各国で出入国カード廃止の動きが続いている。
このたび、香港政府より発表があり、香港入国時の出入国カード不要が始まった。
2024年10月16日で出入国カードは廃止となった。
GovHK香港政府一站通
⇒https://www.gov.hk/en/residents/immigration/control/clearance.htm
すべての訪問者は入国審査所を通過する際に到着カードおよび出発カードの提出は不要と書かれている。
日本人はビザ免除措置での香港入国が可能だ。
これまではノービザ入国であっても出入国カードの提出は必要だったが、廃止となったので、もう提出不要だ。
香港入国の際にはパスポートにスタンプが押されずに、スタンプかわりの紙を挟まれる。
自動化ゲートを使うには、e-Channelの登録が必要となっているが、頻繁な旅行者か航空会社上位ステータス保持者にかぎられるとのこと。
一般旅行者はこれまでどおりに有人のパスポートコントロールで手続きする。
出入国カード廃止の動きがどんどん進んでいる。
タイでは、空路入国で出入国カードが不要となり、陸路入国でも一部国境では一時不要となっている。
フィリピンでは紙の出入国カードが廃止され、事前の電子登録に変わった。マレーシアも同様だ。
タイでは、紙の出入国カードが不要になった状態だが、この先はESTAのような事前渡航認証を始める計画がある。事前認証を受ければ、自動化ゲートを使って入国手続きを簡素化することができる。
日本では、日本人は自動化ゲートで出入国し、帰国時の税関検査もVISIT JAPAN WEB経由で税関申告しておけば、自動ゲートを通過することができる。外国人に対しては、日本版のESTAであるJESTAの導入を計画している。
電子化の動きが早くて、なかなかついていくのが大変だ。
とりあえず、タイでも香港でも紙の出入国カードは廃止された状態だ。面倒な一手間がなくなるのは素直に喜ばしい。
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