インドネシアでもデジタル到着カードが開始となった。
All Indonesiaというデジタルポータルを開設し、インドネシア入国に際してデジタル到着カードの登録を義務付ける。
まずは2025年9月1日より、ジャカルタ、デンパサール、スラバヤの国際空港にて運用開始される。
10月1日からはインドネシア全土のすべての国際空港に拡大される予定だ。
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All Indonesia
All Indonesiaは、従来からあった健康申告書と電子税関申告書のシステムを統合したうえ、到着カードの機能も追加したものだ。
All Indonesiaで到着カードを登録すると、入国情報だけでなく、税関や健康申告書も一緒に処理できるようになる。
ALL Indonesia⇒https://allindonesia.imigrasi.go.id/
インドネシア到着に際しては、インドネシア国民も外国人もアライバルカード登録が必要となっている。
登録は、到着の3日前より可能。
個人情報、旅行詳細、交通手段と住所などを登録する。
登録後に表示されるQRコードをインドネシア入国時に提示する。
もし到着前に登録を済ませていない場合でもインドネシアへの渡航は可能。ただし、入国時にQRコードをスキャンしてAll Indonesiaの到着カードをオンラインで記入する必要がある。ジャカルタの空港ではすでに利用可能となっているとのこと。
ただし、到着時に登録すると、データ処理に時間がかかるため、入国が遅れる可能性がある。事前のオンライン登録が推奨される。
なお、日本人は観光目的であっても、インドネシア入国にはビザが必要となっている。
到着時にVOA(Visa on Arrival)が取得できるし、事前にオンラインでのE-Visaを取ることも可能だ。
ビザの申請は有料。
All Indonesiaの登録は無料。
少々ややこしいことにはなっている。到着カードもビザもインドネシア到着時に手続きできる制度だが、基本的には事前にはすべて登録しておくのがベター。
タイ、フィリピンではすでにデジタル到着カードが本格導入されている。ラオスでも9月1日より一部でデジタル化された。インドネシアにおいても9月1日より一部でデジタル到着カードが導入だ。
東南アジアを旅行する際は事前のオンライン入国登録を済ませておくのが当たり前という状況になった。
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