はじめてサワンナケートを訪れる際に少し苦労したのがホテル選びだった。
サワンナケートへ行く前日夜にホテルを検索してみたが、ホテル予約サイトでのサワンナケートの取り扱い件数が少ない。
サワンナケートはタイビザ取得の地としても有名なので、外国人向けの安いホテルやゲストハウスはそれなりにあるはずだが、どうにもはっきりしない。
パクセーからサワンナケートへ向かうロットゥーに乗っている最中に良さげなゲストハウスを予約することができた。
それが、XAYTHONEというゲストハウスだ。
結果は、正解。
部屋は広くて綺麗だし、オーナーは親切で、バスターミナルまで無料で送ってくれるほど。
サワンナケートではおすすめ。
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XAYTHONE GUEST HOUSE
発音がよくわからないホテル名である。
たぶん、サイトーンだと思う。、もしくは、頭に小さなクの音を加えて、クサイトーンみたいな感じで。
サワンナケートバスターミナルのトゥクトゥクにはなかなか通じなかった。
ドライバーにはこの看板の写真を見せるとよさそう。
路地の奥にゲストハウスがある。
夜は少々暗いが、治安的には問題なさそう。
野犬に注意なのは、東南アジアでは共通。
ゲストハウスの門構え。
大きな屋敷のような作りになっている。
特にレセプションのようなものはなく、奥にテーブルのある一角でオーナーが出迎えてくれる。
品の良さそうなおばさんで、英語は達者。なんとなくフランス語も話せそうな雰囲気。
アゴダで予約済みだったので、名前を告げるだけ。
現地払いだが、あとまわしでよかった。
まずは、コーヒー飲んでゆっくりしてねと、インスタントのDAO COFFEEをいれてもらう。
落ち着く。
すると、ファラン客が2組続けて登場。
サワンナケートのタイ領事館でビザ申請を終えたばかりだという。
タイからサワンナケートに入り、その足でビザ申請したそうだ。
どうやらこのゲストハウスにはビザ取り目的のファランが多く集まるみたい。
オーナーやファランもまじえて、しばらく世間話する。
フレンドリーな宿だ。
ダブルルーム
予約していたのはダブルルームというグレード。
建物は3階建てで、案内されたのは1階にある部屋だった。
入ってびっくりのサイズ。
なんじゃこりゃ。
巨大な木製の椅子とテーブル。
壁には、オーナーらしき人の若い頃の姿なんかの写真が飾られている。
もともとは書斎や応接間として使われている部屋なのかも。
部屋の一番奥にダブルベッド。
ベッド脇にはサイドテーブルとコンセントがあって、普通に使える。
エアコンはついているし、扇風機は3台もある。
冷蔵庫もある。
浴室もついており、ホテルの部屋としての機能は問題なし。
シャワーとトイレは一体型で広くはないけれど。
シャワーの水圧と温度はいたって普通。
アメニティは。固形石鹸と袋入りシャンプーのみ。
うーん、なんだかすごい部屋だよなあ。
夜は、ちょっと落ち着かなった。
室内禁煙だけど、外に出たところに椅子と灰皿が設置してある。
コーヒー以外にも、お茶も無料で飲み放題だ。
上階には宿泊者が集えるスペースがあり、オーナーもまじえて歓談していることが多い。
敷地内では大きな犬を2匹飼っており、犬が苦手な人は泊まらないほうが無難かも。ちゃんとしつけられてはいるけれど、わりとやんちゃな犬なので。
オーナーの女性はとにかくフレンドリーで面倒見がいい。
チェックアウト時には、自家用車でバスターミナルまで無料で送ってもらえた。
バスターミナルまでのトゥクトゥクを利用すると、5万キープと言われるはずなのですごく助かった。
地図と周辺施設
サワンナケートの中心部とはいえないが、それほど不便な場所でもない。
大きな道路までは歩いてすぐで、コンビニや商店は多い。
メコン川までは徒歩10分ほど。ナイトマーケットまでは15分。
サワンナケート街歩きの様子はこちらから。
関連記事:サワンナケート、何もないラオス第2の都市でとんかつ定食と夜
日本食カフェはおすすめです。
バスターミナルやタイ領事館までは徒歩ではしんどい距離だ。
オーナーにお願いすれば、バスターミナルやタイ領事館まで車で送ってくれると思う。
宿泊料金と予約先
アゴダで事前予約したが、支払いは施設に直接払いという方式だった。
アゴダでの表示価格は11.88USドル。
現地払いは、タイバーツなら420バーツ、ラオスキープなら26万キープと言われた。ざっくり1680円。
アゴダよりもブッキングドットコムのほうが予約しやすかもしれない。事前のクレカ決済も可能だ。
なお、人気のゲストハウスのようで、連日満員となることが多いそうだ。
特にタイビザ申請者の多い月曜日は人気が集中するとのこと。
サワンナケートで事前予約できるホテルやゲストハウスは少ない。
実際には多くのゲストハウスがあるけれど、ホテル予約サイトでの取り扱い数は本当に少ない。
ゲストハウスが固まっているエリアというのも特になく、街中に点在している。
観光や街歩きを求めるならなるべくメコン川近くにホテルを、タイビザ取得のみが目的ならバスターミナル近くが便利そうだ。
バスターミナルとタイ領事館は比較的近いんで。
まとめ
オーナーの親切ぶりがすべてといっていいゲストハウスだった。
部屋はちょっと特殊だったけれど、清潔で綺麗。
宿泊者は欧米人多めで、英語が飛び交う環境だ。
タイからビザ取得目的で泊まりに来る人がたくさんいるので情報収集にも有用だろう。
純然たる観光目的での訪問でも、楽しく滞在できると思う。
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