ラオスの出入国カードがデジタル化する。
従来は紙ベースでの出入国カードの提出が必要だったが、2025年9月1日よりオンラインプラットフォームでの提出が一部で試験導入される。
ビエンチャンのワットタイ国際空港、ルアンパバーン国際空港、パクセー国際空港、ビエンチャン・ノンカイの陸路国境検問所にて導入となる。すべての外国人旅行者に適用される。ただし、ボーダーパスを使ってラオスに入国するタイ人は免除される。また、ラオス人とラオス永住権を持つ外国人もオンライン手続きは必要ない。
登録はラオス入国および出国の3日前より行うこと。
試験運用期間は2年間で、2026年にはラオス全国で完全導入予定とのことだ。
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ラオスイミグレーションカード
2025年9月1日開始なので、すでに開始となっている。
Lao PDR Immigration Card
⇒https://www.immigration.gov.la/en/home
出国と入国のどちらも登録が必要となっている。
まずは入国から行う。
到着地点、日付
個人情報
パスポート情報
パスポートの画像
入国目的
などを登録する必要がある。
9月1日に登録可能な日程は9月1日と2日と3日の3日間のみ。つまり、2日先の日程までしか登録できない。
パスポートの画像をアップロードするのが少々面倒かもしれない。
日本人は、2025年6月1日より観光・商用など目的を問わずにラオスにノービザで30日間滞在できるようになっている。
こちらは従来のラオス出入国カードだ。
今回の措置で、紙がデジタルに取って代わった形となる。
お隣のタイでは、TDAC(タイランドデジタルアライバルカード)が最近導入されたばかり。
ラオスでも同様のシステムを採用したことになる。
タイでは、紙ベースの出入国カードが完全に廃止されて、TDACに登録しておかないと入国できなくなった。
ラオスでのデジタル登録は一部出入国ポイントに限定されている状態だが、いずれは完全導入される見込み。
多くの日本人がラオスに出入国する地点は、ワットタイ国際空港、ルアンパバーン国際空港、それにタイ・ラオス第一友好橋の陸路国境だろう。いずれも試験導入されているため、ほとんどの日本人はデジタル登録が必須となったわけだ。
ただ、あまり知られていない状況ではあるし、現地でどのような運用がされているかは不明。従来の紙の出入国カードでの提出も認められる可能性がある。
スムーズにラオス出入国するためにも、あらかじめデジタル登録しておくことを推奨。
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