない。
日本の開国がいつになるかもわからない。日本政府は外国人観光客の受け入れ再開はどうぶんないだろうと述べている。
日本開国とLCC運航再開が先か、中国開国が先か。
日本は遅れていく一方だ。

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