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各国開国情報 2022年8月アンヘレス旅行

フィリピン入国は簡単だった! 事前準備から実践まで

投稿日:2022年9月1日 更新日:

2022年8月下旬、フィリピンに入国してきた。
最後にフィリピンを訪れたのが2019年8月のこと。パンデミックになってからは一度は訪れていない。
ちょうど3ヶ月ぶりのフィリピン入国となる。
タイと違い、詳細な入国情報を常時チェックしていたわけではなく、まあそろそろ行けるだろうと、適当に思いつき、適当に調べて、適当に実践してみたら、実に簡単だった。
さくっとフィリピン入国である。
タイからフィリピンへの入国となるが、日本からでもまったく同じことだ。
3年ぶりのフィリピン入国手順について追っていこう。

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フィリピン入国要件

参考にしたのは在フィリピン日本大使館の情報くらい。

https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00309.html

2022年5月26日発表の外国人のフィリピン入国要件についてだ。
5月末から開始され、8月時点でも変更なし。

・ビザ要件を満たしていること
・海外旅行保険への加入は不要(加入は強く推奨)
・完全にワクチン接種したことを示すワクチン接種証明書
・出発前48時間以内のPCR検査あるいは24時間以内の専門家による抗原検査の陰性証明書。ただし、ブースター接種済みのワクチン接種証明書があれば陰性証明書は免除となる。
・パスポートの残存有効期限が6ヶ月以上
・短期渡航者の場合は30日以内にフィリピンから出国する航空券を所持していること
・入国後の検疫隔離は不要だが到着7日目まではセルフモニタリングすること

これらを自分のケースに当てはめる。

・日本人はビザ免除対象なのでノービザ滞在30日間可能
・海外旅行保険加入義務はないが、クレジットカード自動付帯の海外旅行保険がある
・ブースター接種済みなので陰性証明書は不要
・パスポートの残り期間問題なし
・タイとフィリピンの往復航空券購入
・隔離不要

つまり、改めて用意しなくてはいけない書類はない。
パンデミック前との違いは、ワクチン接種証明書が増えたことくらいだ。

One Health Pass 登録

一つ、どうしても事前準備が必要がことがあった。
それが、One Health Passの事前登録だ。
すでに廃止されたがタイでいうところのThailand Pass的な事前情報登録システムだ。入国許可証ではないが、空港チェックイン時とフィリピン入国時にチェックされるので、必ず登録しておかないといけない。
出発前72時間以内に登録することになっている。それより前は不可らしい。
WEBでもスマホでも登録可能。

One Health Pass

https://www.onehealthpass.com.ph/

oneと書かれたアイコンをクリックしてRegister。

英語のみだけど、そんなに難しい内容ではない。
ただ、次から次へと質問項目が出てきて、けっこう時間がかかる。

到着空港は、NAIA T3。
ニノイ・アキノ国際空港第3ターミナルのことだ。利用するフライトが空港の第何ターミナルに到着するのかしっかり調べておくこと。

フライトの便名は選択できるようになっている。

ワクチン接種証明書のアップロードなども必要だ。
ブースター接種済みでないならば陰性証明書のアップロードが必要となるはず。検査結果が判明しないと、One Health Passの登録もできないということになる。

よくわからない用語も出てくるが、選択肢から選んでいくだけなので、まあわかるかと。
忍耐強く進めよう。
完全に初見でやってみたが、最後まで進むのに15分くらいかかった。

すべて入力が終わると、登録済みという画面表示となる。

QRコード付きの画面をスクリーンショットして必ず保管しておくこと。
登録したメールアドレス宛にも送信されるという話だったが、結局送られて来なかった。スクショさえしていれば大丈夫だ。
PCで登録したので保存したスクショ画面をスマホに転送しておき、いつでもスマホで提示できるようにしておいた。

VALID FOR BOARDING
QUALIFIED FOR EXPRESS LANE

これで搭乗可能となり、エクスプレスレーン利用も可能となるらしい。

フィリピン行きフライトチェックイン

さて、タイからフィリピンへ向かうフライトはエアアジアを使う。
フィリピンエアアジアのZ2 288便だ。
バンコク・ドンムアン空港を20時35分に出発予定。

チェックインカウンターにはフィリピン入国条件が掲示してある。

1.完全なワクチン接種
2回+1回ブースター接種
2.完全なワクチン接種ではない場合
陰性証明書の提示が必須
3.すべての乗客はOne Health Passの登録と提示が必須

チェックイン時に提示を求められたのは、まずワクチン接種証明書。これはタイでワクチン接種すると利用可能となるモープロムというアプリで提示した。3回接種済みなので問題なし。陰性証明書は求められなかった。
次にOne Health Passの登録画面。スマホのスクショ画面を提示。QRコードのスキャンはなく、画面を見せるだけ。
それから、フィリピンを出国する航空券の提示も求められた。同じエアアジア便でまたタイに戻ってくるので、エアアジアのアプリでの予約画面を見せればオッケー。

・ワクチン接種証明書
・One Health Pass
・出国航空券

この3点をすべてスマホで提示した。
ワクチン接種証明書は紙媒体のものも用意してあるが取り出す必要はなかった。
すべてデジタル媒体でいけた。
でも、あらかじめすべて印刷しておいたほうが手っ取り早いだろう。
チェックイン時には必要な書類を紙にしてパスポートと一緒にまとめて渡せばいいだけだからだ。

あと、One Health Passは、その場で登録しても大丈夫だが、時間がかかる。必ず事前に登録を済ませておくこと。

これでチェックイン手続きは完了。5分もかからない。

バンコクからマニラへのフライト

ドンムアン空港で国際線を利用するのはひさしぶりだ。
2020年3月以来だから、ほぼ2年半ぶり。
やっとここまで回復してきた。

さて、マニラ行きのZ2 288に搭乗する。
搭乗率は8割ほどか。
大半はフィリピン人で次にタイ人、それからファラン少々といった印象だ。

予定より遅れて、午後9時10分に離陸。

機内では、ARRIVAL CARDを渡された。

外国人のみ記入が必要らしい。
日本語併記してあるので、それほど難しくないかと。
ただ一部日本語は明らかに誤りで、Address in the Fhilippinesが「フィリピンでの演説」となっている。アドレスを住所ではなく演説としてしまったか。
まあだいたいで埋めておけば問題なさそう。

フィリピン時間の午前1時25分、マニラ国際空港NAIA3に着陸。

午前1時36分、降機。

ひらすらコンコースを歩き、Arrivalsを目指す。

One Health Passのチェックと入国審査

パスポートコントロールの手前にOne Health Passの表示があった。
どうやら登録状況によってカウンターが異なるもよう。

QRコードまで表示可能であれば、一番手前にある黄色のカウンターへ行けばいいそうだ。
REGISTRATION AND VERIFICATIONとか書いてある。

カウンターがいくつかあり、待ち時間ゼロで順番に。
スマフォにスクショ保存しておいたOne Health Passの画面を提示し、係官がQRコードをスキャン。
ワクチン接種証明書は提示していない。
搭乗してきたフライト番号を聞かれたので口頭で答える。手元にボーディングパスを用意しておくといい。
チェックは以上。
1分もかかってないかも。
拍子抜けするほど簡単だった。

次はパスポートコントロールへ行けと言われる。

入国審査場はすぐ目の前にある。
これまた順番待ちゼロ。

パスポート、アライバルカード、ボーディングパスを提出。
質問はフィリピン滞在期間についてのみ。
何日に出国するのか聞かれて、エアアジアのアプリで出国用Eチケットを提示した。
アライバルカードを回収されておしまい。
ここでもワクチン接種証明書は提示せず。

もう実質的にパンデミック前の状態に戻っている。

1時44分、入国審査完了。
晴れて、フィリピン入国だ。
降機から入国までわずか8分の早業。

預け荷物はないためバゲージクレームはスルーして、トイレへ行っておく。

税関に係員はいたが、ノーチェックでスルー。
1時48分、到着ロビーへ。

早い。本当に早い。
楽勝。本当に楽勝。

他に到着フライトがほとんどなかったことが大きいが、それしても早くて簡単だった。

夕方到着便だと時間がかかりそうだが、深夜着は本当に楽。
まあこのあとの深夜の移動が少々厄介だけど。

フィリピン入国手順のまとめ

滞在期間30日以内の観光目的でのフィリピン入国手順についてまとめる。
日本人はビザ無しで入国できる。

事前に用意するもの
・パスポート
・ブースター接種済みのワクチン接種証明書
・(ブースター接種済みでない場合は陰性証明書)
・フィリピンを出国する航空券
・One Health Pass

フィリピン行きフライトの空港チェックイン時に提示するもの
・パスポート
・ワクチン接種証明書(もしくは陰性証明書)
・フィリピンを出国する航空券
・One Health Pass

機内で渡されるもの
・アライバルカード

フィリピン到着時のOne Health Passカウンターで必要なもの。
・One Health PassのQRコード

入国審査で必要なもの
・パスポート
・アライバルカード
・ボーディングパス
・出国用航空券

以上。
ワクチン接種証明書、One Health Pass、航空券などはすべてデジタル媒体で提示したが、まったく問題なかった。
この手の出入国手続きやスマホ操作に慣れていない人は紙媒体で用紙しておいたほうが無難かもしれない。

基本的な書類さえ揃っていれば、フィリピン入国は本当に簡単だ。
正直、One Health Passの意味はほとんど感じられなかった。面倒くさいだけでもういいんじゃないかと。
タイランドパス同様にそろそろ廃止にしてほしい。

というわけで、なんとも簡単でスムーズなフィリピン入国であった。
予備知識があまりない状態で実践してみたが、特に引っかかるところもなかった。
アライバルカードの変な日本語がもっとも引っかかったくらい。

フィリピン入国にはブースター接種済みで陰性証明書が免除される。
9月7日からは日本もブースター接種済みで陰性証明書が免除となる。
日本とフィリピンをさくっと往来したい場合はブースター接種しておくと楽でいい。
フィリピン入国は簡単なのでぜひともトライのほどを。

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