ローシーズン真っ只中のパタヤだ。
ソイLKメトロの夜は賑やかというほどではないが、それなりに人が歩いている。
ファラン客が中心だ。
ウォーキングストリートとは違い、中国団体客はまったくおらず、インド・アラブ系も少ない。
東アジア系では、日本人が一番多いように見える。
そんなソイLKメトロに新しいゴーゴーがオープンした。
店名は、Cheetahs(チーターズ)。
元々はBachelor(バチェラー)があった箱だ。
バチェラーが閉店して以降、しばらくは何もなかったが、7月に入ってチーターズがオープンした。
店内は大規模に改装されている。
客席は両サイドに2段。席数はバチェラーの頃よりも大幅に増えた。そのぶん、まったり座る感じでもなくなった。
中央に大きなステージ。完全に作り変えてあるが、バチェラー時代から邪魔だったステージ上の太い柱は健在だ。
バチェラーの頃は低くて流線型のステージだったが、チーターズでは高くて四角い普通のステージになった。どこにでもある、定番のゴーゴーステージだ。ポールもある。
でも大きな柱が邪魔でやっぱり見づらい。
立ち位置の移動もあまりなく、正面のダンサーしかはっきり見えない。
ステージでは15人くらいのダンサーが踊っている。上下ビキニだが、上は露出。いわゆるモデルと呼ばれるダンサーだ。
また、入口近くにはサブステージもあって、ダンサーが3、4人ほど踊っている。
モデルの次は、上下着衣のいわゆるコヨーテがステージに上る。
人数は少なくて、10人くらい。
コヨーテの中には、スタイルのいいダンサーが目立った。
ルックスレベルはコヨーテのほうが上だと思う。
モデルとコヨーテの2組だとすると、ダンサーは総勢25人から30人程度だろう。
1ステージの時間が長くて、ちょっと飽きやすい。
ドリンク代は、瓶ビール120バーツ、ソフトドリンク100バーツなど。
メニューをみるかぎり、ドラフトビールはなかった。でもバーカウンターには生ビールサーバーがあったような気もする。
レディドリンクは、180から220バーツとメニューに書いてあった。
コヨーテが180バーツ、モデルが220バーツってだろう。
バーファインについて、モデルダンサーに確認してみた。
モデルは2000で、コヨーテは1500という話だ。
最近はLKメトロでもこの料金設定が増えた。
バーファインだけで、1500か2000だ。
チップは聞いていないが、ショート3000、ロング5000あたりが言い値だと思う。
ダンサーからの売り込み営業はそれほどきつくない。
黙って座ってステージを見ていたが、営業には2組だけやって来た。
執拗ではないため、ドリンク催促を断るのは難しくない。
もちろん気に入った相手であれば、素直にレディドリンクを進呈すればいい。
トレイに乗せたテキーラショットの売り込みが一度だけ。これもあっさりと断れる。
なんというか、ごくごく普通のゴーゴーになったなあという印象。
バチェラー時代のほうが楽しかったような気がする。
LKメトロっぽさがどんどんと失われていく。
バーファインもチップも高くなった。もはやウォーキングストリートと大差がない。
ドリンク代は、瓶ビールがちょっと安いかなという程度だ。
ウォーキングストリートでもドラフトビール設定があれば、最低ドリンク代は安くつく。
チーターズ、可もなく不可もなく、いたって普通の店だ。
入っても大損はしないだろうけど、すごくいいわけでもない。
興味がある人が、ちょっと覗いてみればいいんじゃないのというレベルかなと。