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日本帰国情報

日本の入国者上限を1万人に引き上げへ、空港検疫では5時間待ちも

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日本の水際対策の緩和はゆっくりながらも進んでいる。
3月1日からは非指定国からの帰国ではブースター接種済みを条件に待機不要となった。
また空港から自宅への移動に公共交通機関も使えるようになっている。
留学やビジネス目的の外国人の新規入国も認められた。
3月14日からは一日あたりの入国者数上限が7000人に引き下げられている。
海外から帰国する日本人や新規入国する外国人が増加中だ。

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空港検疫で5時間待ちも

日本入国者の増加に伴い、空港検疫に長時間かかることがケースが増えているようだ。
特に到着便の多い成田空港では顕著とのこと。
午前着でも検疫手続きを終えるのに2時間、午後には3時間以上といった具合だ。
制限緩和により、海外から国際線で日本到着後に国内線へ乗り換えることができるようになったが、空港検疫に時間がかかってしまい、予約していた国内線フライトの間に合わないケースも出ている。

この点に関して、厚生労働省からも注意喚起が出されている。

「水際対策に係る新たな措置について」というページにて、最新情報が掲載されており、日本入国希望者は必読だ。

海外から入国する方へ

現在、日本の各空港では、入国者の増加により、到着した時間帯によっては到着空港において検疫等の手続に時間を要しています。中でも成田空港は夕方に到着する便が集中しており、さらに週末など搭乗者数が多い日は通常以上に時間がかかることから、検疫等の手続が公共交通機関の運行時間内に終了しないこともあります。
フライト到着後の検疫手続の遅延等により、あらかじめ手配していた公共交通機関を利用出来なかった場合に発生する諸費用については入国者ご本人の負担となります。
検疫業務へのご理解をお願いするとともに、自宅等に移動するための公共交通機関(乗継ぎ便など)の予約はフライト到着時刻の5時間後以降を目安に行っていただくことや、夕方以降に到着される方については空港近隣で一泊するなど、余裕を持った計画を心がけていただくようお願いします。
空港から自宅等待機のために自宅等に移動する場合、必要最小限のルートに限定して、空港検疫での検査(検体採取)後24時間以内までは、入国の翌日であっても公共交通機関を利用することができます。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

・成田空港激混みで公共交通機関の運行時間に間に合わない可能性あり
・国内線フライト乗り継ぎは5時間以上の余裕を
・乗り遅れた際の費用は自己負担
・検体採取後24時間以内なら到着翌日であっても公共交通機関の利用可
・ご利用は計画的に

現在、ファストトラックという事前登録制度が開始されている。
成田、羽田、中部、関西、福岡の各空港が対象だ。
入国時の手続きが簡素化される。
ファストトラックを使えば、未使用者よりも検疫手続きは簡単になる。所要時間も短くなるだろう。
ただ、到着便が重なって、検査を受ける人が多くなれば、結局は検査結果が判明するまで時間がかかることになる。
でもファストトラックはやらないよりもやったほうがいいはずだ。

それにしても、5時間待ちはしんどい。

昨年10月にタイから関空に帰国した際は、降機から検疫手続きを済ませて出口までの所要時間が1時間23分だった。

関連記事:タイから日本への帰国全行程。日本での検疫の様子もレポート。

この時はファストトラックなど当然なく、一部の情報をWEBにアップすることで短縮化できただけ。それでも結局は検査結果が判明するまで時間がかかった。
たしかバンコクからの便しか到着がなく、乗客は30人ほど。ほとんどが日本人。
それでも1時間半かかった。

今は日本人帰国者のほかに、新規入国外国人が急増中。
乗客が多いうえに到着便も増加。
空港検疫の所要時間が長くなるのも当然だ。

入国者上限を1万人に引き上げ

各報道が伝えているが、4月1日午後の官房長官による記者会見にて、日本の水際対策緩和方針が発表された。
4月10日より、一日あたりの入国者数上限を現在の7000人から1万人に引き上げる予定だという。
日本人の帰国需要や留学生など外国人入国希望に対応するための措置で、これからも段階的に国際的な人の往来を増やしていきたいとしている。

4月10日からは、さらに空港検疫が混み合うことになりそうだ。
タイミング次第だろうが、5時間以上かかってもおかしくない。
ただ、新規入国を希望する外国人はなるべく早く入国を実現させてやりたいという思いも感じる。
長い鎖国状態の反動が今になって来ているといえる。

入国者数上限があるために、日本行きのフライトの座席数販売が制限されている。
外国人の新規入国が再開されたことにより、特にアジアからの入国希望者が増加しており、4月のバンコク発日本行きのフライトでは安いエコノミークラスが売り切れと表示されるケースも出ている。
これは本当に満席なわけではない。
割り当てられた座席数が上限に達したため、販売を見合わせている状態だ。
また、販売可能な座席が少なくなれば、運賃も高くなる。

入国者数上限の引き上げによって、日本行きフライトの座席数も増えることになるだろう。
安い運賃での購入もしやすくなるかもしれない。

でも、入国者が増えれば、空港検疫はさらなる長時間化となるおそれあり。
難しいところが、とにかく日本に到着さえできれば、あとはなんとかなる。
タイからの帰国では、ブースター接種済みで待機はゼロ。公共交通機関も使える。
新幹線や飛行機でさらなる長距離移動が必要な人は要注意。自宅までの道のりは余裕をもってどうぞ。

空港検査廃止を

もういっそのこと、日本到着時の空港検査を廃止して、陰性証明書提示だけにすればいいのにと個人的には思う。
ヨーロッパ、アメリカ、東南アジアなど一部の国では到着時検査を撤廃済みだ。
タイでは、到着時検査は継続だが、陰性証明書の提示は不要となった。
日本もせめてどちらか一方だけにすべきだろう。

空港検査は廃止し、陰性証明書をファストトラックで事前登録して、MySOSの画面がグリーンならば、検疫手続きはパス可能とする。これでスムーズな入国が実現する。
ファストトラックを使っていない人は、対面での書類手続きとする。
日本人帰国者は顔認証システムでさくっと入国できる。
このあたりが無難なやり方のように思えるが、こうなるまではまだまだ時間がかかりそう。

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