タイ国鉄(SRT)によれば、バンコクとビエンチャンを結ぶ国際鉄道の開設に向けた準備を進めており、7月には試験運行を予定しているという。
バンコクのクルンテープ・アピワット中央駅とビエンチャンのカムサワート駅を結ぶ。
7月の正式開始に先立って十分な準備を整える。
試運転は7月13日から14日に実施予定。
ウドンタニーとノンカイとタナレーンとビエンチャンの各駅を結ぶ試験運行は5月21日に無事に完了したとのこと。
現時点では、ラオス側の鉄道駅はタナレーンまでとなっている。ノンカイ発タナレーン行きが運行されているが、これをビエンチャンのカムサワート駅まで延伸する。かなりに経済的利益が期待される。
参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2807485/lao-railway-set-for-full-trial-run-this-month
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タイとラオスの国際列車
タイとラオスを結ぶ国際列車の延伸は、何度か延期されてきた。
今年2月の情報では、タナレーンからビエンチャンへの延伸は5月に運行を開始するという話だった。
ラオス側の停車駅がビエンチャン・カムサワートまで延伸となり、タイ側はウドンタニーまで行く。
ビエンチャン・カムサワート駅
現在のタナレーン駅からビエンチャン・カムサワート駅までは7.2kmの距離。
カムサワート駅からビエンチャン市内へは7-9km離れているが、タナレーン駅からビエンチャン市内へはもっと離れている。
ビエンチャンとウドンタニーが国際列車で往来できるようになれば利便性はかなりアップする。
この路線の試験運行は5月に無事に完了したとのことだ。
現時点ではまだ路線延長は実施されていない。7月には開始予定の見込みのようだが。
現行の国際列車スケジュール
列車番号481 ノンカイ-タナレーン
ノンカイ発午前7時30分、タナレーン着午前7時45分
列車番号482 ノンカイ-タナレーン
タナレーン発午前10時、ノンカイ着午前10時15分
バンコクのクルンテープ・アピワット中央駅からラオスのビエンチャン・カムサワート駅への直行列車の試験運行が7月13日と14日の2日間で実施予定だ。
正式開通日はまだ不明。
いちおう、現行のバンコク-ノンカイ線の一部が国際列車として延伸される計画にはなっている。
現行スケジュール
列車番号133 バンコク(クルンテープ・アピワット)-ノンカイ
バンコク発午後9時25分、ノンカイ着午前7時55分
列車番号134 ノンカイ-バンコク
ノンカイ発午前6時、バンコク着午後5時20分
これらの列車が国際列車となり、ビエンチャン・カムサワートまで延長されるという計画だ。
あくまで計画なので、本当に実現するかは不明。
おそらくは、ノンカイ=タナレーンの国際列車のビエンチャン・カムサワート駅まで延伸することを先に実施するものとみられる。
個人的にはビエンチャンとタイ側のノンカイもしくはウドンタニーへ行き来は過去何度もやってきた。国際バスかローカルバス乗り継ぎばかりで、国際列車は一度も使ったことがない。
6月か7月に運行開始となれば、ぜひとも利用してみたいのだが。
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