ラオスの首都ビエンチャンから北へ行くと、バンビエンという観光地がある。
風光明媚なところで、アクティビティとしてはチューブタイヤを使った川下りやブルーラグーンといったところが有名。
元々はヒッピー系ファランバックパッカーの巣窟だったが、いつの間にか韓国人観光客あふれかえるようになった。
ビエンチャンとラオスの間を移動するのは、かつてはミニバスもしくは観光バスしかなかった。現在はラオス・中国高速鉄道が開通したことで、電車も使えるようになった。
新しい高速道路も開通したことで、バス移動も早くなった。
このたび、ビエンチャン中心部にあるバスターミナルからバンビエンへの公共バスの運行が開始となった。
日本から進呈された公共バスでバンビエンへ行ける。
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ビエンチャン=バンビエン公共バス
Vientian City 2 Bus Serviceによる公共バスだ。
Central Bus Station to Vangvieng
タラートサオ・バスターミナル発 午前9時(4時間)
バンビエン発 午後2時
片道運賃10万キープ
2024年7月の銀行両替レートは、1バーツ=700キープ。金行で両替なら1バーツ=725キープ。
銀行両替レートで10万キープを換算すると、約143バーツ。
ビエンチャン中心部のゲストハウスやホテルや代理店でバンビエン行きのミニバンを手配すると、15万キープ。約214バーツ。
客を順番にピックアップしていき全員揃ったところでバンビエンへ向けて出発するスタイルだ。
ビエンチャン出発後のバンビエンまでの所要時間はおおよそ2時間とされる。
個人的にはこのルートを最初に使ったのは25年くらい前。
ひどい山道をくねくねと回りながら進むため、ものすごく時間がかかったものだ。車酔いもする。しかも山賊が出ると言われたほど田舎だった。
2017年にバンビエンからビエンチャンへ移動した際はマイクロバスだった。所要時間4時間。
関連記事:バンビエンからビエンチャンへ。VIPバスのはずがマイクロバスに。
現在は高速道路が整備されて2時間ほどで行ける。
ビエンチャンセントラルバスターミナルは、タラートサオバスターミナルという呼び方が現地では一般的だ。
地図
タイ行きの国際バスや国境行きバスもここから出ている。
現在、新しくターミナル施設を作っている最中。
パンデミック中は建設途中で放棄されたようなひどい作りだったが、今は徐々に綺麗に整備されつつある。
日本から進呈されたバスが多い。
バンビエン行きのバスも緑色をした日本からの進呈されたバスを使う。
いいことですな。
なお、バンビエンのバス停は不明。
バンビエンは中心部から少し北側にバスターミナルがあるが、バスは中心部で降ろしてくれるかもしれない。要確認。
1日1便しかないのが不便だか、ミニバン(いわゆるロットゥー)よりも日本のバスのほうが広くて乗り心地はよさそう。
また運賃的にも公共バスのほうが安い。
ビエンチャンからバンビエン、バンビエンからビエンチャンへの移動を考えている人は公共バスの利用も検討してみよう。
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