ASEAN 2024の議長国はラオス。
ラオスは、今年2024年はVISIT LAO YEAR 2024と称して観光促進に力を入れている。
ビエンチャンやルアンパバーンをはじめ各地でイベントを開催する。
長らく休止していた空港バスは運行再開しており、市内バスのルートも拡大中だ。
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ワットタイ国際空港とビエンチャン市内を結ぶエアポートバス
ラオスの空の玄関口はビエンチャン・ワットタイ国際空港だ。
首都空港とは思えない小さなサイズだが、日本の援助で建設された立派な建物ではある。
空港からビエンチャン市内まではエアポートバスが運行再開している。
エアポートバスは、2020年3月にパンデミックによってサービス停止していた。
2023年4月にワッタイ空港を訪れた際にはまだ運休のままだった。
バス停が虚しく放置されていた。
関連記事:ラオス入国最新実践レポート、ワットタイ国際空港到着後にすべきこと
が、2023年8月23日にエアポートバスは再開している。
以下の詳細ならび画像⇒https://www.facebook.com/VientianeCity2Bus
ビエンチャン市バスの44番線という扱いだ。エアポートラインと呼ぶ。
チケット販売所は、空港到着ロビー内に設置されている。
以前は直接バス車内で支払うシステムだったが、事前購入する仕組みになったようだ。直接払いも可能かもしれない。
運賃
大人4万キープ
子供2万キープ
乗り場はワットタイ空港ターミナルビルを出て右手あたり。
エアポートライン路線図
ワッタイ空港とセントラルバスステーション(CBS)を結んでいる。セントラルバスステーションは、タラートサオバスターミナルとも呼ぶ。
ワッタイ空港発と、セントラルバスステーション発では運行ルートが異なる。
ワッタイ空港からビエンチャン中心部のツーリストエリアへ行くには、A15(ワット・ミーサイ)ないしA16(ナンプー公園)で下車するといいだろう。
A15下車ならば川沿いのナイトマーケットに近い。A16はナンプーという噴水広場近くだ。どちらも周囲にゲストハウスやホテルが多い。
ビエンチャン市内から空港へ向かう場合は、ルートの関係でちょっとバス停が遠くなる。
ナンプーを越えて先にある大通りにあるA5バス停で空港行きバスに乗るのがいいだろう。
セントラルバスステーションまでは中心部から15分か20分ほど歩く必要あり。
時刻表(2024年1月15日付け)
市内から空港へは、午前7時30分から午後7時0分まで
空港から市内へは、午前8時20分から午後7時30分まで
空港発 8:20 9:40 11:20 12:00 12:35 13:20 13:50 14:30 15:10 16:00 18:20 19:30
1日12本出ている。
正午前後は本数が多いが、午前中や夕方は少ない。
空港からビエンチャン中心部までの所要時間は15分程度だ。
ただし、時刻表は随時変更となっているもようだ。
実際に運行再開当時と現在では時刻表が異なっている。
運賃は大人4万キープということなので、280円ほど。
ラオスキープは暴落が続いており、物価変動が激しい。運賃の変更はありそうだ。
なお、ワットタイ空港の到着ロビーに両替所が数か所あり。
銀行両替所となるが、レートはそこまで悪くはない。
ビエンチャン市内の民間両替所のほうがレートはいいけれど、空港である程度の額を両替してしまったもいいだろう。
ちなみに、日本円からラオスキープへ直接両替するよりも、タイ国内の高レート両替所で一度円からバーツへ両替しておき、あらためてラオス到着時にバーツからキープへと再両替したほうが得になることが多い。
タイ=ラオス国際バス
ラオスのビエンチャンと、タイのノンカイおよびウドンタニーを結ぶ国際バスが運行中だ。
パンデミック中は運休となっていたが、2022年に再開されている。
運行再開後に実際に利用している。
関連記事:ウドンタニーからビエンチャンへ国際バスでラオス入国(2023年9月最新情報)
関連記事:タイ陸路入国最新情報、ビエンチャンから国際バスでウドンタニーへ
2024年2月時点の時刻表
ビエンチャン=ウドンタニー
ビエンチャン発
8:00 10:00 12:00 14:00 15:00 17:00
ウドンタニー発
7:00 9:00 11:00 13:00 14:00 18:00
ビエンチャン=ノンカイ
ビエンチャン発
7:30 10:00 15:30 18:00
ノンカイ発
07:30 10:00 15:30 18:00
ビエンチャンバスターミナルの国際バスチケット販売所
6:30から18:00
ただし、昼休みがあり、窓口は閉まる。
ビエンチャン市内バス
ビエンチャン市内バスの時刻表も紹介しておく。
14番線は、セントラルバスステーション(タラートサオ)からフレンドシップブリッジ(国境)を経て、ブッダパークへ行く路線だ。
自力でラオスからタイへの国境を越える場合の利用するバス路線となる。
セントラルバスステーションの始発が午前6時で、以降30分ごの出発。最終が午後5時半だ。
2023年に実際に利用した際の様子。
関連記事:ラオス・ビエンチャンからウドンタニーへ 自力移動でタイ陸路入国方法【2023年最新版】
ノンカイから陸路国境でラオスに入国した際には、この14番線でタラートサオまで移動できる。フレンドシップブリッジ発の始発が午前7時半で最終が午後6時半。
運賃は18,000キープ。
タイバーツでの支払いも可能。
また、フレンドシップブリッジから、ラオス中国高速鉄道ビエンチャン駅までの直行バスも出ている。
乗り場は、ラオスの入国審査場を抜けた先のバス停。
フレンドシップブリッジ発 11:30 15:00 17:40
ビエンチャン駅発 12:25 16:50 18:10
運賃3万キープ
タラートサオバスターミナルから南バスターミナル経由で高速鉄道ビエンチャン駅まで時刻表。
タラートサオ発 6:10 11:20 13:10 19:30
ビエンチャン駅発 7:30 12:25 15:45 20:50
運賃25,000キープ
ラオス中国高速鉄道を利用する人は参考までに。
セントラルバスステーション(タラートサオバスターミナル)は現在工事中。というか未完成状態のままずっと運用しているような雰囲気だ。
乗り場には時刻表が掲示してある。
英語表記もあるため、そこまで利用難易度は高くない。
特に外国人利用者の多い路線は英語も通じる。
まとめ
ビエンチャンのバス路線はほぼ完全復活状態となった。
国際バスに続いて、ワットタイ空港発着のエアポートバスも再開した。
他にも、フレンドシップ国境へのバスの本数も多いし、高速鉄道ビエンチャン駅へのバスもある。
ビエンチャン市内の移動はなにかと面倒だったが、うまくバスを活用すれば安く移動できる。
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