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ラオスのインフレ率12.8%とキープ暴落、経済回復にラオス旅行を

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先日、ラオスへ旅行した。
3年ぶりの訪問だったが、ラオスキープの暴落ぶりがひどかった。
バーツから両替では、以前の2倍のキープが手に入った。
つまりキープの価値が半分となったのだ。
ラオス銀行の発表ではインフレも加速している。

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ラオス5月のインフレ率は12.8%

ラオス中央銀行の発表では、5月のインフレ率は12.8%に達した。これは過去15年間で最高の数値。
インフレ率は2016年1月に10%に達したが、今回は5年ぶりの高水準となった。アジアで最も高いインフレ率だ。
石油や輸入品などの価格上昇が、インフレの主な原因だという。

特に石油不足は深刻な問題だ。
首相は、エネルギー危機を解決するために特別なタスクフォースを立ち上げた。

参照:https://laotiantimes.com/2022/06/08/inflation-rate-hits-12-8/

ラオスでは、外貨準備高がなくなり、石油の購入が難しくなっている。
ビエンチャンでは実際に目撃したが、多くのガソリンスタンドが閉鎖された。

営業している店でもガソリンを求める車とバイクで長蛇の列ができていた。
需要に供給がまったく追いついていない状態だ。
ガソリン価格も上昇し、わざわざ陸路で国境を越えて、タイにガソリンを入れにいく人も多いそうだ。
タイでもガソリン価格は上がっているが、不足していることはない。

キープ暴落

このようなラオスの状況はタイの旅行メディアでも取り上げられている。

https://www.facebook.com/TravelNews.th/

世界のインフレ率を示したデータベースを引用し、ラオスは世界6番目のワーストインフレとなったと。
ラオスキープの価値は下がり、半分となった。
ラオスの人々はラオスキープを保持することを望まず、バーツやドルをほしがる。
ラオスキープは暴落し、以前は1バーツが250キープにしかならなかったが、現在は500キープとなる。
つまり半分の価値となった。
バーツで生活しているタイ人にとってみれば、今ラオスへ旅行すれば半分の費用済むことになる。

実際に6月頭のビエンチャンの両替所のレートはこのようになっていた。

1バーツが487キープだ。

公定レートでは400キープほどだが、市中の実勢レートでは500近くになっており、ひどい乖離がある。
現在はさらにレートが上昇しており、おそらく500を越えていると思われる。
バーツを持っていけば、本当に以前の半分の価格でラオス旅行ができる。

インフレによりラオスの人たちの生活は苦しくなっている。
1日あたりの賃金が100バーツほどの人も多いようだ。でもクイティアオは1杯80バーツもする。これでは外食もできず、自炊するしかない。
もともとラオスの外食費はタイに比べると高かった。外食文化もそれほど発達しておれず、自炊する人が大半だったが。

パンデミック発生以来、ラオスは2年以上国境を閉ざしてきた。
が、5月9日にいきなり全面開国して、国境をすべて開放した。
もう経済が限界に来ている。
インフレ問題、外貨不足問題、通貨下落問題などラオス経済の回復には、まずは国を開けて、観光客を呼び込むことから始めようということのようだ。

ラオス旅行

タイとラオスの陸路国境は完全にオープンとなっている。
タイからラオス、ラオスからタイへは簡単に出入り可能だ。

関連記事:これぞ完全開国、ラオス陸路入国は超簡単だった
関連記事:ビエンチャンからノンカイへ タイ陸路入国実践レポート

ビエンチャン市内は特に混乱している様子はない。
通常どおりに生活は営まれているように見えた。
物価がひどく上昇している実感もなかった。

関連記事:3年ぶりのラオスはキープ暴落でウハウハ状態に

バーツをキープに両替することで、本当に激安でものが買える。

タイでは10バーツで売っているポテトチップスが4000キープ、つまり8バーツだ。
輸入品なのに生産国よりも安くなるという逆転現象が起きている。
もっとも元々の価格設定が高いともいえる。タイで10バーツのものが16バーツの値付けだった。
それだけにラオスは輸入に頼りきっている。

ラオス旅行を終えてパタヤに戻ったが、使い残しのキープがこれだけある。

全部で6,500キープだ。

紙幣が5枚もあるが、バーツにすると、13バーツにしかならない。
タイ国内での両替はもともと難しいうえに、13バーツなんてどうしようもない。
ハイパーインフレでも起きようものなら、リアルに紙くずとなる。

この先もインフレが加速していくようなら、ガソリン以外の価格も上がっていくだろう。

旅行するなら今このタイミングが一番いいのかもしれない。
ラオスは観光客を待っている。
タイを経由すればラオスへは簡単に行ける。
ラオス経済を応援する意味でも、ラオス好きの人は今こそラオスへ行くべきかもしれない。

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